御前山(シダクラ尾根)
- GPS
- 05:40
- 距離
- 8.4km
- 登り
- 1,068m
- 下り
- 1,122m
コースタイム
過去天気図(気象庁) | 2010年09月の天気図 |
---|---|
アクセス | |
コース状況/ 危険箇所等 |
シダクラ尾根は登山道ではありません。 アセビの広場までは道標類は一切なく踏み跡も無いところが多いコースです。 登山ポストは無く、登山計画書は奥多摩駅のポストに投函します。 |
写真
感想
8:35西鴨沢行きバスに乗車するが、バスは登山客で満員。
8:50惣岳BSで一人下車するが、周りの乗客は不思議そうにしている。
バス停横の階段を下り奥多摩むかし道に降る。
降ったところの神社に安全祈願をして上流に向かい、すぐにつり橋(シダクラ橋)につく。
橋を渡り、橋詰で身支度・ストレッチをして、9;10にスタート。
橋詰の小さな祠の裏側を河原に向け下降する。
対岸に渡らなければいけないが、渡渉地点がわからず適当に渡る。
いきなりのやぶの中を上流側にトラバースすると、上に向かう道にぶつかる。
河原におりた地点から20〜30m上流に歩き、対岸に上に向かう道が見えるところで渡渉すれば良いようだ。
しっかり踏まれた道に沿って登ると、15分程度で送電線鉄塔にたどり着く。
鉄塔の後ろはススキの草むらになっているが、鉄塔の真後ろにかすかに踏み跡が見え、そこを強行突破すると植林の中の作業道が尾根伝いに続いている。
しばらくははっきりした踏み跡が続くが、いつの間にか枝打ちの枝や間伐材に覆われ、踏み跡はなくなる。
尾根を外さない様に、歩き易いところを見つけながらひたすら高みをめざすが、傾斜がきつい上に、枝・間伐材や藪が邪魔をして時間がかかる。
ようやく傾斜が緩むと小さな岩があるピークの頂上が見え、この岩ををめざし進み810mピークに達する。
頂上には、テレビアンテナが立ち左後方から踏み跡が登ってきているが、栃寄部落からのアンテナ保守用の道か?
ここで南東から南に進路を変え、かすかな踏み跡をたどりいったん鞍部に降り再び登り始める。
しばらく急斜面を登り、傾斜が緩んだところに手製の看板があり、「シダクラ峠」の文字が見える。
さらに、植林と自然林の間を登るが、踏み跡は薄くところどころで無くなる。
しかし、尾根が概ね植林と自然林の境界になっていて、迷うような支尾根も無いので、したすら尾根を外さない様気をつけ高みをめざせば問題ない。
しばらくして岩場も出てくるが、切れ落ちている側を避けて登れば危険なところはない。
この岩場を上りきったところが、1062mのピークであるがやせ尾根の端と言った感じである。
やせ尾根を緩やかに登ると、尾根が急に広がり傾斜もきつくなる。
ここも、左が植林で右が自然林の境界を、自然林寄りのかすかな踏み跡を進む。
傾斜が緩み方向をやや東に変えたところで、左後方よりはっきりした道が上がってきて、これに合流する。
この道は体験の森の道の一部で、道なき道を藪をこぎながら進むバリエーションルートはここで終わる。
ここまで約2時間を要した。
合流した後すぐに小さな広場「アセビの広場」に到着し、15分程休憩する。
「アセビの広場」からやせ尾根をしばらく進み、道標に従い次のピークは山腹をトラバースした後、西に向きを変えながらジグザグに高度を上げ、やがて南に進路を変え登り詰めると、惣岳山頂上の直前で大ブナ尾根の登山道に合流する。
ここの道標には、来た道は「山道」となっているが、手書きで「アセビの広場」、「シダクラ尾根」の書き込みがあった。
そのまま御前山に向かい、12時10分に到着、昼食休憩とする。
降りは、栃寄〜境橋に降る一般道を降る。
6月にこのコースを降った時、「栃の木広場」から沢に降る山道は伐採作業の為通行禁止であったが、通行禁止は解けていたので、沢沿いの道をゆっくり降る。
今年は旱魃なのか、沢の流れが無くなる所が多く、途中のわさび田のわさびも枯れかけたりしているのが目に付く。
4:25に境橋に到着。
コメント
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はじめましてこんばんは。ガイドに載ってない所を地形図もって歩くのは楽しいです。ボリュームも手頃だし、山の匂いを嗅ぐのには尾根歩きが止められません。シダクラ尾根、こんど登らせていただきます。敬白
私のつたない記録にコメントを頂き有難うございます。
しばらくヤマレコを見ていませんでしたが、昨日川苔山行記録をアップした時に、コメントがあったことに気付きました。
シダクラ尾根は取り付きが判り易い上、ほとんど歩く人がおらず静かで良いコースです。
その代わり、踏み後があるところでもくもの巣だらけでした。
810mピーク手前の植林の中が、枝打ちの枝、間伐材やヤブで大変でしたが、逆に楽しめました。
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