戦国の山城×3（観音寺城、安土城、八幡山城）

2015年12月30日(水) [日帰り]

• GPS: 04:12
• 距離: 21.1km
• 登り: 1,127m
• 下り: 1,124m

コースタイム

日帰り

• 山行: 4:11
• 休憩: 0:00
• 合計: 4:11

9:10 山麓
9:26 0:00 北向岩屋十一面観音
9:46 0:00 雨宮龍神社
9:51 0:00 地獄越
10:08 0:00 繖山
10:19 0:00 観音正寺
10:36 0:00 繖山
10:57 0:00 北腰越繖山登山口
11:02 0:00 安土城（大手門跡）
11:12 0:00 安土山
11:31 0:00 安土城（大手門跡）
12:16 0:00 百々神社
12:40 0:00 望西峰
13:06 0:00 八幡山
13:21 日牟禮八幡宮

天候

晴

アクセス

利用交通機関：

電車

入山：JR能登川駅から約1キロ
下山：JR近江八幡駅まで約3キロ

コース状況／危険箇所等

・猪子山〜繖山〜観音正寺
昔もJRを使って縦走したことがある山でとても明瞭な道。途中の景色もよい。本日は縦走途中で3人お会いした。観音正寺は西国三十三所になっている寺で、聖徳太子が建立したとされる。観音寺城跡は何もなく、人気もなし。
・安土山
麓で入山料500円を払う。山頂からは北側へ縦走したいなと思っていたが、立入禁止のフェンスが…残念、ネットで縦走記録を探しても出てこない訳だ。観光客が多数いた。
・八幡山
直線の縦走路というより、何度もS字が続く道だが問題なし。縦走途中では2名とすれ違った。八幡山頂部はロープウェイがあるので人多数。景色が良く、恋人の聖地となっている。北側にある長命寺の石階段（このお寺も西国三十三所）も挑戦したかったが、またの機会に。
・安土山→八幡山
ランでアクセス、7キロもあった…。湖の東側の道は歩道がないので車に注意。

写真

12/30 9:22

猪子山へは麓の寺からずっと階段が続いている

12/30 9:25

観音堂から景色が開ける

12/30 9:26

びわ湖の向こうの比良山系は山頂部が雲の中

12/30 9:26

鈴鹿の山もイマイチ
（こちらからだと鈴鹿10山？全山縦走はキツそうだな…）

12/30 9:38

縦走路は案内看板もしっかりあって明瞭

12/30 9:45

雨宮龍神社
（弘法大使が雨乞いをしたとのこと）

12/30 9:49

地獄越。道が5方向にある
（観音寺城の落城時に地獄と化した場所らしい）

12/30 9:55

縦走路は眺めがキレイ
（この山の観音寺城→手前の安土山→奥の八幡山→さらに奥の大津城へ。約30年で城と共に城下町も次々に移った）

12/30 9:59

縦走路を振り返って猪子山が見える

12/30 10:35

繖山（きぬがささん）山頂

12/30 10:33

観音正寺までの縦走路も看板があり明瞭

12/30 10:18

西国33所（32番札所）の観音正寺。
聖徳太子の建立とのこと

12/30 10:26

観音寺城跡。何もない。

12/30 10:40

再び繖山へ戻って安土方面へ下る
（正面湖の奥が八幡山、結構遠いな…）

12/30 11:05

安土山城への石階段で記念撮影

12/30 11:11

本丸の石垣、立派だ。

12/30 11:15

本丸跡地は人でいっぱい。

12/30 11:22

本丸跡地からの西側景色
（この後は西の湖を半周して八幡山へ行く）

12/30 11:22

そう見寺の三重塔
（安土城ができる時に甲賀から移築されたとのこと。信長さんはやりたい放題だな…）

12/30 11:39

西の湖周りを移動。遠いぞ八幡山

12/30 12:00

途中で振り返って繖山と手前に安土山
（安土山は小さいな…）

12/30 12:12

八幡山北側には趣がある建物のユースホステルが

12/30 12:15

百々神社の右側に八幡山への登山口がある

12/30 12:15

八幡山縦走路の看板

12/30 12:29

縦走路の東側には本日登った山々が見える

12/30 12:54

縦走路には案内看板もありちゃんとした道

12/30 12:51

八幡山まであと少し

12/30 13:07

八幡山城跡地。恋人の聖地になってるので、こんな感じ…

12/30 13:11

これから下りる市街地方面

12/30 13:21

日牟禮八幡宮。下山完了
（ロープウェイやクラブハリエの車などで、駐車場はいっぱい）

撮影機器：

FinePix XP80 XP81 XP85 FUJIFILM

感想

hisa_

滋賀に住んでた頃に登ったことがある、滋賀の低山縦走へ。

今回ルートの途中には「聖徳太子が建立した」「弘法大使が雨乞いした」「織田信長が建てた」など、都に近いので歴史が古く、ビックネームにゆかりがある場所が多かったです。

一応歴史好きなので、知ってる名前が出てくるのは楽しいです。この地域の城は、戦国時代の30年間ぐらいで計4回も移動（観音寺城（1568年落城→廃城）→安土城（1582年焼失）→八幡山城（1595年廃城）→大津城（1601年廃城））していて、そのたびに全く別の山などに城が築かれました。さらに、安土築城時にせっかく作られた城下町も、八幡山城ができる時にわずか数年で移されてしまい、その八幡山城もわずか10年で廃城になるなど、歴史に翻弄された地域ですね。

今回のルートは、今夏のトレラン大会と比べれば距離等1/3ほどですが、その時より遅いペースでのんびり楽んで周りました。南西には鏡山、三上山や金勝アルプスなど懐かしい山々が見えたので、今度はそちらへ足を延ばしたいなと思います。