白馬岳〜鑓ヶ岳(猿倉荘発着)



- GPS
- 32:00
- 距離
- 20.4km
- 登り
- 2,345m
- 下り
- 2,340m
コースタイム
5:35猿倉荘(登山口)発 - 6:25白馬大雪渓入口着 - 6:35大雪渓入口発 - 7:40大雪渓終わり- 8:50緊急避難小屋 -9:50村営白馬岳頂上宿舎着 - 10:15頂上宿舎発 - 10:20白馬岳分岐(ここから空荷ピストン) - 10:30白馬山荘 - 10:45白馬岳山頂(後、白馬山荘で休憩) - 11:30白馬岳分岐発 - 12:35杓子岳山頂 - 12:55杓子沢のコル - 13:35鑓ヶ岳山頂 - 13:55鑓温泉分岐 - 14:20天狗山荘
9/20(月)
8:00天狗山荘発 - 8:25鑓温泉分岐 - 9:45鑓温泉- 10:10鑓温泉発 - 11:37小日向コル - 12:55猿倉荘
天候 | 9/19(日)曇り時々晴れ 9/20(月)雨のち曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2010年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
猿倉荘前の駐車場は、前日(9/18)23:00頃に最後の1台でした。 臨時駐車場もあるが、満車になると駐車できないとのこと。 満車の場合は白馬周辺に車を駐めて、バスまたはタクシーを利用とのこと(未確認)。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
猿倉荘に登山届ポストあり。 大雪渓は6本爪の軽アイゼンを使用。 落石を注意する以外は、危険を感じませんでしたが、 今後気温が下がるにつれ、早朝は凍結する可能性があり、 より慎重になる必要があるかもしれません。 登山後の立ち寄り湯は、白馬にある「倉下の湯」。 大人500円。洗い場&露天風呂のみ。 ナトリウム-塩化物・炭酸水素塩温泉の源泉掛け流し。 湯船からは白馬三山が眺められる(男湯)。 |
写真
感想
みなさん、こんばんは。
今回の目的は、不帰ノ嶮。
でしたが、結果は撤退。
2日目夜半から雨が降り始め、
朝もシトシト雨&ガスの状況。
さて、GOするか、否か。
ガイドツアーの方々のなかでも、
GOするパーティと撤退するパーティがあり、
8時前までGOするか否か迷いました。
しかし、「やる後悔より、やらない後悔」が、
ボクたちへなちょこ登山部のモットー。
不帰ノ嶮は次回に期待するとして、
今回は諦めましたorz。
初日の感想は、後日アップします。
今日は疲れました。
*********************************
再び、みなさん、こんにちは。
感想を続けます。
9/18(金)の夜、名古屋を出発し、
23時頃に猿倉荘に到着しました。
当初は道の駅で仮眠するかと考えましたが、
槍ヶ岳の件(山行記録見てちょ!)が頭をよぎり
猿倉荘へ直行しました。
山荘前の駐車場は、ボクたちでいっぱいに。
ギリギリセーフでした(ラッキー♥)。
車中泊をして19(土)の4時半頃に起床。
準備をしてから5時半頃に出発しました。
大雪渓までは余裕。
大雪渓もこの時期は小さくなっているので
30分程度で通過できました。
事前に調べたところ
大雪渓は落石が多く、休憩せず一気に通過した方が無難、と。
しんどそうやな〜と思ってましたが、意外と早く通過できちょっと拍子抜け。
雪の状態が分からないので、軽アイゼンは持っていった方がベターだと思います。
大雪渓を越えたあたりから、急に動きが鈍くなるボク。
息は上がるし、先行する相方kkからも遅れがち。
今週は福井へ出張して、夜ごと呑めや食えやの大宴会。
アルコールに侵された怠惰なカラダに、軟弱なアシに、山は容赦してくれません。
ドナドナ歩いているボクを見たkkは、
オマエの自業自得なんじゃとばかりに
「この、ドジでのろまなカメ!」と、キツイ&古いひと言。
「教官!」てなボケをかます余裕は、
そのときのボクちゃんにはありませんでしたorz。
さらに追い打ちをかけるように「荷物、持ったろか?」。
ウキーッ、めっちゃむかつく〜ッ!
かつてこれ以上の屈辱を受けた経験はあったであろうか(否!)。
これ以上の蔑みは、かつてあったであらうか(否!)。
…ふう、いかん、いかん、冷静にならねば。
ジェダイマスターも言っとった。
怒りはダークサイドへの入口。
考えるのではない、感じるのだ(なんやそれ)。
てな、アホなことを考えながら、
歩くこと約4時間半、やっと白馬岳山頂宿舎に着きました。
稜線は風がきつく、ジッとしているとめちゃ寒い。
休憩中はダウンも着ましたが、それでも寒かったです。
このときの服装は、
♂
ポリ100%Tシャツ(北面)
ポリ100%起毛ロンT(エバーウォーム)
ゴアガッパ(上だけ)
ワッフルパッチ(ユニクロヒートテック)
短パン(グラミヂ)
というナメた格好。
♀
綿ポリロンT(北面)
ウールロンT(?) ←これは着てなかったんだって(9/25追記)
サポートタイツ(ワコール?)
山ズボン
ゴアカッパ(上だけ)
という、こちらもナメた格好。
手先はかじかみ、ちとヤバいなと。
とにかく動こうということで、
白馬岳山頂を目指し再び出発。
分岐にザックを置いていったので、登りはラックラク。
30分ほどで山頂に着き、証拠写真を撮ってすぐに白馬山荘へ逃げ込みました。
山荘はストーブが焚いてあってヌクヌク。
ホットコーヒー(500円だったような)を飲み、
カラダの芯から温めてから次を目指しました。
今日の目標地は、天狗山荘。
途中、杓子岳、鑓ヶ岳を経由していきます。
これがキツかった!
下ったり登ったり、また下ったり登ったり。
風もビュービュー吹いちょります。
歩くとシンドイし、止まると寒い。
こりゃ体力を消耗するはずだわ。
杓子岳と鑓ヶ岳のピークをまくルートもありました。
しかし、天は許してくれても、kkは決して許してくれませんorz。
「ほら、はよ行くで!」とドンドン先を行きます。
今日のkkちゃん、カモシカみたい♥
(と、たまたまご同行していたおっちゃんに
「奥さん、カモシカみたいですね」と言われ、
kkは悦に入ってました)
カモシカの後を、ドジでのろまなカメは付いていくだけです。
とまあ、そんなこんなで
登山口から約9時間かけて天狗山荘に到着しました。
その頃にはすっかりアルコールも抜け、
さっそくビール(スーパードリャー350ml500円)で乾杯。
やっぱ山で飲むビールはウマー☆
飲みながらテントを設営していると、
それまでの天候がウソのように陽が射してきてポカポカ陽気に。
この分なら明日、不帰ノ嶮へも行ける!
ということで、早めに酔っぱらって明日に備えよう。
天狗山荘は自炊スペースがあり、テン泊者も利用OK。
食事もありカレー1000円、ラーメン1000円、おでん700円。
(料金はすべてうろ覚えです。スンマセン…)
ボクたちもそこで呑めや食えやをして、19時半頃には爆睡しました。
写真は明日の早朝とればいっか。
午前1時30分。
フライシートを叩く雨音で目が覚める。
強風でテントが揺れる揺れる。
もうガビーン!、であります。
でも、起きていてもしようがないので、
再び爆睡。
4時、まだ雨が降っている。
5時、6時、6時半…。
とりあえず、不帰ノ嶮に行くにしても行かないにしても
そろそろ起きないとマズイので、
小雨になったタイミングを見計らい起床&テントを撤収。
自炊スペースでパンを食べながら情報収集。
山荘の方によると、天候は回復傾向にあるとのこと。
迷う。行くか? 退くか?
…結局、退くことにしました。
「やる後悔より、やらない後悔」。
次の機会を待ちます。
帰りは鑓温泉経由で、猿倉荘へ。
8:00頃に天狗山荘を出発。
9:45頃に鑓温泉に到達。
30分弱休憩して、あとはひたすら下界を目指す。
登りはキライだけど、下りはダイスキ!
重力ってスゴイね。
猿倉荘へ着いたのが13時前。
天狗山荘から5時間ほどでした。
自分たち的にはかなり早いペースで歩いたつもりです。
さて、
ということで、今回はこのあたりで。
どーでもいい感想でスミマセン。
山行中にお会いしたみなさま、ありがとうございました。
またどこかの山でお会いしましょう!
天狗山荘のみなさま、ありがとうございました。
来年またお邪魔します!
感謝、多謝。
♂15kg
♀10kg
「やる後悔より、やらない後悔」
そうです、体が無事ならまた行けばいいのですから。
濡れた岩場・鎖場は気を抜くと惨事に繋がりますから、判断は間違ってないと思います。
自分も無理なく楽しい難所歩きをしたいものです。
お互い精進しましょ!
白馬三山お疲れ様でした(^O^)/チームD700のYasupisoです(*^_^*)写真はゴールデンパターンのD700+20mmですね。写真から楽しさが伝わってきます!
私も今月の頭に同じルートを歩きました。とにかく疲れました。。。よかったら山行記録訪問してくださいね。
yarijapanさん、Yasupisoさん
コメント、ありがとうございます。
yarijapanさん
そうですよね、体が無事ならまた行けますよね!
8月から奥穂高(涸沢で撤退)、槍、西穂高へ行き、
根拠のない自信をつけた相方kkは未練たらたらでした(笑)。
来年、またトライしますッ!
Yasupisoさん
ゴールデンです(笑)。
最近は単焦点、特に20mmばかりです。
短い弾なので取り回しがよく、重宝しています。
ただ、たまに望遠を持ってくればと思うこともありますが…。
またちょくちょく、山行記録にお邪魔しますね!
今後ともよろしくお願いします!!
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する