雲取山(七ツ石小屋にテン泊して鴨沢ピストン)
- GPS
- 09:10
- 距離
- 23.3km
- 登り
- 1,771m
- 下り
- 1,751m
コースタイム
- 山行
- 3:11
- 休憩
- 0:25
- 合計
- 3:36
- 山行
- 5:17
- 休憩
- 1:37
- 合計
- 6:54
天候 | 晴れ |
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過去天気図(気象庁) | 2015年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス 自家用車
8:19 新宿 - 9:51 奥多摩 ホリデー奥多摩5号 (この後の電車でもバス間に合いますが、テン泊の荷物があるので直行便を選択) 10:55 奥多摩 - 11:30頃 鴨沢 西東京バス 帰り 16:03 鴨沢 - 16:39 奥多摩 バス (実際には鴨沢から1時間程歩いて峰谷橋というバス停から乗りました) 17:40 奥多摩 - 17:27 青梅 17:30 - 19:42 新宿 |
コース状況/ 危険箇所等 |
危険個所特になし。雪はありません。朝は霧氷が降り注いで地面は薄く白い状態ですが滑るようなことはなし。帰りはそれがとけてドロドロです。 |
その他周辺情報 | 鴨沢~奥多摩の途中、峰谷橋バス停から橋を渡って上部に馬頭館という旅館があり日帰り入浴できるようです。この日はお休みでしたが・・・ 奥多摩駅から徒歩10分のもえぎの湯、行ったら営業終了してました・・・ 同じく徒歩すぐの玉翠荘というところ。ここはやっていたのですが宿泊客が入浴中とのことで断られる・・・ 三連敗して駅前の寿々喜屋というお蕎麦屋さんへ。 |
写真
装備
備考 | ライター壊れてました。行く前に一回つけるべきでしたね。 |
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感想
今年最後の山行は雲取山でテン泊です。七ツ石小屋までなら長いですが道がいいので荷物担いで行けるだろうと思ったのと、雪山に行きたいけど本格的な雪山でテン泊する勇気はないし、装備もないしで、雲取山にした次第ですが、暖冬で期待していた雪は全くありませんでした。
1日目
9:30奥多摩初のバスに乗るつもりが、出遅れて次の10:55になってしまいました。2年前お祭登山口から登った時もこのバスに乗ったような。まぁそれでも日暮前にテントが張り終える位にはつければいいかなと。
鴨沢バス停〜登山口まで、急な車道や山道でここが一番つらかったような気がします。登山口に入ってからは急に歩きやすくなります。重い荷物でもそんなにつらくないです。休み休みで3時間半位で着ければいいかなーと思っていたら、大体その位になりました。
七ツ石小屋には既に2張のテント。一人じゃなくてよかったー。
テントを張ろうとしたところ、ポールをテントに固定する最後の差し込みが中々入りません。いつも苦労するところですがこの日はさらに四苦八苦。見かねたお隣の方が手伝ってくれました。とても助かりました。おかげで暗くなる前に張り終えることが出来ました。
その後夕食を作ろうとしたところ、ライターのカチっていうところがカチッてならず火がつきません。またまた隣の方にライターを借りようとしたところ、予備があるからあげる、と言ってくださり本当に助かりました。おかげで夕食が食べられました。
前回八ヶ岳で鍋の下にくっついているビニールの鍋置きを火にかけて燃やしてしまったんです。そのせいかジェットボイルの調子が悪く、ガスはあるはずなのに勢いがまるでありません。さらに野菜を入れすぎたため、ぬるーい鍋が出来上がってしまいました。無理して何度にもわけて食べました。お供はペットボトルに入れて持ってきた白ワインです。400ml位。そんな高地じゃないからすぐ飲めちゃいました。足りなかったなー。でも高いお酒は買いません。お金を落とさない嫌な客です。
食べ終わってさー後は寝るだけか、と思った位にテン泊客が一人到着したようです。こんなに暗くなってからどこから来たんでしょうね。
前日の夜はマイナス7度だったとのこと。この日の夜は確かに寒いですが、耐えきれない程ではありませんでした。足先に貼るカイロはマスト。その他に貼らないカイロを腰と首の後ろに。首の後ろに直に付けるとすごくあったかいです。低温やけどなんて気にしていられません。
寒さはクリアできたとは言え、あまりよく眠れず、スマホで読書してました。
2日目
明け方近くにやっと眠れたので朝は予定より1時間遅れの5時に起床。
今回はごはんを持参したので、湯煎して温めて鮭のフレークを混ぜておにぎりを作ろうと。ジェットボイルの調子が悪いのですごく時間がかかりました。色々やっている内に日の出。さらに準備に時間がかかり出発は8時近くになってしまいました。2日連続の出遅れです。
先ずは前回は行かなかった七ツ石山に向かいます。これが行って正解でした。誰もいなくて静かな中、霧氷がとても綺麗で青空とのコントラストを堪能できました。7ツ石山を下りるまでは風も殆どなかったので、吹き飛ばされずに残っていたようです。今回の一番の収穫かもしれません。
七ツ石山を下りて尾根道に出てからは風が強く、非常に寒い。登りがとてもきつい。いつもは荷物が軽くなったのを楽しむのですが、軽くなっているのに昨日と同じ位つらい。もう少し軽やかに登れるように、自分の体から荷物をなくさなければ。来年の課題です。そんなこんなで強風で寒くて登りが辛い中山頂までたどり着きました。前回は富士山が見えたのですが、晴れているのに見えないですねー。
避難小屋でお昼とコーヒータイム。この時点で帰りのバスの時間を調べたところ、14:40というのがあってその後だと16:00になってしまいます。テントの撤収が30分で出来ればギリギリ間に合いそうなので、急いで出発です。
帰りの尾根道で富士山が見えるのを期待しましたが、最後まで雲に隠れたままでした。登ってくる人いっぱいいます。みんな下からきてるんですよね。すごいなー。私には日帰りは無理かも。
七ツ石小屋に戻って急いで撤収します。ここも人が沢山休憩しています。
30分目標が1時間位かかってしまいました。この時点で14:40のバスはあきらめるべきだったのですが、あきらめきれず急いで下りてしまいました。荷物も重いし、ただでさえ下りが苦手なのに間に合うわけがありません。でももしかしたらバスが遅れるかもしれないし、なんて往生際悪く最後まで急ぎました。休憩も入れないので最後の方足が限界でした。何回かグキって行きそうになりましたが靴のおかげで無事でした。こんなくだらないことで一生登れない足になったら大変ですね。反省。
結局バス停に着いたのは14:48。こんな寒いところで1時間以上いられないと思い、少し先まで歩いてみることにしました。ですが歩いたところで何があるわけでもありません。1時間近くあるいたところに入浴のできる旅館があったので、電話してみたところ、今日はお休みとのこと。そりゃそうか。大晦日ですもんね。ここで諦めて近くのバス停から乗ることにしました。この1時間の歩きですっかり冷え切ってしまいました。山の中より風が強いです。
奥多摩駅について一度行ったことのあるもえぎの湯に10分歩いて行ったところ、営業終了してました。大晦日は早じまいのようです。さらに駅の近くの玉翠荘というところでもやっているけど、宿泊客の迷惑になるから今の時間はダメと言われ、駅前のお蕎麦屋さんで熱いかきたまそばを頼み、内側から温めることにしました。これで少し生き返りました。そうか年越しそばですね。ありがたいありがたい。
次回への教訓
準備や撤収は素早く。素早く出来ない場合は早く起きること。
ライターは家で一回つけてから持っていく。
当たり前のことばかりですね・・・
来年の目標
三峰神社から雲取山登ってみたい。できれば日帰りで。
雪山でテン泊。
楽に登れるように体の重量を落とす。
最後の2つはできるか怪しいですが・・・
ということで、来年もよろしくお願いします!!
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