行ってはいけない雪の石ブテ西谷@金剛山


- GPS
- 03:30
- 距離
- 8.4km
- 登り
- 818m
- 下り
- 822m
コースタイム
天候 | 曇 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2025年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
青崩道分岐以降は踏跡無し(当たり前か…) |
写真
感想
前日、名古屋から奈良の自宅への帰り、名阪国道がものすごい雪。奈良盆地に入ってもみぞれ混じり。
本当は最近上がりがちの花レコにしたいと思ってましたが、朝一の金剛葛城を2階の窓から見てしまいました。
いそいそと支度をして出発。8時半に駐車地に到着します。さて、どのコースで行くかな…
もしかして 少し花が咲いているのではないか、と淡い期待含みで「石ブテ西谷」をチョイス。しかし浅はかでした、昨年も同時期にこの谷登ったものの花はまだまだの状態だったことをすっ…かり忘れてるんですね…。
しかも昨年は霧氷程度でしたが、今年はまさかのなごり雪後。青崩道分岐を過ぎるともちろんトレース無く、新雪をサクサク踏みしめます。そして気づきます、花どころか葉までもが全て雪の下であると。そしてニットキャップを被っていたせいか、ヘルメットを忘れて来たことを。
これで普通は目的が無いため一度戻るとこなのですが、私はとにかくめんどくさがりでこの冬も穂高以外ではアイゼンつけなかったし今回も「まあこのまま行くか」と容易く判断してしまいました。
ところがやはり道があるところまでは良かったのですが、入渓するとこれまでとは勝手が違い雪が乗った所を踏んでいいのかどうかがわからず、幾度か踏抜いて靴が水没したり避けて岩を踏むと凍っていて滑りスネまで浸かったりともう大変。
特に滝登りは手がかり足がかりが雪で見えないし滑るしでもうこうなると全てをロープに委ねるしかありません。下から思い切り引っ張ってみて安全性を確認し(あてにはならない確認ですが)全体重を預けてよっちら登ります。基本ロープのある滝全て命預けました。怖っ。
途中雪の下に埋もれたネコノメソウを探すも不発、結局この日の花は無し。予想通り。
ラストの滝を登ると手袋も水浸しで満身創痍、首に掛けたタオルは両端が濡れて凍りヌンチャクみたいになってます。この先は勾配は楽ですが積雪が増え、金剛山でもこんなに積もるのかと感心しました。
結構ボロボロの状態でしたがセトに出てようやく一安心。山頂広場は雪が降ると集合される雪像クリエイターの皆様がセッセと雪集め中以外は登山者の姿もほぼ無く、寂しく1人ラーメンいただいて撤収。
帰りはクールダウンの青崩道でじわじわ、道中のお花ポイントも雪に覆われ咲くのは果たしていつになるのやら〜と思いながらも結構すぐ咲く気もしていて気が抜けない春が近づいてますね!
そして帰宅後、全身の慣れない筋肉を使ったため余波が来てます…ふくらはぎ以外のアチコチに痛みが、ヤバいっ!
あ、タイトルの「行ってはいけない」は、あくまで無謀な装備で、と言う意味です。
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