記録ID: 7927663
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雪山ハイキング
槍・穂高・乗鞍
やや強風〜常念岳東尾根
2025年03月22日(土) [日帰り]



体力度
6
1~2泊以上が適当
- GPS
- 12:50
- 距離
- 22.3km
- 登り
- 2,186m
- 下り
- 2,188m
コースタイム
日帰り
- 山行
- 11:46
- 休憩
- 1:04
- 合計
- 12:50
距離 22.3km
登り 2,186m
下り 2,188m
14:51
ゴール地点
色々ごたついて約1時間ほどは登山中に立ち往生してしまっていた。よって、意図しない長時間の休憩時間となってしまった。身体が冷えた。色々考えさせられた登山となりました。
天候 | 晴れだが時折強風 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2025年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
/ 危険箇所等 【烏川林道~東尾根取付】 数年前の2月は林道上こ積雪がほぼ皆無であったが、今回は雪が多く残っていた。また、凍結箇所多数あり。ある意味核心部。林道徒歩で30分程度で東尾根取付へ。今年も林道においては、道上から法面伝いに雪解け水が流れており、復路では泥だらけのアイゼン、ゲイター、ストック登山靴等を洗った。感謝の水だ。東尾根の取付点は、 1.ヘアピン直後のカープミラー脇 2.尾根に向かう鉄梯子 3.管理標識No.63 の3か所があるらしいがナイトハイクだった為最も確実な管理標識No.63を利用。 【東尾根取付~1955mピーク】 取付直後の鉄塔から尾根伝いに真っ直ぐ登る。今年は笹の藪漕ぎが無い、笹は全て雪の下。これは快適だ。1328mの林道終点合流後は尾根直登の激登り開始。つづら折りの親切設計とはいかず、とにかく尾根を直登。等高線に対して直角に登るイメージ。 【1955mピーク~森林限界】 とにかく素直に尾根を詰め標高を上げることに気を遣いたい。途中平場も多くテント適地が多いが、そのような場所は濃霧時のルートロストに注意したい。2,100mを越えると笹と高木中心の林が突然低木林になり視界が開けてくる。そこまで来れば森林限界はすぐそこである。 【森林限界~前常念岳】 森林限界を越えた途端一気に360度の視界が広がり、これから詰める東尾根と常念岳が目の前にドカンと聳える。今までの苦労も報われテンションが上がる瞬間だろう。前常念直下に岩稜帯が確認できるが、古いトレースは右巻きにトラバース気味であった為、素直にその通り登った。今年は積雪が多い為、雪岩ミックスではなく、ほぼ雪道の登下降となった。トラバースから尾根上に乗っかると南側は雪庇が張り出している。前常念岳付近の雪質は、程よいクラスト具合であったが、下山時は腐っていた。これからの季節は日によって条件がまちまちであろう。 【前常念岳~常念岳】 最もテンションが上がるビクトリーロードである。強い風にさらされる為か雪質がややアイスバーン気味。走りたくなる気持ちを抑え慎重に登頂したいところだ。雪庇の張り出しは控えめ。途中見上げて右手側、一ノ沢へのルンゼが綺麗に繋がっている。この大斜面を滑走したくなる。 |
写真
装備
備考 | サングラスを落としてしまった。ガッカリ。前常念岳直下のルート上に磯部餅が落ちていた。誰かの行動食だろうか。食べたかったが目につきやすいところへ置き直してその場を後にした。 |
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感想
3/22は風こそ強いが寒気も抜けるし天候は良さそうということで、久々に常念岳へ行ってみることに。本当は笠ヶ岳に行こうかと考えていたが、3/19までの積雪がそれなりの量であったらしいので、雪崩リスクを考慮し今回はパス。尾根歩きかつ西からの強風とのことで、比較的風の影響を受けにくそうな東側の斜面を歩くが吉と考え、今回は常念岳とした。結果として風の脅威はそれほどでもなく、結構快適な稜線歩きでした。しかしながら、朝イチはかなりの強風だったらしく、引き返してしまったパーティも複数あったらしい。風が弱まったタイミングで稜線に出れてラッキーでした。
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