大霧山〜堂平山
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- GPS
- 05:58
- 距離
- 14.1km
- 登り
- 1,144m
- 下り
- 984m
コースタイム
天候 | 晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
帰り)白石車庫→小川町駅(イーグルバス)、⇒〈東武東上線〉 |
コース状況/ 危険箇所等 |
標識は完備され、特に危険な所はない。 コースの多くはやや鬱蒼とした針葉樹林帯の中の道となる。 粥新田峠から白石峠間はこまめなアップダウンが続く。道中、いくつかの急階段に注意を要する。 |
写真
感想
今年最初の山は奥武蔵(あるいは外秩父)の大霧山から堂平山とした。
小川町駅からの朝8時過ぎのバスは登山客3名と地元客2名、ここでも過疎を感じさせる。
橋場で降り、粥新田峠に向かう。基本は街道沿いだが、途中はショートカット道が用意されている。峠手前で見た赤い頭巾を被ったお地蔵さんが可愛い。
粥新田峠が大霧山の登山口、すぐ上で関東ふれあいの道に出会う。
30分で大霧山頂上に達する。それまでの樹林帯が急に視界が開け、南西から北側にかけて遮るもののない大展望が広がり一瞬息を呑む思いだ。
南西に武甲山から奥多摩、奥秩父の峰々、西方に両神山から秩父の町並み、北に男体山など日光の山々が望める。実に素晴らしい眺めだ。
ここでコーヒーを飲みながらじっくり眺めを楽しんだ。
いつまでも眺めていたいが、まだ先は長い、定峰峠に向かう。
暫く行くと牧場の柵越しに笠山と堂平山のランドマークとなるドームが見える。急な斜面を下って旧定峰峠へ、薄暗い樹林帯の中、ちょっと変化をつける獅子岩を見る。
階段を下って定峰峠に、茶店の1軒は営業中だが、ここはやり過ごして白石峠方面に向かう。
急な手すり付きの階段を登ったところで休憩場所を見つけ、ここで昼食とする。
昼食後も淡々と樹林帯の道を行き、長くて少々歩き難い急階段を下りて白石峠に着く。
ここからは車道もあるが、剣ヶ峰への山道を行く。その剣ヶ峰には峰ならぬ鉄塔が立っていて足元に劔峰大神の石碑が置かれている。
剣ヶ峰からは階段を下ってすぐに堂平山頂上に到着。天文台ドームがそばにある。
広々とした頂上からはこの日、2度めの絶景が堪能できる。
西側目の前に今まで歩いてきた大霧山と上州から奥秩父の山々、そして圧巻なのは反対側の東側に地平まで広がる関東平野の大展望だ。東京のビル群やスカイツリーも確認できる。
眺めを楽しんだ後、時計を見ると3時半のバスに間に合いそうだ。急いで帰り支度をして笠山峠から白石車庫バス停に向け下っていった。
今回は、大霧山と堂平山の2つの好展望地を意外に歩きがいのある山道で結ぶコースとも言えそうで、結果として満足した山行になったと思う。
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