冬の赤岳、ようやく登る 文三郎道〜地蔵尾根
- GPS
- 27:55
- 距離
- 16.7km
- 登り
- 1,446m
- 下り
- 1,431m
コースタイム
- 山行
- 3:56
- 休憩
- 0:05
- 合計
- 4:01
天候 | 1日目 快晴 2日目 朝のうち曇りのち快晴 夕方曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス
茅野駅〜美濃戸口 ¥930 |
コース状況/ 危険箇所等 |
南沢コースは概ね標高2200mくらいからしっかりとした雪道になります。 何ヵ所かアイスバーンになっているところがありますので滑り止めがあると安心です。 文三郎コースは阿弥陀岳分岐まで圧雪されていて歩き易かったです。 それより上の竜頭峰付近の岩場は雪がついていなくて、ちょっと登りにくかったです。 連休とあって赤岳直下は渋滞していました。 赤岳山頂から地蔵の頭までは所々雪の着きが悪いところがありましたが、そういうところは鎖もでていたりして、特に問題はありませんでした。 地蔵尾根はナイフリッジができていないようですし、圧雪されていて歩き易かったです。 冬の赤岳は初めてですので、例年との比較はできません。 暖冬の影響で雪が少ないようです。全体的に予想していたよりも歩き易かったと思います。 |
その他周辺情報 | 行者小屋 1泊2食 ¥9,000 八ヶ岳山荘 日帰り入浴 ¥500(温泉ではありません) |
写真
感想
冬の赤岳。
いつかは登ってみたいと思っていましたが、なかなかその勇気が持てずに一歩を踏み出せないまま過ごしてまいりました。
けれども冬の天狗岳を3回経験しているし、そろそろ赤岳も行ってもいいんじゃないかと少しずつ思うようになってきたのでした。
それは先の年始の4回目の天狗岳山行で確信となったのでした。
悩んだのは文三郎を登るのか、地蔵を登るのか。
いや、文三郎を下るのか、地蔵を下るのか。
要はどちらが下りやすいのかということなんですが…。
色んな人に、そうこの前の天狗岳山行の際にも色んな人に聞いてみました。
たいがい皆さん、「地蔵尾根は下りたくない」と仰っていました。
「地蔵尾根を下るくらいなら横岳に行っちゃう」っていう人もいましたけど…。
でも、その次の言葉は皆さん必ず「文三郎もねぇ…」と続くのでした。
そして皆さん決まったように「中岳道が簡単だよ」と教えてくれるのでした。
結局、自分の目で確かめないとはっきりとはわからないということがわかったのでした。
文三郎を登り地蔵を下る。
最後の決め手は赤岳直下から岩場の下りにちょっと自信が持てなかったこと。
これだと登頂後に天望荘で休憩もできるし、自分なりにこれが一番安全だと判断したのでした。
冬の赤岳。行者小屋から登り始めてから1時間半、なんかあっけなかったです。
行者小屋までゆっくり回ってきても4時間。
拍子抜けするくらい、あっという間の山歩きでした。
天候にも恵まれたということもありますし、雪の少なさをどう判断するか難しいところですが考えていたよりずっと易しく感じました。
むしろ、南沢のなんとも言えない「かったるさ」が印象に残った山行となりました。南沢にももう少し雪がついていれば印象も変わっていたと思いますけど。
それでも、目標としていた冬の赤岳に登ったことには変わりませんし、それなりに楽しい山歩きでした。もうちょっと長く稜線歩きが楽しめたらよかったんですが、今日のところはやめておきました。
次回は雪がもっとたくさんある時に登ってみようと思いますし、いつかは赤岳から硫黄岳の縦走ができるようになったらいいですね。
次の目標もできましたし、やっぱり山いい!
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