夜明けの大山、下山はネクタイ尾根と梅ノ木尾根
- GPS
- 09:21
- 距離
- 13.6km
- 登り
- 1,304m
- 下り
- 1,318m
コースタイム
天候 | 晴れのち曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
伊勢原市営(らしい)の無料駐車場です。 様子はこちらの写真をご覧ください。 http://members3.jcom.home.ne.jp/genki98/parking/parking_198.html |
コース状況/ 危険箇所等 |
■ 駐車場〜見晴台〜大山 ・よく整備されています。 ・大倉尾根に負けない階段地獄だと思う。 ■ ネクタイ尾根 ・大山から北尾根を進み、モノレールが3方向に別れる地点から東へ下ります。 ・所々踏み跡が不明瞭な箇所がありますが、大部分の区間で「これが道かな?」と感じる程度の踏み跡はありました。鍋割山の北尾根くらい、と言えば分かりやすいでしょうか。 ・1070m辺りではっきりとした尾根が見えなくなる(下りの場合)ので、注意が必要だと感じました。 ■ 梅ノ木尾根 ・全般的に踏み跡は明瞭です。 ・浄発願寺奥の院分岐(ベンチがあるところ)までは、ところどころに手製の道標があります。 ■ 参考になる山行レポ ネクタイ尾根と梅ノ木尾根 http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-784223.html (sonorhanaさん) |
写真
装備
個人装備 |
半袖Tシャツ(水色&灰色)(1)
ジャケット(辛子色)(1)
薄手フリース(ピンク)(1)
ダウンジャケット(赤)(1)
帽子(茶色)(1)
タオル(1)
サングラス(1)
ヘッドランプ(1)
予備電池(3)
腕時計(1)
デジカメ(1)
1/25000地形図(1)
ガイド地図(1)
コンパス(1)
筆記具セット(1)
保険証(1)
飲料(1)
トイレットペーパー(1)
熊避け鈴(1)
iPhone5S(1)
充電バッテリー(1)
充電USBケーブル(1)
計画書(1)
ストック(2)
非常食(1)
ツェルト(1)
救急セット(1)
ガスバーナー(1)
ガス缶(1)
コッヘル(1)
万能ナイフ(1)
箸(1)
日焼け止め(1)
|
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備考 | またレインスーツを忘れてしまった。雨や雪が降らなくて良かった。 |
感想
朝なら雲もそれほど広がっておらず日の出を拝めるかな?と考えて、近場の大山に登ってきました。期待していたような明るい日の出は見られませんでしたが、朝日に赤く染まる富士山を見られたし、人気のない清々しい山頂で朝食を取れたので、満足です。
暖冬のせいか、ユニクロの薄いダウンジャケットを2枚重ねするだけで寒さは感じませんでしたが、iPhone5Sのバッテリーは寒さに耐えられなかったようで、日の出の待ち時間中に突然シャットダウンしてしまいました。ポケットに入れて暖めるようにしたところ、以後、不調はありませんでした。
今回の登りは、真っ暗な中を歩くため、日向薬師〜見晴台〜大山山頂のメジャーで安全なコースを選びました。このルートを登りに使ったのは初めてでした。下山してくる人がいないため道を譲る必要がなく、すいすいと歩けました。
下山のルートは、未踏のネクタイ尾根と梅ノ木尾根を選びました。最近はジオグラフィカの地図表示機能やルート表示機能に頼ってばかりだったので、久しぶりに紙の地形図とコンパスとの組み合わせでルートファインドしながら歩くことにしたのですが…、もうすっかり勘が鈍っていてダメダメでした。
歩き始める前には、地形図をよく見て、これから進む方向がどのくらいの坂(等高線の密度)になっていて、どのくらい(距離や時間)歩いたらどんな地形(鞍部、小ピーク、左右カーブ、尾根の分れ等)があるのか等の情報を頭に入れておく必要があります。数年前にkamogさんの講習で教えていただきました。しかし、今ではこれらの情報の内の一部しか頭に入れていない(入らない)ことに気付かされました。
例えば、「この先、東へ向かうと小ピークがある」と地図読みして歩き始めるのですが、その小ピークまでの距離や予想時間を確認しておらず、現在地がわからなくなるということが何度かありました。
大山の東側には読図の練習に適した場所がたくさんありますので、ヤマビルやスギ花粉が出てくる前に、何度か足を運んで経験を積みたいと思います。
melonさんこんにちは。
大山のまわりは色々なコースがあるようですが、冬場のトレーニングにいいコースですね!
それにしても今年は異常なくらい冬らしくないですね…
ようやく気温が下がってきたのでこれから山も白くなってくるのでしょうか?
日向薬師の梅林など、満開の頃にぜひ行ってみたいものです。
sekihiroさん、コメントありがとうございます
寒くてヤマビルが出ず、天気予報が快晴ではなかったので(快晴だと見晴らしの良い稜線を歩きたくなるので)、大山の東側へ繰り出しました。アップダウンも適度にあって楽しめました。
この日は暖かでしたが、今日はとても寒い一日でした。ようやく冬がやってきた感があります。これで低気圧が来て雪が降ってくれれば山歩きももっと楽しくなるのですが。やっぱり冬には白い山々を見たいですね。
melonpanさん、初めまして。12月に私が歩いた際のレポが多少なりともお役に立てたようで良かったです。大山周辺は色々なルート取りが出来るので読図練習も兼ねて歩くには良いですよね。春先まではヒルの心配が無いので、私もバリルート含めて歩き回りたいと思っています。
melonpanさんも安全かつ楽しい山行を! どこかでお会いしたらお声がけください。
sonorhanaさん、コメントありがとうございます
はい、参考にさせていただきました。GPSのデータを事前にジオグラフィカに取り込んで臨みましたので、コンパスと紙の地図に頼ること無く安心して歩くことができました。^^;
大山東側のバリエーションルートは今回初めて歩きましたが、広沢寺温泉方面など、いろいろな分岐の存在をこの目で確かめ、より興味がわきました。機会を作って歩いてきます
こちらこそ、どこかでお会いしましたらお声がけください。
1060では小尾根、大尾根分岐4本しています。中二本の太い尾根の左尾根は唐沢堰堤の少し下に降ります。今度歩いてみます。
i_wata18さんの庭である大山東側へおじゃまして来ました
1060m辺りの尾根分岐地点は尾根が不明瞭になってちょっと嫌らしいですが、ほぼ直進すれば良いので、コンパスが指し示す方向を信じて進めば大丈夫でした。
一方、梅ノ木尾根は小ピーク毎にほぼ尾根の分岐があり、進む方向をその都度確認する必要があり、難しく感じました。結局、ジオグラフィカで位置確認をしてしまって地図読みの練習にはなりませんでした。文明の利器は素晴らしいですが、一度その便利さを味わうとなかなか抜け出せなくなります。
こんにちは、いつもジオグラフィカをご利用ありがとうございます。
Android端末やiPhoneを寒い山で使っていると、傾向としてはiPhoneの方が低温に弱い気がします。おそらく保護回路が働くのだと思いますが、え、この程度で?という寒さでシャットダウンが掛かってしまいます。積雪期は冷やさない様に気をつけないと使えませんね。
ミドルウェアのポケットに入れておけば大丈夫ですが外気に晒すと短時間で電源が落ちてしまいます。実際にバッテリーが空になったわけではないので、レポで書かれている通り温めれば復活します。0℃未満で落ちるのはiPhoneの仕様なので仕方ないですね。
GPSは地図と地形を読む答え合わせに使うと地図読みの勉強になります。余裕があるときはそういった練習をされるといいと思います。
一方で、GPSを使えば現在地特定の時間を短縮できるため、全体の行動時間が短くなります。山では行動時間が短い方が安全ですから、必要な時は積極的に役立てるのもいいと思います。
今後は登山にGPSを使うのが普通になっていくと思います。地図読みも出来てGPSも使えたら道迷い遭難のリスクは格段に減ります(というか実はGPSと言っても地図読みの知識が無ければ威力半減だったりします)。是非お役立てください。
keizi666さん、こんにちは。
こちらこそ、使いやすいGPS地図アプリを開発し、安価でご提供されていることに感謝しています。
まさに「え、この程度で?という寒さでシャットダウンが掛かってしまいます」な状況でした。画面にはバッテリー切れを示すアイコンが中央に表示されました。登山中は英語学習Podcastを流しながら歩いていたので(静かな暗闇の中を歩くのは怖いので)、一瞬「Podcastアプリが電池を大量に消費したのか?」と疑ったのですが、すぐに寒さのせいで電池が正しく動作しなくなったのだと理解しました。
GPS地図アプリに頼りきると地図読みの勘が鈍る…というより、地図読みや地形読みをする習慣がなくなりますが、一方で、おっしゃるとおり、「全体の行動時間が短くな」るという利点もありますね。
ただ、行動中にiPhoneが故障したりバッテリー切れを起こしたりすることも考えられるので、そういった事態に備えて地図を読む習慣や知識は失わずにいたいと思う次第です。
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