白馬岳(猿倉側から)
- GPS
- 33:00
- 距離
- 12.6km
- 登り
- 1,716m
- 下り
- 1,701m
コースタイム
28日 7:00白馬山荘-7:30白馬岳-9:00大雪渓-10:50猿倉
天候 | 27日 曇り 28日 曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2008年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
猿倉から白馬尻小屋までは、曲がりくねった砂利の林道をひたすら歩く。途中、白馬鑓温泉方面分岐がある。水浸しになっている箇所もある。 大雪渓はアイゼン無しでも頑張れば登れる。下りはアイゼン無しだとズルズル滑る。登りよりも下りの方が危険。雪渓登りを避けて横の岩礫を登る人もいる為、道が枝分かれになる。このまま雪渓を行くのか、岩礫に入るのか紛らわしい箇所もあった。 村営白馬岳頂上宿舎付近の登山道は、岩塊と岩礫地帯で高山植物もたくさん咲いていそうなところ。9月下旬に登った為、登山道がパキパキに凍りついてスケートリンク状態だった。転倒の注意が必要。 村営白馬岳頂上宿舎でアイゼンの貸し出しを行っている。金額、手続き等方法は分からない。白馬山荘でも貸し出し行っているかもしれない。 9月下旬の白馬岳山頂は、霜の付いた木標や高山植物で幻想的な霧氷地帯となっている。風が無くても寒くて痛い。肌を露出していると(特に頬)凍傷になる恐れがあるので注意が必要。 登山客は夏山に比べかなり少ない為、喧噪から離れることが出来るし、夏山の煩わしい雑魚寝も無いのでスペース広々使える。でも小屋内は寒い。 |
写真
感想
◆行動の記録
北陸自動車道糸魚川IC下りて、国道148号線を南下する。 午前7時、村営猿倉荘の奥の駐車場に車止める。2週間前の9月7日(日)に栂池自然園側から登ったけど、雨で良い景色眺めることができなかった為、再度別ルートから登ることを計画。
猿倉から白馬尻小屋までは、ほとんど平坦な砂利の林道歩き。山頂の方を見上げると雲か霧で視界不良な感じだった。
小さい雪渓は何度か横断したり、登ったりしたことあるがこんなに広大で長く続く雪渓を登るのは初めて。アイゼン持っていないので、何度も滑って手を着きながらなんとか登りきった。雪渓上の石は目印だと思っていたが、落石であることを知った。
11時前に村営白馬岳頂上宿舎に着いた。寒くなってきたので玄関入った土間で防寒具着込んでいたら、小屋スタッフが来て「宿泊者の方?」
「いや、違うけど」
「宿泊者以外の方は入らないでくれませんか」と追い出された。
岩塊、岩礫地帯は凍りついてツルツル滑る。 雪渓歩きよりもこっちの方が危険だと感じた為、ゆっくり登る。
11時30分くらいに白馬岳山頂に到着。山頂は霧氷地帯と化していて誰一人おらず、物寂しい感じがした。眺望は神秘的かつ幻想的であった。
木標がパキパキに凍りついていた為、「白馬岳頂上」の文字が見えるようにストックで削り落とし、記念撮影。非常に寒く、頬が痛い。10分くらいしか我慢できず、白馬山荘まで下って行く。
部屋の中も寒く、布団かぶって過ごす。
翌日7時過ぎに山頂へ向かう。昨日よりは寒くなかったし、木標は凍りついていなかった。
アイゼン持っていないので、雪渓下りはズルズル滑ってなかなか止まらず、焦る。登りよりも下りの方が大変だと感じた。靴底がツルツルに摩耗し、劣化してしまう。登山靴を労わらなければいけないと思った。
◆感想
9月で氷雪、霧霜地帯とは思わなかった。厳冬期縦走は無理だと思った。
栂池自然園側からは岩塊の稜線歩きが楽しめるし、猿倉荘側からは大雪渓歩きが楽しめる。日本海方面や五竜岳方面への縦走路もあるので、何度も訪れたいと思った。
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