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Yamareco

記録ID: 79639
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
白馬・鹿島槍・五竜

白馬岳(猿倉側から)

2008年09月27日(土) ~ 2008年09月28日(日)
 - 拍手
GPS
33:00
距離
12.6km
登り
1,716m
下り
1,701m

コースタイム

27日 7:00くらい 猿倉-8:30白馬尻小屋-9:00大雪渓-10:50村営白馬岳頂上宿舎-11:40白馬岳-12:00白馬山荘
28日 7:00白馬山荘-7:30白馬岳-9:00大雪渓-10:50猿倉
天候 27日 曇り
28日 曇り
過去天気図(気象庁) 2008年09月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
村営猿倉荘近くの駐車場(無料)
コース状況/
危険箇所等
猿倉から白馬尻小屋までは、曲がりくねった砂利の林道をひたすら歩く。途中、白馬鑓温泉方面分岐がある。水浸しになっている箇所もある。

大雪渓はアイゼン無しでも頑張れば登れる。下りはアイゼン無しだとズルズル滑る。登りよりも下りの方が危険。雪渓登りを避けて横の岩礫を登る人もいる為、道が枝分かれになる。このまま雪渓を行くのか、岩礫に入るのか紛らわしい箇所もあった。

村営白馬岳頂上宿舎付近の登山道は、岩塊と岩礫地帯で高山植物もたくさん咲いていそうなところ。9月下旬に登った為、登山道がパキパキに凍りついてスケートリンク状態だった。転倒の注意が必要。

村営白馬岳頂上宿舎でアイゼンの貸し出しを行っている。金額、手続き等方法は分からない。白馬山荘でも貸し出し行っているかもしれない。

9月下旬の白馬岳山頂は、霜の付いた木標や高山植物で幻想的な霧氷地帯となっている。風が無くても寒くて痛い。肌を露出していると(特に頬)凍傷になる恐れがあるので注意が必要。

登山客は夏山に比べかなり少ない為、喧噪から離れることが出来るし、夏山の煩わしい雑魚寝も無いのでスペース広々使える。でも小屋内は寒い。
猿倉から白馬尻小屋までは砂利の林道歩きで退屈だった
2008年09月27日 08:27撮影 by  Canon IXY DIGITAL 1000, Canon
9/27 8:27
猿倉から白馬尻小屋までは砂利の林道歩きで退屈だった
白馬尻小屋の先から大雪渓歩きが楽しめる
2008年09月27日 08:36撮影 by  Canon IXY DIGITAL 1000, Canon
9/27 8:36
白馬尻小屋の先から大雪渓歩きが楽しめる
アイゼン持っていないので少し不安だったが斜面はキツくなかった
2008年09月27日 08:43撮影 by  Canon IXY DIGITAL 1000, Canon
9/27 8:43
アイゼン持っていないので少し不安だったが斜面はキツくなかった
夏場は登山者多そうだが、今日は少ない
2008年09月27日 08:49撮影 by  Canon IXY DIGITAL 1000, Canon
9/27 8:49
夏場は登山者多そうだが、今日は少ない
玄関入った土間で上着着込んでいたら、宿泊者以外は出て行ってくれと追い出された
2008年09月27日 10:48撮影 by  Canon IXY DIGITAL 1000, Canon
9/27 10:48
玄関入った土間で上着着込んでいたら、宿泊者以外は出て行ってくれと追い出された
霜氷が美しいので写真何枚も撮ってしまう
2008年09月27日 10:49撮影 by  Canon IXY DIGITAL 1000, Canon
9/27 10:49
霜氷が美しいので写真何枚も撮ってしまう
他の登山客が全くいない 喧噪や小屋の雑魚寝は無さそう
2008年09月27日 11:13撮影 by  Canon IXY DIGITAL 1000, Canon
9/27 11:13
他の登山客が全くいない 喧噪や小屋の雑魚寝は無さそう
幻想的な霧氷と霜氷の眺望が素晴らしいが、写真だと魅力半減してしまう
2008年09月27日 11:13撮影 by  Canon IXY DIGITAL 1000, Canon
9/27 11:13
幻想的な霧氷と霜氷の眺望が素晴らしいが、写真だと魅力半減してしまう
霜が付いていたのでストックで削って文字が見えるようにした 今日は登頂した人いないのかな?
2008年09月27日 11:36撮影 by  Canon IXY DIGITAL 1000, Canon
9/27 11:36
霜が付いていたのでストックで削って文字が見えるようにした 今日は登頂した人いないのかな?
寒すぎて頬が痛い!あまりにも寒いので10分くらいしか滞在出来ず、写真撮ってすぐ下る。
2008年09月27日 11:39撮影 by  Canon IXY DIGITAL 1000, Canon
9/27 11:39
寒すぎて頬が痛い!あまりにも寒いので10分くらいしか滞在出来ず、写真撮ってすぐ下る。
山頂の信州側は鋭く切れ落ちている アイスクライミングはこんなとこ登るのだろうか
2008年09月27日 11:39撮影 by  Canon IXY DIGITAL 1000, Canon
9/27 11:39
山頂の信州側は鋭く切れ落ちている アイスクライミングはこんなとこ登るのだろうか
霜が付いた植物 樹氷みたいにキレイだった
2008年09月27日 11:46撮影 by  Canon IXY DIGITAL 1000, Canon
9/27 11:46
霜が付いた植物 樹氷みたいにキレイだった
白馬山荘ってデカいね 何人宿泊出来るんだろう?
2008年09月27日 11:54撮影 by  Canon IXY DIGITAL 1000, Canon
9/27 11:54
白馬山荘ってデカいね 何人宿泊出来るんだろう?
携帯電話の電波が届くポイントを一生懸命探している人がいた
2008年09月27日 17:23撮影 by  Canon IXY DIGITAL 1000, Canon
9/27 17:23
携帯電話の電波が届くポイントを一生懸命探している人がいた
中央奥は五竜岳だろうか 白馬岳から縦走してみたい
2008年09月27日 17:38撮影 by  Canon IXY DIGITAL 1000, Canon
9/27 17:38
中央奥は五竜岳だろうか 白馬岳から縦走してみたい
翌日、霜は溶けていた でも昨日と同じくらい寒い
2008年09月28日 07:29撮影 by  Canon IXY DIGITAL 1000, Canon
9/28 7:29
翌日、霜は溶けていた でも昨日と同じくらい寒い
夏場みたいに山頂で滞在する人はいなかった 皆、写真撮ったらすぐ下っていく
2008年09月28日 07:42撮影 by  Canon IXY DIGITAL 1000, Canon
9/28 7:42
夏場みたいに山頂で滞在する人はいなかった 皆、写真撮ったらすぐ下っていく
寒くて頬や指先が痛いけど我慢し、景色眺め続ける
2008年09月28日 07:47撮影 by  Canon IXY DIGITAL 1000, Canon
9/28 7:47
寒くて頬や指先が痛いけど我慢し、景色眺め続ける
振り返って白馬岳山頂と白馬山荘を見上げる
2008年09月28日 08:04撮影 by  Canon IXY DIGITAL 1000, Canon
9/28 8:04
振り返って白馬岳山頂と白馬山荘を見上げる
滑って転んだ際、記念に写真撮った スケートリンクみたい
2008年09月28日 08:04撮影 by  Canon IXY DIGITAL 1000, Canon
9/28 8:04
滑って転んだ際、記念に写真撮った スケートリンクみたい
杓子岳を望む 「白馬のお花畑」ポイント 7〜8月は豊富なお花畑が楽しめるらしい
2008年09月28日 08:33撮影 by  Canon IXY DIGITAL 1000, Canon
9/28 8:33
杓子岳を望む 「白馬のお花畑」ポイント 7〜8月は豊富なお花畑が楽しめるらしい
下りはズルズル滑り、靴の摩耗劣化を気にしながらで大変だった
2008年09月28日 09:20撮影 by  Canon IXY DIGITAL 1000, Canon
9/28 9:20
下りはズルズル滑り、靴の摩耗劣化を気にしながらで大変だった
クレバス結構深い 雪渓歩きは危険
2008年09月28日 09:32撮影 by  Canon IXY DIGITAL 1000, Canon
9/28 9:32
クレバス結構深い 雪渓歩きは危険
村営猿倉荘 無事下山できた
2008年09月28日 10:46撮影 by  Canon IXY DIGITAL 1000, Canon
9/28 10:46
村営猿倉荘 無事下山できた
撮影機器:

感想

◆行動の記録
北陸自動車道糸魚川IC下りて、国道148号線を南下する。 午前7時、村営猿倉荘の奥の駐車場に車止める。2週間前の9月7日(日)に栂池自然園側から登ったけど、雨で良い景色眺めることができなかった為、再度別ルートから登ることを計画。

猿倉から白馬尻小屋までは、ほとんど平坦な砂利の林道歩き。山頂の方を見上げると雲か霧で視界不良な感じだった。

小さい雪渓は何度か横断したり、登ったりしたことあるがこんなに広大で長く続く雪渓を登るのは初めて。アイゼン持っていないので、何度も滑って手を着きながらなんとか登りきった。雪渓上の石は目印だと思っていたが、落石であることを知った。

11時前に村営白馬岳頂上宿舎に着いた。寒くなってきたので玄関入った土間で防寒具着込んでいたら、小屋スタッフが来て「宿泊者の方?」
「いや、違うけど」
「宿泊者以外の方は入らないでくれませんか」と追い出された。

岩塊、岩礫地帯は凍りついてツルツル滑る。 雪渓歩きよりもこっちの方が危険だと感じた為、ゆっくり登る。

11時30分くらいに白馬岳山頂に到着。山頂は霧氷地帯と化していて誰一人おらず、物寂しい感じがした。眺望は神秘的かつ幻想的であった。
木標がパキパキに凍りついていた為、「白馬岳頂上」の文字が見えるようにストックで削り落とし、記念撮影。非常に寒く、頬が痛い。10分くらいしか我慢できず、白馬山荘まで下って行く。

部屋の中も寒く、布団かぶって過ごす。

翌日7時過ぎに山頂へ向かう。昨日よりは寒くなかったし、木標は凍りついていなかった。

アイゼン持っていないので、雪渓下りはズルズル滑ってなかなか止まらず、焦る。登りよりも下りの方が大変だと感じた。靴底がツルツルに摩耗し、劣化してしまう。登山靴を労わらなければいけないと思った。

◆感想
9月で氷雪、霧霜地帯とは思わなかった。厳冬期縦走は無理だと思った。

栂池自然園側からは岩塊の稜線歩きが楽しめるし、猿倉荘側からは大雪渓歩きが楽しめる。日本海方面や五竜岳方面への縦走路もあるので、何度も訪れたいと思った。

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