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Yamareco

記録ID: 796983
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
大台ケ原・大杉谷・高見山

金明水の力水?クライマーズhighの世界 in 大台ヶ原

2016年01月10日(日) ~ 2016年01月11日(月)
 - 拍手
GPS
64:00
距離
49.3km
登り
5,075m
下り
5,028m

コースタイム

1/10 1日目 (真夜中登山)
筏場P21:00⇒大崩壊地トラバース⇒1:00⇒大台辻1:52 テン泊準備 3時頃就寝

1/11 2日目
大台辻テン泊地8:54⇒金明水9:45⇒巴岳11:16⇒日出ヶ岳11:36⇒大台ヶ原P12:30
大台辻14:23(テント撤収に約1時間)⇒15:20テン泊跡地発⇒大崩壊地15:51
吊り橋17:58⇒筏場P19:04
天候 晴れ。真夜中強風。
過去天気図(気象庁) 2016年01月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
筏場P 六百円 (この厳冬期は徴収されませんでした)
コース状況/
危険箇所等
※あれ?2往復していないですっ。1往復25kmしか歩いていませーん。(@_@)
〇雪が極端に少ないので、テン泊重装備(25kg)を担いで崩壊通行止めの筏場(いかだば)道を深夜に登り、日出ヶ岳(1695m)からご来光&富士山を見ようという、目標を立てました。
〇六甲縦走往復(約70km)地点で左足を壊して撤退してから一週間もたたないで、脚の具合が悪いので、3連休前半は足の休養日として後半に攻めてみることにしました。
〇真夜中の崩壊が激しいトラバース道の筏場道は、とても危険でした。ザックが重いし、真夜中の強風吹き荒れる中でのアイゼンの脱着は、酷な世界でした。
〇足の痛みが復活し、非常に困難になり真夜中2時過ぎに大台辻でテント(ステラリッジ1)を設置するのに涙が出そうでした。このテントは、四隅の穴にポールが非常に通りにくいです。大声で叫びながらの設営は、困難を究めましたが。富士山では、もっともっと過酷(-17℃ 風速20m越)でしたのでそれよりマシでしたが。
設計者はこのような状態でテントを設営するシチュエーションを想定していないのだと思います。しかし、立派な厳冬期対応山岳テントなんですが・・・
〇あまりにも六甲全山縦走往復で痛めた膝と昨年骨折した踝が痛み出し、医師から処方された塗り薬と痛み止めを飲み、ウエストバックのみで山頂を目指しました。
〇雪は本当に少なかったです。
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●下山は、痛みのピークで崩壊トラバースの連続。踏ん張りが効かないので非常に焦りましたし、時間がかかりました。
●一ヶ所、残置ロープもホールドも無い堕ちたら即アウトのトラバースをエッジを効かせて降りる所がありました。踏ん張って力を込めてキックする度に、激痛がはしります。
●・・・不思議な事が起こりました。
余りに右足が痛むので、気が遠くなりはじめてしまいましたっ💦
限界値を越えて、途中の三十三荷という峠(標高720m)で休んでいた時です。「もう、この足では歩けない・・・」ペットボトルに入れていた金明水の残りを飲み干して・・・最後の大福もちを食べて弱気になったとき・・・
「いや、明日は仕事がある。お山で仕事を休むのは御法度・・・それをやってしまったら山に行けなくなる・・・」
「ザックを担ごう。真夜中になってもここからは、ヒドイ崩壊は少ない・・・」
と、ザックを担いで坂道を下ろうとすると、なんとあれほど引きづりながらの痛みが激しかった足の痛みが全く消えたのです。嘘ではありません。

「えっ?・・・なんで????」

普通に歩けるのです。ひょっとしたら医者から処方された痛み止めが効き始めたのかもしれませんが、私が思うには「限界」に近づいてましたので「脳内麻薬?」が放出されたのではないのかなぁ?
全く、感覚が違ってきたのです。

スイスイ歩けるし、気持ちもhighな感じです。

クライマーズhighなのかわかりませんが、もう車にたどり着いても、今から登り返しさえできるような 異常な感覚でした。
と、同時に危ない世界でも あったかもしれないです。

●真夜中の崩壊筏場(いかだば)道は、本当に危ないです。ヘッドランプ二つ付けても辺りの様子が判り難いです。昼間でも決して「安全」な道ではありませんので、気を付けてください。


神戸から4時間かかりました。夜9時スタートです。
2016年01月10日 20:57撮影 by  PENTAX WG-10, PENTAX RICOH IMAGING
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1/10 20:57
神戸から4時間かかりました。夜9時スタートです。
早速ロスト。ヘッデンでは判り辛いです。大台ヶ原まで6時間は崩壊前の普通の道だったときのタイムです。
2016年01月10日 21:09撮影 by  PENTAX WG-10, PENTAX RICOH IMAGING
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1/10 21:09
早速ロスト。ヘッデンでは判り辛いです。大台ヶ原まで6時間は崩壊前の普通の道だったときのタイムです。
こんなところでも堕ちたらアウトです。暗いのはそれだけで恐怖です。
2016年01月10日 21:25撮影 by  PENTAX WG-10, PENTAX RICOH IMAGING
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1/10 21:25
こんなところでも堕ちたらアウトです。暗いのはそれだけで恐怖です。
大台ブルーの渓谷に不気味に浮かび上がる岩
2016年01月10日 21:28撮影 by  PENTAX WG-10, PENTAX RICOH IMAGING
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1/10 21:28
大台ブルーの渓谷に不気味に浮かび上がる岩
五色湯跡です。冷鉱泉だったらしいです。今は場所の特定すらできません。本物の温泉ならもう一晩中浸かってます(笑)
2016年01月10日 21:33撮影 by  PENTAX WG-10, PENTAX RICOH IMAGING
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1/10 21:33
五色湯跡です。冷鉱泉だったらしいです。今は場所の特定すらできません。本物の温泉ならもう一晩中浸かってます(笑)
右足が穴に落ちて、木の根っこ掴んでセーフ。荷物が重いのでギリギリの所でした。ヘッドランプを二つ頭に着けてダブルヘッダーにしましたっ。
2016年01月10日 21:55撮影 by  PENTAX WG-10, PENTAX RICOH IMAGING
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1/10 21:55
右足が穴に落ちて、木の根っこ掴んでセーフ。荷物が重いのでギリギリの所でした。ヘッドランプを二つ頭に着けてダブルヘッダーにしましたっ。
索道は凍っていなくてホッとしました。
2016年01月10日 22:02撮影 by  PENTAX WG-10, PENTAX RICOH IMAGING
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1/10 22:02
索道は凍っていなくてホッとしました。
地味に夜露に濡れていますので慎重に渡ります。
2016年01月10日 22:03撮影 by  PENTAX WG-10, PENTAX RICOH IMAGING
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1/10 22:03
地味に夜露に濡れていますので慎重に渡ります。
やっと吊り橋に到着です。ここからは道の崩壊が激しく、「立ち入り禁止」の看板がかかっています。
2016年01月10日 22:07撮影 by  PENTAX WG-10, PENTAX RICOH IMAGING
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1/10 22:07
やっと吊り橋に到着です。ここからは道の崩壊が激しく、「立ち入り禁止」の看板がかかっています。
古びた残置ロープに命を託します。
2016年01月10日 22:59撮影 by  PENTAX WG-10, PENTAX RICOH IMAGING
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1/10 22:59
古びた残置ロープに命を託します。
倒木が酷く、通過困難地点が数か所があります。
2016年01月10日 23:09撮影 by  PENTAX WG-10, PENTAX RICOH IMAGING
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1/10 23:09
倒木が酷く、通過困難地点が数か所があります。
六甲最高峰と同じ高さになりました。
2016年01月10日 23:35撮影 by  PENTAX WG-10, PENTAX RICOH IMAGING
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1/10 23:35
六甲最高峰と同じ高さになりました。
雪が出始めました。
2016年01月10日 23:36撮影 by  PENTAX WG-10, PENTAX RICOH IMAGING
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雪が出始めました。
この倒木をまたぐときに滑ってしまうと、何十mも滑落してしまいます。雪が滑って緊張しました。
2016年01月10日 23:50撮影 by  PENTAX WG-10, PENTAX RICOH IMAGING
1/10 23:50
この倒木をまたぐときに滑ってしまうと、何十mも滑落してしまいます。雪が滑って緊張しました。
ロープに頼ります。
2016年01月10日 23:54撮影 by  PENTAX WG-10, PENTAX RICOH IMAGING
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ロープに頼ります。
コレもロープに頼ります。暗くてどれだけの崩壊なのかよく判りません。
2016年01月10日 23:54撮影 by  PENTAX WG-10, PENTAX RICOH IMAGING
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1/10 23:54
コレもロープに頼ります。暗くてどれだけの崩壊なのかよく判りません。
午前0時過ぎに、強風が吹き出しましたし、際どいトラバースが続きますのでアイゼンを装着(ここでのアイゼン装着はキビシかったです)
2016年01月11日 00:27撮影 by  PENTAX WG-10, PENTAX RICOH IMAGING
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1/11 0:27
午前0時過ぎに、強風が吹き出しましたし、際どいトラバースが続きますのでアイゼンを装着(ここでのアイゼン装着はキビシかったです)
午前1時。大崩壊のトラバース中です。雪の付き方が微妙なので雪が例年通りあった方が、渡りやすかったです。
2016年01月11日 01:00撮影 by  PENTAX WG-10, PENTAX RICOH IMAGING
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1/11 1:00
午前1時。大崩壊のトラバース中です。雪の付き方が微妙なので雪が例年通りあった方が、渡りやすかったです。
大崩壊地を渡り終えたら、雪が少なくなりアイゼンを外しますが、-3度で強風です。こういう時間帯でこういう場所でのアイゼン脱着は、本当に辛いのです。
2016年01月11日 01:20撮影 by  PENTAX WG-10, PENTAX RICOH IMAGING
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1/11 1:20
大崩壊地を渡り終えたら、雪が少なくなりアイゼンを外しますが、-3度で強風です。こういう時間帯でこういう場所でのアイゼン脱着は、本当に辛いのです。
アイゼンを外したら、まだ崩壊地が一ヶ所残っていたのを忘れており・・・このトラロープにしがみついてのトラバースでした。
2016年01月11日 01:33撮影 by  PENTAX WG-10, PENTAX RICOH IMAGING
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1/11 1:33
アイゼンを外したら、まだ崩壊地が一ヶ所残っていたのを忘れており・・・このトラロープにしがみついてのトラバースでした。
真夜中午前2時過ぎ…やっとテント設営完了(/ω\)
強風が暴風に変わり、風の入らない大台辻の東側に力尽きて、テントを設営。しかし、この-5℃で風速15m越の中でのシチュエーションで、単独ではこのテントは非常に設営し難いです。
2016年01月11日 02:11撮影 by  PENTAX WG-10, PENTAX RICOH IMAGING
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真夜中午前2時過ぎ…やっとテント設営完了(/ω\)
強風が暴風に変わり、風の入らない大台辻の東側に力尽きて、テントを設営。しかし、この-5℃で風速15m越の中でのシチュエーションで、単独ではこのテントは非常に設営し難いです。
右足が痛いですが、テントの中に入ると風も入らず、シュラフに入り込むとそこは南国の島(笑)ぽかぽかです。午前3時過ぎに眠ったようです。
2016年01月11日 02:13撮影 by  PENTAX WG-10, PENTAX RICOH IMAGING
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1/11 2:13
右足が痛いですが、テントの中に入ると風も入らず、シュラフに入り込むとそこは南国の島(笑)ぽかぽかです。午前3時過ぎに眠ったようです。
目が覚めたら、夕焼け????非常に焦りましたが時計を見ると朝焼けでしたっ。それほど短時間(3時間)で爆眠したようです。
2016年01月11日 06:58撮影 by  PENTAX WG-10, PENTAX RICOH IMAGING
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1/11 6:58
目が覚めたら、夕焼け????非常に焦りましたが時計を見ると朝焼けでしたっ。それほど短時間(3時間)で爆眠したようです。
しっかり食べます。
2016年01月11日 07:11撮影 by  PENTAX WG-10, PENTAX RICOH IMAGING
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しっかり食べます。
珈琲がうんまい!
2016年01月11日 07:24撮影 by  PENTAX WG-10, PENTAX RICOH IMAGING
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珈琲がうんまい!
大福と日本茶もうんまい!
2016年01月11日 07:32撮影 by  PENTAX WG-10, PENTAX RICOH IMAGING
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大福と日本茶もうんまい!
コレを痛い所に入念に擦り込みました。
2016年01月11日 08:06撮影 by  PENTAX WG-10, PENTAX RICOH IMAGING
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1/11 8:06
コレを痛い所に入念に擦り込みました。
ロキソマリン錠投入です。医師の処方が要る痛み止めです。
2016年01月11日 08:27撮影 by  PENTAX WG-10, PENTAX RICOH IMAGING
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1/11 8:27
ロキソマリン錠投入です。医師の処方が要る痛み止めです。
重いザックとテントを置いて、ウエストバックで山頂に行く決意をしました。
2016年01月11日 08:58撮影 by  PENTAX WG-10, PENTAX RICOH IMAGING
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重いザックとテントを置いて、ウエストバックで山頂に行く決意をしました。
道案内トレースはキツネさん?
2016年01月11日 09:08撮影 by  PENTAX WG-10, PENTAX RICOH IMAGING
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道案内トレースはキツネさん?
やっと雪山らしくなり・・・
2016年01月11日 09:32撮影 by  PENTAX WG-10, PENTAX RICOH IMAGING
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やっと雪山らしくなり・・・
コブシ峠着です。例年ですと崩壊トラバース道の筏場道は危険すぎますので、右のバリエーション尾根道に入りますが、今年の積雪は以上に少ないので、筏場道を進みます。
2016年01月11日 09:36撮影 by  PENTAX WG-10, PENTAX RICOH IMAGING
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コブシ峠着です。例年ですと崩壊トラバース道の筏場道は危険すぎますので、右のバリエーション尾根道に入りますが、今年の積雪は以上に少ないので、筏場道を進みます。
これが「金明水」です。マジの岩清水です。まろやかでとても美味しいです。
2016年01月11日 09:45撮影 by  PENTAX WG-10, PENTAX RICOH IMAGING
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これが「金明水」です。マジの岩清水です。まろやかでとても美味しいです。
岩清水は、真夏でも涸れません。
2016年01月11日 09:49撮影 by  PENTAX WG-10, PENTAX RICOH IMAGING
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岩清水は、真夏でも涸れません。
橋が崩落していますので、残置ロープで一旦谷へ降ります。
2016年01月11日 10:01撮影 by  PENTAX WG-10, PENTAX RICOH IMAGING
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1/11 10:01
橋が崩落していますので、残置ロープで一旦谷へ降ります。
アイスclimbingは、出来ないですね・・・
2016年01月11日 10:02撮影 by  PENTAX WG-10, PENTAX RICOH IMAGING
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1/11 10:02
アイスclimbingは、出来ないですね・・・
去年の夏に、この立派な橋まで西ノ谷を詰めてきました。
2016年01月11日 10:14撮影 by  PENTAX WG-10, PENTAX RICOH IMAGING
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1/11 10:14
去年の夏に、この立派な橋まで西ノ谷を詰めてきました。
この橋も健在です。
2016年01月11日 10:46撮影 by  PENTAX WG-10, PENTAX RICOH IMAGING
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1/11 10:46
この橋も健在です。
山頂部に着きました。稜線沿いに日出ヶ岳に向かいます。
2016年01月11日 11:12撮影 by  PENTAX WG-10, PENTAX RICOH IMAGING
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1/11 11:12
山頂部に着きました。稜線沿いに日出ヶ岳に向かいます。
巴岳?
2016年01月11日 11:16撮影 by  PENTAX WG-10, PENTAX RICOH IMAGING
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1/11 11:16
巴岳?
おおっ。山頂のデッキが見えてきましたっ!
2016年01月11日 11:35撮影 by  PENTAX WG-10, PENTAX RICOH IMAGING
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1/11 11:35
おおっ。山頂のデッキが見えてきましたっ!
ううう。お隣の大峰山脈も雪がほぼありません・・・。
2016年01月11日 11:36撮影 by  PENTAX WG-10, PENTAX RICOH IMAGING
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1/11 11:36
ううう。お隣の大峰山脈も雪がほぼありません・・・。
でも、山頂はやっぱり気持ちのよいものです(^^)/
2016年01月11日 11:39撮影 by  PENTAX WG-10, PENTAX RICOH IMAGING
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1/11 11:39
でも、山頂はやっぱり気持ちのよいものです(^^)/
ジャムパンの気持ち いただきましたっ。
2016年01月11日 11:44撮影 by  PENTAX WG-10, PENTAX RICOH IMAGING
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1/11 11:44
ジャムパンの気持ち いただきましたっ。
あれ?三峰だけが白く輝いています。Cさんが本日登っていますので「ヤッホー」と叫びました。
2016年01月11日 11:48撮影 by  PENTAX WG-10, PENTAX RICOH IMAGING
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1/11 11:48
あれ?三峰だけが白く輝いています。Cさんが本日登っていますので「ヤッホー」と叫びました。
さて、降りますか。だぁーれもいません。静寂の世界。
2016年01月11日 11:53撮影 by  PENTAX WG-10, PENTAX RICOH IMAGING
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1/11 11:53
さて、降りますか。だぁーれもいません。静寂の世界。
ビジターセンターも冬眠中です。
2016年01月11日 12:30撮影 by  PENTAX WG-10, PENTAX RICOH IMAGING
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1/11 12:30
ビジターセンターも冬眠中です。
駐車場も勿論一台の車も人っ子ひとりいません。風も止み「無音」の世界です。
2016年01月11日 12:31撮影 by  PENTAX WG-10, PENTAX RICOH IMAGING
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1/11 12:31
駐車場も勿論一台の車も人っ子ひとりいません。風も止み「無音」の世界です。
セルフでパシャリ。因みに後ろの自販機は電源入ってません。期待したのがおバカでしたっ(-_-;)
2016年01月11日 12:33撮影 by  PENTAX WG-10, PENTAX RICOH IMAGING
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1/11 12:33
セルフでパシャリ。因みに後ろの自販機は電源入ってません。期待したのがおバカでしたっ(-_-;)
えっ、雪がないドライブウェイ。これならノーマルタイヤで車で来れますやん!!
2016年01月11日 12:34撮影 by  PENTAX WG-10, PENTAX RICOH IMAGING
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1/11 12:34
えっ、雪がないドライブウェイ。これならノーマルタイヤで車で来れますやん!!
・・・って思ったら日影はアイスバーン。ツルツルです。
2016年01月11日 12:38撮影 by  PENTAX WG-10, PENTAX RICOH IMAGING
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1/11 12:38
・・・って思ったら日影はアイスバーン。ツルツルです。
遊び心。ニャロメ―!
2016年01月11日 12:40撮影 by  PENTAX WG-10, PENTAX RICOH IMAGING
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1/11 12:40
遊び心。ニャロメ―!
小腹が空いたのでくぅのゼリーを ぷにゅぷにゅ。
2016年01月11日 12:51撮影 by  PENTAX WG-10, PENTAX RICOH IMAGING
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1/11 12:51
小腹が空いたのでくぅのゼリーを ぷにゅぷにゅ。
雪も霧氷もない厳冬期の大台ヶ原。まっ、これも良い記念でしょう。
2016年01月11日 12:52撮影 by  PENTAX WG-10, PENTAX RICOH IMAGING
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1/11 12:52
雪も霧氷もない厳冬期の大台ヶ原。まっ、これも良い記念でしょう。
さて、筏場道に入ります。ここの下りで遂に足がほぼ動かなくなり・・・余裕ゼロで写真も1枚も撮れてません。
2016年01月11日 12:53撮影 by  PENTAX WG-10, PENTAX RICOH IMAGING
1
1/11 12:53
さて、筏場道に入ります。ここの下りで遂に足がほぼ動かなくなり・・・余裕ゼロで写真も1枚も撮れてません。
泣きながら、テントに帰って来ました。本当はゆっくりしたい所ですが、もう午後2時半です。あの崩壊筏場道をヘッデンで下るのはこの足では不可能です。即テント撤収。
2016年01月11日 14:23撮影 by  PENTAX WG-10, PENTAX RICOH IMAGING
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1/11 14:23
泣きながら、テントに帰って来ました。本当はゆっくりしたい所ですが、もう午後2時半です。あの崩壊筏場道をヘッデンで下るのはこの足では不可能です。即テント撤収。
最後の一粒。効いてね・・・お願い!!!!
2016年01月11日 14:32撮影 by  PENTAX WG-10, PENTAX RICOH IMAGING
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1/11 14:32
最後の一粒。効いてね・・・お願い!!!!
なんだかんだで、荷物をまとめたのが午後3時20分。ヤバイ時間帯です💦
2016年01月11日 15:19撮影 by  PENTAX WG-10, PENTAX RICOH IMAGING
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1/11 15:19
なんだかんだで、荷物をまとめたのが午後3時20分。ヤバイ時間帯です💦
激痛の膝と踝・・・踏ん張りが効きません。しかし明るい内に大崩壊地を渡り終えました。
2016年01月11日 15:51撮影 by  PENTAX WG-10, PENTAX RICOH IMAGING
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1/11 15:51
激痛の膝と踝・・・踏ん張りが効きません。しかし明るい内に大崩壊地を渡り終えました。
大崩壊地より、ここのトラバースが核心部でした。
2016年01月11日 16:16撮影 by  PENTAX WG-10, PENTAX RICOH IMAGING
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1/11 16:16
大崩壊地より、ここのトラバースが核心部でした。
ロープはありませんし、ホールドもありません。エッジを立てて蹴り上げて渡ります。堕ちたら即アウト。蹴り込むたびに激痛で顔が歪みます。
2016年01月11日 16:18撮影 by  PENTAX WG-10, PENTAX RICOH IMAGING
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1/11 16:18
ロープはありませんし、ホールドもありません。エッジを立てて蹴り上げて渡ります。堕ちたら即アウト。蹴り込むたびに激痛で顔が歪みます。
あの山よりも奥の高いお山からここまで降りてきただけで、なんとか助かりそうです。
2016年01月11日 16:41撮影 by  PENTAX WG-10, PENTAX RICOH IMAGING
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1/11 16:41
あの山よりも奥の高いお山からここまで降りてきただけで、なんとか助かりそうです。
三十三荷峠で ペットボトルに入れた金明水を飲んでから、世界が変わりました。全く痛みは無くなり、空腹感や疲労感も不安感も感じない、言葉に表せない 脳内麻薬?の世界に入りました。所謂クライマーズhigh????
2016年01月11日 17:58撮影 by  PENTAX WG-10, PENTAX RICOH IMAGING
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1/11 17:58
三十三荷峠で ペットボトルに入れた金明水を飲んでから、世界が変わりました。全く痛みは無くなり、空腹感や疲労感も不安感も感じない、言葉に表せない 脳内麻薬?の世界に入りました。所謂クライマーズhigh????
索道も何も怖くありませんし、脚の痛みは何処へ? なんだか疲れも何も本当に感じずに、不思議な世界です。
2016年01月11日 18:01撮影 by  PENTAX WG-10, PENTAX RICOH IMAGING
6
1/11 18:01
索道も何も怖くありませんし、脚の痛みは何処へ? なんだか疲れも何も本当に感じずに、不思議な世界です。
なので、崖を下って大台ブルーの谷底まで写真を撮りに行く?という余裕?
フラッシュを焚いてもブルーじゃなく、ブラックでしたが。。。
2016年01月11日 18:07撮影 by  PENTAX WG-10, PENTAX RICOH IMAGING
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1/11 18:07
なので、崖を下って大台ブルーの谷底まで写真を撮りに行く?という余裕?
フラッシュを焚いてもブルーじゃなく、ブラックでしたが。。。
滝にも近づきました。全く平気で楽しいです。
2016年01月11日 18:46撮影 by  PENTAX WG-10, PENTAX RICOH IMAGING
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1/11 18:46
滝にも近づきました。全く平気で楽しいです。
ただいまぁー。でも、これから冬富士に出も登れそうな元気さ?心地よい感覚なのです。
2016年01月11日 19:05撮影 by  PENTAX WG-10, PENTAX RICOH IMAGING
1
1/11 19:05
ただいまぁー。でも、これから冬富士に出も登れそうな元気さ?心地よい感覚なのです。
はい。代車のキャロル君にたっち。でも、こんなに疲れも痛みも感じない、はいたっち は 初めてです。
何だかフルマラソンでも 走れそうな感覚です。実際に駐車場で走ってみたら、脚の痛みも全くなく、息切れさえもしなくって・・・なんなのこの感じ?
でも、寄り道したコンビニで、車から降りると激痛であるけませんでした・・・(@_@)・・・
2016年01月11日 19:05撮影 by  PENTAX WG-10, PENTAX RICOH IMAGING
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1/11 19:05
はい。代車のキャロル君にたっち。でも、こんなに疲れも痛みも感じない、はいたっち は 初めてです。
何だかフルマラソンでも 走れそうな感覚です。実際に駐車場で走ってみたら、脚の痛みも全くなく、息切れさえもしなくって・・・なんなのこの感じ?
でも、寄り道したコンビニで、車から降りると激痛であるけませんでした・・・(@_@)・・・
翌日、職場にはストックで通勤。放課後のお仕事でもストックは手放せませんでした・・・。
ふぅ・・・
2016年01月12日 16:27撮影 by  PENTAX WG-10, PENTAX RICOH IMAGING
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1/12 16:27
翌日、職場にはストックで通勤。放課後のお仕事でもストックは手放せませんでした・・・。
ふぅ・・・

装備

個人装備
長袖シャツ 長袖インナー ハードシェル タイツ ズボン 靴下 グローブ アウター手袋 予備手袋 防寒着 雨具 ゲイター ネックウォーマー バラクラバ 毛帽子 着替え ザック ザックカバー サブザック アイゼン ピッケル 昼ご飯 行動食 非常食 飲料 水筒(保温性) ガスカートリッジ コンロ コッヘル 食器 ライター 地図(地形図) コンパス ヘッドランプ×2 予備電池 ファーストエイドキット 常備薬 日焼け止め ロールペーパー 保険証 携帯 時計 サングラス タオル ポール テント テントマット シェラフ シュラフカバー ゴルジュハンマー

感想

金明水の力なのか?
脳のリミッターが外れたのか?
脳内麻薬が出たのか?
あの時の あの 全くこの世でないような温和な世界・・・
なんだったのでしょう?

でも、力の限り出し切ったら、何も山だけでなく他のスポーツやら仕事や勉強もあの世界?が訪れるかもしれません。

一度北穂高のバリエーションから50m程滑落したときに、ゆっくりと自分が落ちて行く間に幼稚園の頃から走馬灯のように映像が浮かんだことがありました。
ひょっとして 極限を追い求めている冒険家さん方は、この世界を幾度も感じ、深みにはまっていったかもしれませんね。

あっ、私はもうあの痛みは懲り懲りです。

六甲全山縦走往復で約70kmを歩き通し、体はガタガタ。一週間もたたないのに、今度はテン泊重装備(25kg)を背負って、真夜中徹夜崩壊道にチャレンジ・・・
実は、いくらなんでも やり過ぎかな?とも思っていました。
でも、六甲縦走往復では、ヘッドライト使い古した電池と行動食の少なさ・・・などで大反省の上に今回は慎重になりました。

ヘッデンは二つ。電池は値段が高いですが新品のエボルタを登る前に入れ替え、しかもエボルタ予備電池を10本。アンパン。クリームパン、ジャムパン、ドーナッツ、ようかん、大福餅、ソイジョイ、塩飴、ゼリー、ビスコ、ソーセージ、野菜ジュース、痛み止めや塗り薬、テントにエアマット銀マット、厳冬期シュラフに・・・カセットコンロにクッカーに予備ガス缶。カップ麺に尾西フリーズドライ3食にレトルトハヤシライスに・・・六甲のおいしい水4Lにテルモスに熱湯を入れ・・・(コレが25kgになってしまった原因・・・)

そんな 努力が実ったのだと思います。
でも、この歳でも 諦めないで実行できたこと・・・
自分で公言したことは やり遂げる!(山頂でのテン泊 ご来光は失敗でしたが…)

少し、変な世界も味わえましたし・・・
流石に今週末は、自分の足を休めてあげようと思います。

普段、子ども達に偉そうに「あきらめるな!」なぁーんて 言っちゃってますから
どうしても、お山でしんどい時は 子ども達の顔や声が聞こえます。

ご訪問された皆様・・・も
万が一…長い人生…「乗り越えられない壁」が出てきたときに、ちょっと休んでゆっくり壁をみてみましょう。

落ち着いてゆっくりと観直すと
どこか乗り越えられる所があるハズです。

でも、乗り越えられなければ 降りちゃいましょう。
登って来たところは、ロープなしでも ゆっくりだと 降りれます。

ええい、それでも詰まったら。
もう、野宿して朝まで 待ってみましょう。
暗闇では、不可能だと思っていた壁も 長い夜を越えて、東の空に暁が見え始めたら、ご来光を静かに待ちましょう。

悩んでいたデカい壁が 意外と簡単だったりします。

今日も ご訪問 ありがとうございました。
皆様には、幸せが訪れますように。

そして 幸せ運べますように♪

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コメント

あけましておめでとうございます。
ハードな山行と最後の写真の可愛いハンコとのギャップが可笑しいです

今年もよろしくです
2016/1/14 5:57
Re: あけましておめでとうございます。
nanfutsu さん おそまきながら明けましておめでとうございます。
こちらこそ本年もよろしくです
シルバーフォックスあったかそうですし、シブイですね。
日出ヶ岳から、高見山〜三峰のスカイラインが良く見えていました。
あの崩壊地は、遠くからでもよく見えました。
いつも、自分には無い、玄人のいぶし銀的な山行が素敵だと感じております。
自分の山行は「やんちゃ」で nanfutsu さんのそれは、「オトナの渋さ」を感じてしまいます。

ワンピースのハンコは、娘からの誕生日プレゼントです(笑)
日常とお山のギャップは、大キレットほどありますかねー
2016/1/14 21:28
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