乾徳山8の字周回


- GPS
- 06:22
- 距離
- 11.4km
- 登り
- 1,262m
- 下り
- 1,267m
コースタイム
- 山行
- 4:55
- 休憩
- 1:28
- 合計
- 6:23
天候 | 晴れ時々雲がかなり多めの曇り |
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過去天気図(気象庁) | 2025年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
バス停にも駐車場があるが、トイレ近くの駐車場の方が路面がきれいでトイレが近い |
コース状況/ 危険箇所等 |
登山口までの林道歩きが約1.5㎞。 登山口から国師ヶ原十字路まで急登無しのマイルドな登山道。 国師ヶ原からは急登箇所が増え、有名な鎖場も数か所あり。今週頭に降ったと思しき雪が結構残っていたが、深いところで15~20㎝くらい。登る分にはチェーンスパイクは不要だったが、下るなら心配な人はチェンスパ付けた方が良さそう。 難所の鎖場は岩が露出しているのでアイゼンは不要だが、雪止め水で濡れていたり、雪解け水が凍っているところも少しありました。 鳳岩は完全にドライで問題なく登れました。 下山は山頂北側から周回して降りましたが、こちらにも山頂直下はちょっとした鎖場が有ります。黒金山への分岐から下山ルートに降りるコースは北面で残雪が多く傾斜が急ですが当日はまだトレースが無く、適度に固い雪をザクザク踏み締めながら下れました。雪の状態次第ではチェンスパが有ったほうが良さそう。 標高1800m以下は雪が減るが腐っており、傾斜は緩くなっても腐り雪がズルズル滑って、こちらの方が滑りやすかった。 堂満山への尾根ルートは単調な山林の山道。ルートは明瞭だが落ち葉が多すぎて足場が分かりにくい箇所が多い。 |
その他周辺情報 | 徳和集落から12㎞北上した、「道の駅みとみ」で乾徳山バッジ(650円)が買えます。 |
写真
下を見ても断崖絶壁の奈落の底ではなく、スタート地点で止まるのでそこまで怖くない。
それでも鎖はガッツリ使わせてもらいました
装備
個人装備 |
Tシャツ
ソフトシェル
ダウンジャケット薄手
ズボン
冬用手袋
防寒テムレス
靴下
雨具
日よけ帽子
防寒帽子
ネックウォーマー
靴
チェーンスパイク
ザック
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
水
笛
ファーストエイドキット
エマージェンシーシート
コンパス
ナイフ
保険証
携帯
モバイルバッテリー
タオル
カメラ
ヘッドライト
予備電池
バーナー
鍋
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感想
春の高気圧が張り出してきたので、自分の中では雪山シーズンは終わり、春景色と岩場を求めて少し遠いが乾徳山へ行ってみることにした。
4時寸前に高速道路に滑り込み中央道を東進すると伊奈谷からみた夜明け前の中央アルプス、南アルプスは快晴の絶好の登山日和。
これは期待できる!と進んでいくと岡谷ジャンクション手前から一気に雲が増えてきた。
なんか予定と違うなあと思いつつも諏訪を南下すると富士山と甲斐駒ヶ岳は快晴の丸見えなのに、八ヶ岳奥秩父は完全に雲の中。ガッデム!!
どうする?急遽日向山に変えるか?迷いながらも天気予報はヤマテンもテンクラも1日中晴れだったので信じてさらに南下するがどうにも雲が厚いので双葉SAで晴れ待ちしつつ少し仮眠する。
ひと眠りしたが空模様はあまり変化なし。甲府盆地は桜が満開になっているので再悪桜巡りでもいいかと気を取り直して予定通り乾徳山へ。
登山口から見上げる山は多少雲が薄くなったもののまだ雲の中。これは久々の大失敗の予感。天気予報に騙された…
それでも登っていくと多少は日が差してきたので「今日は岩場を楽しみに来たんだ。山頂の景色など付属品に過ぎん」と自分に言い聞かせて黙々と登る。
標高を上げると今週初めに降ったようで、予想外に雪も増え始めたがチェンスパがいるほどではない。しかしながら岩場に雪が付いていると自分の技術で登れるのか心配になってきたがここまで来たら下山して他の山に向かうには遅すぎる。ガスが取れることを信じて乾徳山岩場祭へ向かうしかない。
心配していた岩場の雪は手がかり足がかりの場所はほとんど乾いており全く問題なく登ることが出来た。
しかも大ボスの鳳岩までくると急速に上空の視界が広がっていく。キターーー!雲が抜け始めたーー!
鳳岩は思ったほど難しくも無く下を見ても奈落の底ではないので割とあっさりと登頂。(でも自分の技術では鎖無しでは無理でした)
降りて来た人達からは「丁度山頂のガスが抜け始めた所」とのこと。
スタートを遅らせた甲斐が有った。山頂からは北側の景色はバッチリ晴れていたが南側がまだまだ雲が多い。富士山は麓も見えない状態。
この後もどんどん天気が回復することを期待しながら、昼飯を食い始めると予想通り雲が切れ富士山もチラ見え。(この時は5分ほどでまた隠れたが)
黒金山へ向かうにはもう時間が遅いので諦めたが、食後もやることがないので天気待ちしながら山頂で長居しているとだんだん甲府盆地の上空も雲が取れ360°の最高の眺望を満喫することに成功!まさに大勝利!!
下山は鳳岩を下降するのがめんどくさい&目新しい景色を見たいので北側から8の字周回でのんびり下山。北西斜面の急登は程度の適量な雪が適度な硬さで残っており、チェンスパ無しでもズボズボ足を突き刺しながらの安心の雪面下山だった。
始めは天気予報に騙されて、無心で登るただの修行登山になるかと思っていたが、スタートを遅らせたことがドンピシャで幸を奏して、予想外の雪山登りも追加して結果として最高の乾徳山を楽しめた。
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