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Yamareco

記録ID: 7979412
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
甲斐駒・北岳

甲斐駒ケ岳 尾白川渓谷駐車場からピストン(ツアー登山)

2025年04月05日(土) ~ 2025年04月06日(日)
情報量の目安: A
都道府県 山梨県 長野県
27拍手
犬丸42 その他6人
体力度
6
1~2泊以上が適当
GPS
20:28
距離
20.6km
登り
2,521m
下り
2,516m
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10 km
歩くペース
標準
1.11.2
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
7:42
休憩
0:50
合計
8:32
距離 9.0km 登り 1,752m 下り 163m
7:27
7:35
149
10:04
10:09
150
12:39
12:40
32
13:12
13:21
52
14:13
14:31
8
14:39
14:48
65
15:53
2日目
山行
10:12
休憩
2:07
合計
12:19
距離 11.6km 登り 768m 下り 2,353m
4:09
65
6:53
6:56
9
7:05
7:17
5
7:22
7:27
69
9:17
10:36
62
11:38
11:39
1
11:40
11:58
29
12:27
50
13:17
13:26
88
14:54
88
天候 一日目 晴れのち曇り
二日目 雪のち曇りのち雪のち雨のちちょっと晴れ
過去天気図(気象庁) 2025年04月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
尾白川渓谷駐車場利用。無料。きれいなトイレあります。
コース状況/
危険箇所等
そりゃまあ黒戸尾根ですから危険個所いっぱいです。しかも4月とは言え上の方は雪たっぷりですから。ワタクシ程度の技量では、ツアーじゃなきゃとてもとても無理でした。

(株)ファーストアッセントのツアーでお世話になりました。参加者5名、ガイドとして花谷泰広さん、高橋摂さんのお二人に、きめ細やかにサポートいただきました。
その他周辺情報 尾白の湯 利用 市外者大人830円
予約できる山小屋
七丈小屋
前泊地から登山口へ至る道のりで撮影。アソコ登るの?正気??
2025年04月05日 06:14撮影 by  SC-51C, samsung
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4/5 6:14
前泊地から登山口へ至る道のりで撮影。アソコ登るの?正気??
ツアーなので写真は控えめです。一合目かな?
2025年04月05日 08:33撮影 by  SC-51C, samsung
2
4/5 8:33
ツアーなので写真は控えめです。一合目かな?
山頂切れてるじゃん。スマフォで適当に撮ってるとやはりダメであるなあ
2025年04月05日 09:46撮影 by  SC-51C, samsung
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4/5 9:46
山頂切れてるじゃん。スマフォで適当に撮ってるとやはりダメであるなあ
刃渡りまでの区間は長いけど、個人的には好きです。
2025年04月05日 10:53撮影 by  SC-51C, samsung
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4/5 10:53
刃渡りまでの区間は長いけど、個人的には好きです。
2025年04月05日 12:18撮影 by  SC-51C, samsung
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4/5 12:18
五合目から山頂を眺む。
2025年04月05日 14:30撮影 by  SC-51C, samsung
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4/5 14:30
五合目から山頂を眺む。
夏でも冬でもここは荘厳
2025年04月05日 14:40撮影 by  SC-51C, samsung
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4/5 14:40
夏でも冬でもここは荘厳
いかにも適当な小屋到着後の一枚
2025年04月05日 16:25撮影 by  SC-51C, samsung
1
4/5 16:25
いかにも適当な小屋到着後の一枚
バンゴハーン カレーはお代わり自由
2025年04月05日 16:59撮影 by  SC-51C, samsung
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4/5 16:59
バンゴハーン カレーはお代わり自由
翌朝。少しの間日が差した。
2025年04月06日 05:31撮影 by  SC-51C, samsung
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4/6 5:31
翌朝。少しの間日が差した。
というわけで何とか登れました。ガイドの花谷さん、高橋さんに深く感謝
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というわけで何とか登れました。ガイドの花谷さん、高橋さんに深く感謝
また来ますので次は晴れてください(切実
2025年04月06日 07:09撮影 by  SC-51C, samsung
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4/6 7:09
また来ますので次は晴れてください(切実
撮影機器:

感想

 仙丈ケ岳には、幸運にも冬季登頂を果たしたことがあり、それなら甲斐駒ヶ岳も冬に登りたいなあなどとアホなことを考え、花谷さんのツアーなら余裕っしょと舐めてかかり返り討ちに合う。

 アクセスを電車にするかクルマにするか、かなり迷った。二日目の下山がかなり遅くなりそうなので、公共交通機関の方が疲れないんじゃないかと思ったんだが、結局クルマにした。結果論だけど、ザックが公共の場に持ち込めないほどにドロドロになったので、車でよかったんだと思うけど、しかし5時間の運転は辛かった。関東の皆様が羨ましい。

 八ヶ岳のユースホステルに前泊し、6時30分頃現地着。7時に集合して出発。還暦のジジイとか足手まといではないかとビクビクしていたのだが、参加者5名、ミナサマ同年代でとりあえず安ど。だがしかし、ミナサマ健脚でスタートから付いていくのが結構大変。やはりこのツアーに参加されるのは歴戦の猛者なのである。

 長い道程も途中で花谷さんによるいろいろな解説が入り飽きない。この山の合目の区切りは、標高や距離ではないそうで、じゃあ何だというと、修行の場としての「険しさ」ではないかとのこと。確かに腑に落ちる。

 三合目辺りから雪が出始め足元も凍り始めたのでチェンスパ装着。刃渡りはチェンスパで通過。五合目手前の黒戸山近辺でアイゼンに換装。五合目での休憩時、花谷さんがチラッと白旗史郎さんの話をされていた。共にサポートで登られていたことがあるそうで、もう少し詳しくお話伺えばよかった。

 五合目から先の梯子場もすべてアイゼン履いていくので緊張感は上がる。いつまでも終わらない梯子の登りを延々繰り返し16時前、小屋に着き、ようやく終了。振舞の甘酒をありがたくいただき、カレーを食す。翌朝は4時出発となったので、7時に枕に頭を載せる。

 二日目、3時起床。耳栓を新しくしたので結構眠れた気がする。前夜いただいてた朝食弁当、全部食えるか心配だったが全部食った。稲荷寿司美味でした。4時に小屋前に集合し、小雪舞う中出発。天気は良くない予報で気は晴れない。

 小屋を出て七合五尺までは急登。八合目でストックからピッケルに持ち替え、ロープで繋がれて進む。この辺りでちょっと太陽が顔を出し天候回復を期待したが、ダメだったなあ。核心部のルンゼ部分も登りはそれほど苦労なく進むことができた。標高上るにつれて風が出てきて状況は厳しくなったが、7時過ぎ無事登庁。写真を撮ってそそくさと降りる。下りはあっという間・・・というわけにはここはいかぬ。ルンゼはロープ確保いただきクライムダウン。なんかもう太ももの前がパンパンに張って、日ごろの訓練不足を恨む。その後も黙々と降りて9時過ぎ小屋に戻る。腹にパンを詰め、パッキングをやり直して10時過ぎ小屋出発。

 その後も気は抜けず五合目まではロープ繋いだまま無数の梯子を下りる。修行の道は帰路も厳しい。もう嫌になった頃ようやく五合目到着。一旦ロープ解除し、四合五尺で再度繋ぎ、刃渡り過ぎてからようやく全解除となった。三合目過ぎたあたりでアイゼンを外し、ドロドロのままザックに突っ込む。後で泣くことになる。そのままゴリゴリ下り、なんでもないところでスリップして尻もちついたりして、もうボロボロになって16時過ぎようやく下山。長い道程であった。

 というわけで、無事に登って戻ってきたが、全てガイドさんのおかげである。ソロだったら絶対無理。改めてお二人のガイドさんに深く感謝する次第。2回目の黒戸尾根はやはり厳しく、だが、無事に戻ってきた今、辛かった想いより楽しかった気持ちの方が大きくなってるのは何故だろう。このコース、本当にバラエティに富んで日本屈指の名コースだと再確認できた。小屋のスタンプカードももらったことだし、年1くらいで登ることにする?正気??

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積雪期ピークハント/縦走 甲斐駒・北岳 [2日]
甲斐駒ヶ岳~黒戸尾根
利用交通機関: 車・バイク
技術レベル
5/5
体力レベル
5/5

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