姫山美女伝説の里山『姫山』を散策登山

2012年05月16日(水) [日帰り]

• GPS: 01:30
• 距離: 1.3km
• 登り: 165m
• 下り: 159m

コースタイム

日帰り

• 山行: 1:10
• 休憩: 0:20
• 合計: 1:30

15:50 スタート地点
16:30 16:50 姫山山頂
17:20 ゴール地点

○写真撮影が主目的の登山なのでコースタイムは、参考になりません。

天候

曇天

アクセス

利用交通機関：

自家用車

○「 姫山（ひめやま）」（標高199m）は、山口市大内にある『 姫山美女伝説 』で知られる里山、四季を通じて川面に優美な姿を映し、地理的にも三田尻や陶、嘉川方面から山口方面に向かう旧街道を見下ろす要地として、その昔は城若しくは砦（とりで）が築かれていたと伝わる山で、付近には、国立山口大学吉田キャンパスが位置する。

○JR山口駅から近く（徒歩約20分）、目標は、山口県立中央高校で同所から徒歩5分の距離。
○駐車場はありませんが、登山口の前に軽自動車1台分のスペース有り。
○中国自動車道（山口IC) → 県道21号線 → 石橋南詰交差点 → 県道61号線 → 平川大橋 → 姫山登山口

コース状況／危険箇所等

○危険個所はないが、多少道が荒れている。
○登山ポスト、トイレ等なし。
○山頂ポスト有り。(古くて使用されていない。）

その他周辺情報

○比較的近い山口市湯田に「湯田温泉」有り。

写真

5/16 7:35

山口市内大内北部にある『 金成山 』山頂から撮影した「 姫山」』。 山腹に見える白い四角形は、テレビ山口の電波反射板。

5/16 17:25

仁保川沿いの右手に見えるのが「姫山」。

5/16 15:49

これが、石の鳥居（とりい）のある登山口。手前左に白い看板がある。この付近に軽自動車1台分程度の駐車スペース有り。ここにマイカーを止めた。

5/16 15:48

看板を見ると、「姫山」の説明文だ。伝説の内容もあるが、この山は昔、軍事的な要衝でもあり、砦や城があったそうだ。

5/16 15:50

階段の道は崩れている。傾斜は最初からやや強い。

5/16 15:51

次第にしっかりとした階段になった。

5/16 15:52

さらに、ずっと階段が続く。

5/16 15:53

最後の急な階段を登れば・・・

5/16 15:57

お寺の跡に到着！平面の広い空き地。壊れた石灯篭があった。

5/16 15:57

お寺のあった敷地からの眺望は見晴らしが良い。中央の奥の小山は、この日の午前中に登った「金成山（かなりやま）」だ。

5/16 15:58

JR山口駅方向も見渡せる。

5/16 15:58

お寺の跡の池のような遺跡。

5/16 15:58

昔のお寺の代わりに建てた簡易な施設でしょうか？

5/16 15:58

これも旧寺の遺跡。

5/16 16:07

寺跡の奥を進むとシダ類の草が伸び放題、歩きにくい、草をかき分けて藪漕ぎで進む。

5/16 16:10

間もなく現れた電波反射板。この下を通り抜ける。

5/16 16:10

フェンス沿いの道を進む。

5/16 16:14

道が荒れているが、僅かに残る赤色テープや踏み跡を辿（たど）った。

5/16 16:14

また、少し藪漕ぎで行きます。

5/16 16:15

赤色テープを見てホッとする。

5/16 16:15

山頂周辺は、枯れ木のような木々が多い独特な風景。

5/16 16:25

山頂に到着した！「姫山（標高199m）」。

5/16 16:25

三角点も有るので、ターッチ！しばし休憩した。お茶とオムスビをいただいた。

5/16 16:26

10年前に訪れた登山者の記録。

5/16 16:26

山頂ポストがあるが、中のノートを見ると、古くて最近の記載なし。

5/16 16:26

鐘もあるが壊れて鳴らない。昔は鳴ってたんだろうな。

5/16 16:31

山頂からの見晴らしは、西側に限られているが、それでも良好だった。

5/16 17:26

下山は、往路を戻った。

5/29 10:23

姫山近くの仁保川沿いに「オオキンケイギク」が群生していたので撮影。

撮影機器：

PowerShot A530 CANON

装備

個人装備

長袖シャツ Tシャツ タイツ ズボン 靴下 グローブ 雨具 ゲイター 日よけ帽子 靴 予備靴ひも ザック 昼ご飯 行動食 飲料 地図（地形図） コンパス 笛 ヘッドランプ ファーストエイドキット ロールペーパー 携帯 時計 サングラス タオル ストック カメラ

感想

REALIST

○この山に興味を持ったのは、小学生の頃に雑誌の付録にあった日本の幽霊や呪われた伝説集の中に、山口県の伝説として紹介された記事を読んで以来のことで、たまたま、目に触れた登山口の紹介文を読んで、思い出したわけです。その伝説とは、・・次の内容でした。・・『 姫山美女伝説 』・・・その昔、殿様が美女を見初めて、無体な恋慕をよせ、殿中に捕らえ入れて想いをとげようとしたが、美女は節操深く殿様の邪意を受け入れなかった。殿様は美女を縛って城の井戸に釣り下げ蛇（へび）責（ぜ）めにした。美女は悶え苦しみ、美しく生まれた身のつらさを、二度と後々の女性にさせぬため「この山の上から見えるかぎりの土地では、永久に容色兼英の女性は生まれぬように」と悲しみ悶え死んだという。姫山の名はこれに由来するというのである。