クチクマ谷から銚子劇場へ


- GPS
- 09:32
- 距離
- 15.6km
- 登り
- 1,188m
- 下り
- 1,193m
コースタイム
- 山行
- 9:02
- 休憩
- 0:30
- 合計
- 9:32
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2025年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
タイジョウ南西尾根〜タイジョウ 急登ですが、尾根筋はっきりしており問題ありません。 タイジョウ北東尾根〜佐目子谷 バリエーションに当たりますか?タイジョウ北東尾根ははじめはブナの尾根で快適ですが、やがて細尾根となり杉の幼木やシャクナゲの藪が濃くなるところがあります。細尾根の核心部(古杉のあるピーク)は右に獣道が誘いますが、すぐに進退窮しますので尾根筋のシャクナゲを突破しましょう。 佐目子谷〜クチクマ谷出会い 佐目子谷のダイラと呼ばれる広やかなところがあります。気持ちのいい所です。 クチクマ谷〜銚子 クチクマ谷は跡切れ跡切れに杣道がついているようです。傾斜がきついので滑落に注意しましょう。 クチクマ谷源流部 適当歩きです。 イブネ北端〜 一般道です。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
ソフトシェル
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
日よけ帽子
靴
ザック
昼ご飯
行動食
飲料
地図(地形図)
コンパス
ヘッドランプ
GPS
ファーストエイドキット
携帯
タオル
ストック
カメラ
|
---|
感想
春が進み行くこの時期に、2ヶ月間さっぱり出かける機会がありませんでした。過去の記録をさかのぼっていると、この時期は春のお花を追いかけているようです。今年は少し寒く進みが遅いようなので、佐目子谷の明るい雑木林の散策と銚子劇場の鑑賞を目的にでかけました。
晴れ予報の土曜日です。鳴野橋にはすでに多くのハイカーさんの車が止まっていました。体力も落ちているような感じですのでのんびりと桜地蔵さんまで歩きます。野草の花を見かけませんね。あと一週間はかかるような感じです。
タイジョウ南西尾根の登りに差し掛かると急登でペースが上がりません。ヒイヒイ言っていると、足元にイワウチワが少し咲いていました。撮影を口実にたまらず休憩です。タイジョウから佐目子谷へは北東尾根と呼んでいる古杉のある尾根を下ります。佐目子谷上流部へアプローチできる良いルートですが、人の歩かないこの尾根はだんだん藪が優先してきているようです。
佐目子谷に降り立つと早春の様子でした。芽吹きもまだ始まっておらず、底抜けに明るい雑木林の散策の始まりです。お昼ごはんを食べていてもしんと静まり返り、聞こえてくるのは沢の音のみです。時々小さな虫が羽音も建てず目の前をゆっくり通ります。日頃の時間の流れとは違う贅沢な時間を過ごしました。
クチクマ谷をたどるのはそれほど危険ではありませんが、斜度が急なのでスリップには注意したほうが良いですね。谷を見上げると大岩がせり出すかと思えば、谷が開けたり変化が面白いです。谷最上部の急に頭上が開ける変化はダイナミックで、おだやかな小川のような源流の流れに目をやると騙されたような気分になります。
笹で埋め尽くされていた時代を知りませんが、銚子からの広がりのある景色はいいですね。しばし早春の銚子劇場の鑑賞と参りましょう。そのうちにクチクマ谷の始まりを探してみたくなり、源流をたどってみました。複雑に分岐するので正しいかどうかは知りませんが、最初の一滴が始まるそれらしい所までたどれたかな?
イブネ北端へ登るともう誰もいなくて静かでした。もう2時でしたからのんびりしすぎましたね。残すは緩やかな下りばかりですから、急いで帰りましょう。長い千種街道をてくてく歩き、大シデを見上げ、桜地蔵さんに手を合わせて帰ってきました。今日もいい一日でした。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する