花時雨の逍遥


- GPS
- 03:51
- 距離
- 10.6km
- 登り
- 610m
- 下り
- 613m
コースタイム
- 山行
- 3:23
- 休憩
- 0:28
- 合計
- 3:51
天候 | 雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2025年04月の天気図 |
アクセス | 自宅から全て徒歩 |
コース状況/ 危険箇所等 |
荒地山全体に踏み跡が多く道迷いしやすい。岩場は滑落と落石に注意。黒岩からキャッスルウォールへのルートはVR、通行する方は要注意。 |
写真
感想
今日は終日雨の予報だったため、近場の荒地山へ行ってきました。
いつもならハイカーで賑わう阪急芦屋川駅前の広場も、今日は人影まばらで、登山の装いをした方の姿も見かけません。芦屋川沿いの桜は盛りを過ぎたとはいえ、まだまだ見応えがありました。久しぶりに芦屋右岸道を進んでみると、土砂崩れ防護柵の設置工事はすでに完了しているようでしたが、兵庫県はこの道を遊歩道として再整備する意思を失ってしまったようです。歩く人も少なく、木漏れ日も届かぬ静かな道で荒地山の道畔谷(みちあぜたに)に通じる貴重なルートだけに、惜しまれてなりません。
道畔谷を谷沿いに遡行するつもりでしたが、雨で足元は緩み、履いていたワラーチでは心もとないため、北尾根を辿って登りなおしました。しっとりと濡れたコバノミツバツツジがちょうど満開で、今を盛りと咲き誇っていました。雨の中とはいえ、意外にも遠景が開けており、結果的には良い選択だったと思います。
山頂が近づくにつれ、雨脚はいっそう強まり、風も出てきました。黒岩にも立ち寄ってみましたが、「黒岩会」のメンバーも、さすがに今日は誰一人として姿を見せていません。そこで、最近手に入れた固形燃料用のクックセット(飯塚カンパニー)を試してみることに。450mlの水を沸騰させるのにおよそ9分。冷たい雨風に身体はすっかり冷えきってしまいましたが、小さなエスビット固形燃料が懸命に炎を上げる様子に心がほぐれ、温かい食事にありつけたことは貴重な体験でした。重さはわずか223g。控えめながらも頼れるこの相棒は、今後のロングハイクでも活躍してくれそうです。
下山は、雨脚の強まりを考慮して最短ルートを選択。山中では誰ともすれ違うことなく、終始静かな山行となりました。本日も無事下山、感謝です。
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