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記録ID: 803445
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山滑走
剱・立山

厳冬 大明神山

2016年01月27日(水) [日帰り]
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YSHR その他3人
GPS
--:--
距離
21.3km
登り
1,808m
下り
1,798m

コースタイム

日帰り
山行
10:31
休憩
0:37
合計
11:08
1:30
130
片貝第二発電所
3:40
3:55
368
西尾根取付
10:03
10:25
133
12:38
ゴール地点
1.30 290m 片貝第二発電所ゲート発
2.50 426m 片貝第四発電所手前分岐
3.40 550m 西尾根取付
7.13 1292m 地図上1292
9.14 1853m 地図上1853
10.03 2082m 大明神山山頂
10.25 2082m 大明神山山頂発
10.34 1853m 地図上1853
11.23 550m 西尾根取付
12.38 290m 片貝第二発電所ゲート
天候 雪のち曇り
過去天気図(気象庁) 2016年01月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
コース状況/
危険箇所等
片貝第二発電所ゲートまで車可能
深夜の林道を6km歩いてようやく尾根の取付に
2016年01月27日 02:10撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
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深夜の林道を6km歩いてようやく尾根の取付に
尾根に取り付くと猛烈な藪漕ぎ
2016年01月27日 04:46撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
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尾根に取り付くと猛烈な藪漕ぎ
絶望的な薮をモンキーラッセルで突破して行く
2016年01月27日 05:00撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
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絶望的な薮をモンキーラッセルで突破して行く
いつか光が見えるはずだ スズケン頑張れ
2016年01月27日 05:20撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
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1/27 5:20
いつか光が見えるはずだ スズケン頑張れ
標高1000mを越えると疎林となりもう楽勝ムード
2016年01月27日 07:38撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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標高1000mを越えると疎林となりもう楽勝ムード
四人でラッセルを回す
2016年01月27日 07:48撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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四人でラッセルを回す
帰りの激パウが楽しみだ
2016年01月27日 08:27撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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帰りの激パウが楽しみだ
高度が上がれば富山湾が見える
2016年01月27日 08:30撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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高度が上がれば富山湾が見える
久しぶりに名人も頑張る
2016年01月27日 08:42撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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久しぶりに名人も頑張る
尾根をドンドン上がって行く
2016年01月27日 08:55撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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尾根をドンドン上がって行く
標高1800mから氷化斜面も出て来る
2016年01月27日 08:59撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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標高1800mから氷化斜面も出て来る
時折青空がのぞく
2016年01月27日 09:06撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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時折青空がのぞく
大明神山がドーーーン
2016年01月27日 09:12撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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大明神山がドーーーン
登った尾根を振り返る
2016年01月27日 09:14撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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登った尾根を振り返る
風も強く気温は氷点下15度
2016年01月27日 09:15撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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風も強く気温は氷点下15度
大明神 待ってなさい
2016年01月27日 09:17撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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大明神 待ってなさい
行くしかない
2016年01月27日 09:18撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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行くしかない
山頂がドンドン迫る
2016年01月27日 09:20撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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山頂がドンドン迫る
もう少しだ
2016年01月27日 09:22撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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もう少しだ
尾根を振り返る
2016年01月27日 09:33撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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尾根を振り返る
さあゴールがすぐそこにある
2016年01月27日 10:00撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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さあゴールがすぐそこにある
ゴーーール
2016年01月27日 10:03撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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ゴーーール
ピークだよ 全員集合
2016年01月27日 10:20撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
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ピークだよ 全員集合
山頂からスズケンが行く
2016年01月27日 10:32撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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山頂からスズケンが行く
頑張って良かった
2016年01月27日 10:36撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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頑張って良かった
スプレー
2016年01月27日 10:37撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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スプレー
パウパウです
2016年01月27日 10:41撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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パウパウです
久しぶりの名人テール滑り
2016年01月27日 10:54撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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久しぶりの名人テール滑り
林道に来た 正面が登った西尾根
2016年01月27日 11:54撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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林道に来た 正面が登った西尾根
林道を滑って今日も11時間完全燃焼
2016年01月27日 12:25撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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林道を滑って今日も11時間完全燃焼

感想

今日はさぶ、名人、スズケンの四人で大明神山を目指した.この山登山道は無く積雪期限定の山である.僧ヶ岳も大変だがこの山の厳冬期ワンディは並みでは成功しない,僧ヶ岳のワンランクいやツーランク上である.如何せんスタート地点からの標高差は1800m激ラッセルが待ち受ける.

さぶは風邪で体調不良、スズケンは年末の滑落で1ヶ月のリハビリを経てようやく復帰戦,名人は最近若手の台頭でポジションが無くなりつつあるが珍しく参戦希望のメールが来た.聞くと連れにドタキャンされ僕たちのパーティに加わりたいと言う事だった.僕たちは滑り止めか?と内心思っても昔からの仲間だから口に出せない。
いつの日か以前の様なモチベーションが戻る事を静かに待つだけだ.

さて片貝第二発電所ゲート深夜2時発と連絡してある.スズケンと名人は車中泊、僕とさぶは自宅発で僕は深夜1時過ぎに現地に着いた.急いで準備して1時半に先にスタートした.どうせラッセルですぐ追いつかれるから準備出来た者からスタートだ.

取付尾根まで6kmの林道歩きだ.気温は高めでラッセル+スーパーファットに湿雪がまとわりつくダブルパンチだ.四人交代でガンガン進む.皆体調はまずまずだ.

2時間以上かけようやく大明神山西尾根取付に来た.いつもは北東尾根を使うがもう飽きて新鮮な景色を見たかった.尾根に取り付いてすぐに激薮が始まる.それでも何とか尾根上に迫り上がるがここからが一層の激薮、もう絶望的な光景だ.皆前進不能状態、ならばと僕が薮をかき分け全身モンキーラッセルで高度を上げて行く.

いつまで続く薮地獄、いつかは道が開けるはずだ.標高差で200m程上がったらようやく薮が薄くなりトンネル出口に光が見えた.もう大丈夫だ.ここで僕はお役御免、スズケンと名人に先頭を譲る.もう尾根は疎林となり帰りの激パウが楽しみだ.

高度を上げれば今日も魚津平野と日本海は素晴らしい来て良かった.時折のぞく青空に気分もハイテンション、1800mを超えると氷化し始めて正面に大明神山がドーーーン、素晴らしいこの尾根の景色も中々です.風も強くなり気温も氷点下18度、先日の四ッ岳に比べればそよ風だ.さあ山頂がすぐだ.

ゴーール、今日も大満足です.本来正面には毛勝が見えるはずだが今日はガスで見えない.ここから毛勝はかなり難儀だ.一度単独でワンディしたがもういい、ここで十分です.

さあ山頂から激パウ頂きますか.尾根の北側のパウダーゾーンをガンガン攻める.いい雪です.皆大満足一気に高度を落とし800mくらいから激薮ゾーンに,ここをどう攻略するか腕の見せ所.僕を先頭に沢筋をガンガン高度を落とし、薮をカットした.帰りは楽だった.あっという間に林道まで落ちてもう暑過ぎです.

ここからは林道をガンガン滑って行きます.太陽は隠れ帰りの滑りもまずまずでした.さあ車が見えた.ゴール、11時間の完全燃焼でした.

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