厳冬 大明神山
- GPS
- --:--
- 距離
- 21.3km
- 登り
- 1,808m
- 下り
- 1,798m
コースタイム
- 山行
- 10:31
- 休憩
- 0:37
- 合計
- 11:08
2.50 426m 片貝第四発電所手前分岐
3.40 550m 西尾根取付
7.13 1292m 地図上1292
9.14 1853m 地図上1853
10.03 2082m 大明神山山頂
10.25 2082m 大明神山山頂発
10.34 1853m 地図上1853
11.23 550m 西尾根取付
12.38 290m 片貝第二発電所ゲート
天候 | 雪のち曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
片貝第二発電所ゲートまで車可能 |
写真
感想
今日はさぶ、名人、スズケンの四人で大明神山を目指した.この山登山道は無く積雪期限定の山である.僧ヶ岳も大変だがこの山の厳冬期ワンディは並みでは成功しない,僧ヶ岳のワンランクいやツーランク上である.如何せんスタート地点からの標高差は1800m激ラッセルが待ち受ける.
さぶは風邪で体調不良、スズケンは年末の滑落で1ヶ月のリハビリを経てようやく復帰戦,名人は最近若手の台頭でポジションが無くなりつつあるが珍しく参戦希望のメールが来た.聞くと連れにドタキャンされ僕たちのパーティに加わりたいと言う事だった.僕たちは滑り止めか?と内心思っても昔からの仲間だから口に出せない。
いつの日か以前の様なモチベーションが戻る事を静かに待つだけだ.
さて片貝第二発電所ゲート深夜2時発と連絡してある.スズケンと名人は車中泊、僕とさぶは自宅発で僕は深夜1時過ぎに現地に着いた.急いで準備して1時半に先にスタートした.どうせラッセルですぐ追いつかれるから準備出来た者からスタートだ.
取付尾根まで6kmの林道歩きだ.気温は高めでラッセル+スーパーファットに湿雪がまとわりつくダブルパンチだ.四人交代でガンガン進む.皆体調はまずまずだ.
2時間以上かけようやく大明神山西尾根取付に来た.いつもは北東尾根を使うがもう飽きて新鮮な景色を見たかった.尾根に取り付いてすぐに激薮が始まる.それでも何とか尾根上に迫り上がるがここからが一層の激薮、もう絶望的な光景だ.皆前進不能状態、ならばと僕が薮をかき分け全身モンキーラッセルで高度を上げて行く.
いつまで続く薮地獄、いつかは道が開けるはずだ.標高差で200m程上がったらようやく薮が薄くなりトンネル出口に光が見えた.もう大丈夫だ.ここで僕はお役御免、スズケンと名人に先頭を譲る.もう尾根は疎林となり帰りの激パウが楽しみだ.
高度を上げれば今日も魚津平野と日本海は素晴らしい来て良かった.時折のぞく青空に気分もハイテンション、1800mを超えると氷化し始めて正面に大明神山がドーーーン、素晴らしいこの尾根の景色も中々です.風も強くなり気温も氷点下18度、先日の四ッ岳に比べればそよ風だ.さあ山頂がすぐだ.
ゴーール、今日も大満足です.本来正面には毛勝が見えるはずだが今日はガスで見えない.ここから毛勝はかなり難儀だ.一度単独でワンディしたがもういい、ここで十分です.
さあ山頂から激パウ頂きますか.尾根の北側のパウダーゾーンをガンガン攻める.いい雪です.皆大満足一気に高度を落とし800mくらいから激薮ゾーンに,ここをどう攻略するか腕の見せ所.僕を先頭に沢筋をガンガン高度を落とし、薮をカットした.帰りは楽だった.あっという間に林道まで落ちてもう暑過ぎです.
ここからは林道をガンガン滑って行きます.太陽は隠れ帰りの滑りもまずまずでした.さあ車が見えた.ゴール、11時間の完全燃焼でした.
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する