記録ID: 803992
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山滑走
白馬・鹿島槍・五竜
雪崩に流され生死をさまよった鹿島槍ヶ岳:鎌尾根〜南峰〜北又本谷;
2012年05月12日(土) [日帰り]
![情報量の目安: B](https://yamareco.info/themes/bootstrap3/img/detail_level_B2.png)
体力度
5
1泊以上が適当
- GPS
- 10:16
- 距離
- 17.1km
- 登り
- 2,523m
- 下り
- 2,517m
コースタイム
過去天気図(気象庁) | 2012年05月の天気図 |
---|---|
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
鎌尾根はいたる所にクレバスが出来、アイスバーンになれば滑落の危険性も高い、アルパインルートです。南峰には雪庇を切り崩して乗り上げる。南峰からのクライムダウンは降雪後のためかなりいやらしい下りであった。北俣本谷では右岸壁からの雪崩に流され300m滑落。装備も失わず、埋まらず、デブリの上を背中で流れた。轟々と鳴り響く雪崩の唸りは今でも耳を離れない・・・まだ生きて世の中に貢献しなさいと・・・の声に導かれ生還。 |
写真
デブリが背中の下で響き、時に押しつぶされそうになり身体を浮き上がらせ、サイドのに逃げようとするが再び加速し始めまた流されていた・・・不思議にも装備は一切失わず、怪我もしていない・・・停止した時にストックが埋まり手が動かせないため、ショベルで片手で堀返した。起き上がった後のデブリは延々と続いていた。
撮影機器:
装備
個人装備 |
Atomic Suger Dady15cm
TLT Speed
スキーアイゼン
シール
ダブルピックストック(BDセルフアレスト)
ビーコン
ショベル
ゾンデ
無線機
12本爪アイゼン
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感想
デブリが背中の下で響き、時に押しつぶされそうになり身体を浮き上がらせ、サイドのに逃げようとするが再び加速し始めまた流されていた・・・不思議にも装備は一切失わず、怪我もしていない・・・停止した時にストックが埋まり手が動かせないため、ショベルで片手で堀返した。起き上がった後のデブリは延々と続いていた。
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コメント
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ケガ一つなく生還。
信じられないくらいですね。
コメントありがとうございます。自分で招いたミスです。危険なコンディションをわかっていながら、後に引かずに突っ込んでいった結果です。教訓になりました。雪があればどこでも雪崩れますね・・・
今日はお疲れ様でした。お陰で楽しくそして貴重な時間を過ごす事が出来ました。ありがとうございました。
また諸々の役割から離れての「JUNDrさん」としての一面を垣間見る事が出来ました。「山」を生きる事の一部としている点で共感を覚えました。
北海道の学生時代にちょっとだけ齧った、山スキーや沢登りのレポート読ませていただきます。
ではまた次の機会を楽しみにしています。
再会でき嬉しかったです。最近はあまり限界を目指す山行が無くなりましたが、自分なりに考えながら歩いています。また、何処かの山で会いましょう❗
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