1日目(9/19)。
移動に終始。
新潟まわりで高速にのり、山形へ。
飯豊山荘へ向かった。
飯豊山荘は建物はやや古いが、小奇麗で素朴な旅館。
まずはここで天狗平ロッジの利用手続きをする。
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1日目(9/19)。
移動に終始。
新潟まわりで高速にのり、山形へ。
飯豊山荘へ向かった。
飯豊山荘は建物はやや古いが、小奇麗で素朴な旅館。
まずはここで天狗平ロッジの利用手続きをする。
今夜はここ、天狗平ロッジに一泊する。
期待以上に立派な建物。
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今夜はここ、天狗平ロッジに一泊する。
期待以上に立派な建物。
天狗平ロッジ正面玄関。
通常は施錠されていて、飯豊山荘の利用手続きが済むと、管理人が来て開錠してくれる。
このロッジにはなんと、畳の部屋と布団まで用意されている。
メシは自炊だが、そんな手間はたいしたことではない。
今夜は我々以外に利用者がなく、独占状態。
一人一部屋使ってもまだ余るほどだった。
風呂は飯豊山荘の温泉を利用。500円。
ここまで恵まれていて1500円/泊。
安い。
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天狗平ロッジ正面玄関。
通常は施錠されていて、飯豊山荘の利用手続きが済むと、管理人が来て開錠してくれる。
このロッジにはなんと、畳の部屋と布団まで用意されている。
メシは自炊だが、そんな手間はたいしたことではない。
今夜は我々以外に利用者がなく、独占状態。
一人一部屋使ってもまだ余るほどだった。
風呂は飯豊山荘の温泉を利用。500円。
ここまで恵まれていて1500円/泊。
安い。
明日は早いので、明るいうちに周囲を確認しておく。
ロッジの近くにある、丸森尾根ルートの登山口。
我々はこのルートではなく、梶川尾根ルートを行く予定。
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明日は早いので、明るいうちに周囲を確認しておく。
ロッジの近くにある、丸森尾根ルートの登山口。
我々はこのルートではなく、梶川尾根ルートを行く予定。
ロッジ前の舗装路を5分ほど歩くと、車両通行止めとなる。
沢を渡ってすぐ右手が、梶川尾根ルートの登山口。
(白い標識が小さく写っている箇所)
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ロッジ前の舗装路を5分ほど歩くと、車両通行止めとなる。
沢を渡ってすぐ右手が、梶川尾根ルートの登山口。
(白い標識が小さく写っている箇所)
沢を流れる果てしなく透明な水を見ると、ああ、山に来たんだな、と実感する。
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沢を流れる果てしなく透明な水を見ると、ああ、山に来たんだな、と実感する。
梶川尾根ルートの登山口。
とりつきがいきなり急登で岩場。
明日はまだ暗いうちに登り始めるから、注意せねば。
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梶川尾根ルートの登山口。
とりつきがいきなり急登で岩場。
明日はまだ暗いうちに登り始めるから、注意せねば。
ロッジ2階の寝室。
山行の無事を祈って、ささやかな壮行会。
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ロッジ2階の寝室。
山行の無事を祈って、ささやかな壮行会。
2日目(9/20)。
午前5時行動開始。
順調に梶川尾根ルートを上がっていく。
ほとんど直登にちかい急登を上がるため、高度がどんどん稼げる。
わずか1時間で、山荘があんなに小さくなってしまった。
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2日目(9/20)。
午前5時行動開始。
順調に梶川尾根ルートを上がっていく。
ほとんど直登にちかい急登を上がるため、高度がどんどん稼げる。
わずか1時間で、山荘があんなに小さくなってしまった。
五郎清水。水量はまずまず。
手がしびれてくるほど冷たい。
カップに2杯ほど飲んで、一息つく。
ただルートからちょっと離れているのが残念。
といってもわずか数分の距離だが。
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五郎清水。水量はまずまず。
手がしびれてくるほど冷たい。
カップに2杯ほど飲んで、一息つく。
ただルートからちょっと離れているのが残念。
といってもわずか数分の距離だが。
梶川峰。
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梶川峰。
梶川峰から門内岳をのぞむ。
すばらしい。
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梶川峰から門内岳をのぞむ。
すばらしい。
はやくも樹林帯が終わってしまっているせいか、えらく高いところにいるような錯覚が起きる。
実際は、標高は2000にも満たない。
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はやくも樹林帯が終わってしまっているせいか、えらく高いところにいるような錯覚が起きる。
実際は、標高は2000にも満たない。
樹林がないおかげで、視界をさえぎるものもなく、雄大な景色を見ながら縦走ルートを歩くことができる。
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樹林がないおかげで、視界をさえぎるものもなく、雄大な景色を見ながら縦走ルートを歩くことができる。
右手に、丸森尾根ルートが見える。
この先の胎内山のところで、梶川尾根ルートと合流する。
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右手に、丸森尾根ルートが見える。
この先の胎内山のところで、梶川尾根ルートと合流する。
胎内山。
たったの1890mしかないとはとても思えない。
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胎内山。
たったの1890mしかないとはとても思えない。
昼食予定場所、門内小屋が見えてきた。
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昼食予定場所、門内小屋が見えてきた。
門内小屋の向こうにもまだまだ山は続く。
門内岳、北股岳、烏帽子岳。
今日は、梅花皮(かいらぎ)小屋まで行く予定。
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門内小屋の向こうにもまだまだ山は続く。
門内岳、北股岳、烏帽子岳。
今日は、梅花皮(かいらぎ)小屋まで行く予定。
門内小屋。管理人はいなかった。
便所は外。
公式の最大収容人数は50名とあるが、快適に過ごすなら20名くらいかな?
我々以外の利用者はなし。
(食事の途中で初老の単独行者が来た)
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門内小屋。管理人はいなかった。
便所は外。
公式の最大収容人数は50名とあるが、快適に過ごすなら20名くらいかな?
我々以外の利用者はなし。
(食事の途中で初老の単独行者が来た)
門内小屋の水場。
小屋からちと遠い。
往復で10分ほどかかってしまうのが難点。
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門内小屋の水場。
小屋からちと遠い。
往復で10分ほどかかってしまうのが難点。
門内小屋で昼飯のてんぷらそばを食う。
行動食をつまみながら、食後のコーヒーで一服。
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門内小屋で昼飯のてんぷらそばを食う。
行動食をつまみながら、食後のコーヒーで一服。
門内岳。
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門内岳。
梅花皮(かいらぎ)小屋に到着。
1階部分。
門内小屋よりもずっとキレイで広い。
そしてなんと、便所が水洗で屋内にある。
すばらしい。
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梅花皮(かいらぎ)小屋に到着。
1階部分。
門内小屋よりもずっとキレイで広い。
そしてなんと、便所が水洗で屋内にある。
すばらしい。
床の一部がコンクリむき出しになっていて、コンロ使用場所としている。
面白い工夫だ。
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床の一部がコンクリむき出しになっていて、コンロ使用場所としている。
面白い工夫だ。
梅花皮小屋2階。
我々以外に利用者はおらず、独占状態。
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梅花皮小屋2階。
我々以外に利用者はおらず、独占状態。
水場は小屋から約100mの距離にあり、大変便利。
水量が凄まじい。
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水場は小屋から約100mの距離にあり、大変便利。
水量が凄まじい。
夕飯を食い、酒を飲む。
我々だけの独占なので、山の話からどんどん脱線し、馬鹿話に花が咲く。
これも山の楽しみの一つ。
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夕飯を食い、酒を飲む。
我々だけの独占なので、山の話からどんどん脱線し、馬鹿話に花が咲く。
これも山の楽しみの一つ。
今回の山行では、羽毛シュラフでなく化繊シュラフを使用した。
WILD-1のオリジナルシュラフ「Concept#3」。
冬以外はだいたいこれ。
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今回の山行では、羽毛シュラフでなく化繊シュラフを使用した。
WILD-1のオリジナルシュラフ「Concept#3」。
冬以外はだいたいこれ。
3日目(9/21)。
暴風雨。
予定通り行動するか停滞か、緊急会議の末に、停滞を決定。
未経験のルートを暴風雨の中歩くのは危険すぎる。
万が一のことがあれば、今後の登山活動にも影響するだろう。
しかし、何もしないのもつまらない。
午後、暴風が止まないものの、雨がなくなったので、空身で烏帽子岳をピストンしてお茶を濁した。
古新聞を読んだり、メールを送ったりしてすごす。
(FOMAの一部機種は梅花皮小屋内でも通信可能)
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3日目(9/21)。
暴風雨。
予定通り行動するか停滞か、緊急会議の末に、停滞を決定。
未経験のルートを暴風雨の中歩くのは危険すぎる。
万が一のことがあれば、今後の登山活動にも影響するだろう。
しかし、何もしないのもつまらない。
午後、暴風が止まないものの、雨がなくなったので、空身で烏帽子岳をピストンしてお茶を濁した。
古新聞を読んだり、メールを送ったりしてすごす。
(FOMAの一部機種は梅花皮小屋内でも通信可能)
他の9人グループが来たので、彼らに2階を譲り、1階へ移動した。
今夜もこの小屋に泊まり、明日、下山する。
天気が良ければ、往路とは違う丸森尾根ルートを辿りたいが・・・。
今夜も馬鹿話をするうちに夜が更けていく。
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他の9人グループが来たので、彼らに2階を譲り、1階へ移動した。
今夜もこの小屋に泊まり、明日、下山する。
天気が良ければ、往路とは違う丸森尾根ルートを辿りたいが・・・。
今夜も馬鹿話をするうちに夜が更けていく。
4日目(9/22)。
やはり暴風雨。
視界がまったく利かないため、未経験の丸森尾根ルートはあきらめ、往路の梶川尾根ルートを辿って下山することにする。
空身とは違い、ザックにも横殴りの風を受ける。
足の関節が伸びきるとヨロけるので、気持、腰を落とし気味にして歩く。
ザックに受ける風に抵抗するためか、左の大胸筋が妙に疲労する。
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4日目(9/22)。
やはり暴風雨。
視界がまったく利かないため、未経験の丸森尾根ルートはあきらめ、往路の梶川尾根ルートを辿って下山することにする。
空身とは違い、ザックにも横殴りの風を受ける。
足の関節が伸びきるとヨロけるので、気持、腰を落とし気味にして歩く。
ザックに受ける風に抵抗するためか、左の大胸筋が妙に疲労する。
湯沢峰。
山上の暴風がウソのように穏やか。
ただ、ガスっていて何も見えないが。
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湯沢峰。
山上の暴風がウソのように穏やか。
ただ、ガスっていて何も見えないが。
無事に下山。
梶川尾根は急登なだけに下山に優しくない。
というか、途中で飽きてくるのである。
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無事に下山。
梶川尾根は急登なだけに下山に優しくない。
というか、途中で飽きてくるのである。
今夜は飯豊山荘に宿泊する。
温泉につかり、過酷?だった山旅の疲れを癒す。
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今夜は飯豊山荘に宿泊する。
温泉につかり、過酷?だった山旅の疲れを癒す。
飯豊山荘食堂。
こざっぱりして清潔な食堂。
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飯豊山荘食堂。
こざっぱりして清潔な食堂。
5日目(9/23)。
飯豊山荘の朝食。
非常にヘルシーな献立。
山女の甘露煮が絶品。
今日は移動に終始する。
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5日目(9/23)。
飯豊山荘の朝食。
非常にヘルシーな献立。
山女の甘露煮が絶品。
今日は移動に終始する。
帰りに寄ったドライブインで土産を購入。
ついでに、足湯に入った。
初めての飯豊、不完全燃焼に終わった。
いつかリベンジしたい。
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帰りに寄ったドライブインで土産を購入。
ついでに、足湯に入った。
初めての飯豊、不完全燃焼に終わった。
いつかリベンジしたい。
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