25019_小辺路を歩く:高野山から熊野本宮大社へ

- GPS
- 26:18
- 距離
- 65.2km
- 登り
- 3,917m
- 下り
- 4,641m
コースタイム
- 山行
- 7:08
- 休憩
- 0:53
- 合計
- 8:01
- 山行
- 9:39
- 休憩
- 1:12
- 合計
- 10:51
- 山行
- 6:34
- 休憩
- 0:52
- 合計
- 7:26
| 天候 | 三日間とも晴れ |
|---|---|
| 過去天気図(気象庁) | 2025年04月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
復路:龍神バスで本宮大社前から紀伊田辺駅(バスを途中下車して渡瀬温泉) |
| コース状況/ 危険箇所等 |
山中は十分な道標で迷うことはない 集落と国道等の舗装路が交錯するあたりは時々判りにくいとこともあるが概ね明瞭 |
| その他周辺情報 | 本宮大社への参拝後は周辺の温泉で汗を流す 私は帰りのバスのことも考え渡瀬温泉を利用(前回大峯奥駈道を歩いたときも利用) |
写真
装備
| 個人装備 |
Tシャツ
ソフトシェル
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
日よけ帽子
靴
ザック
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ガイド地図(ブック)
ファーストエイドキット
常備薬
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ストック
カメラ
|
|---|
感想
伯母子岳山頂にて
小辺路3度目の挑戦である
1度目は2019年9月、この時は台風の影響で伯母子峠避難小屋で撤退
2度目は2021年7月、熱中症症状にて三田谷で敗退
そのため、今回は超ゆっくりの3泊4日の計画とした。
4月29日(1日目)
予定通り8時10分過ぎに千手院橋BSに到着。
意識してゆっくり歩き小辺路登山口に向かう。天気は良いが思ったより風が冷たい。こまめな給水給食しながら歩いて行く。
ろくろ峠、薄峠と順調に進む。1人追い抜いていった。丁石に向けて降っている途中で別な方を追い抜いた、膝を労わりながら歩いているとの事。
大滝集落の東屋で先程の方々と再び会う。その後何度か前後しながら歩くことになる。
水ケ峰分岐を過ぎ林道タイノ原線に入り東屋で昼ご飯を撮っていたところ、先程の2人と更に1人来られ昼食タイムとなった(もちろん別々だけど)。結局この4人が伯母子峠避難小屋で同宿することとなった。
大股の自販機では今日は(ペプシ)コーラをゲットすることができ元気回復。この時点で14時前だし、予定通り萱小屋跡で宿泊するか、前回と同じく伯母子峠避難小屋とするか未定のまま急登に取り掛かった。
萱小屋跡では疲れてはいたものの胃腸の不快感もなく全身に疲労感はなかった。そこへ膝を労りながら歩いていた方が追いついてこられ、話をしているうち二人共伯母子峠避難小屋を目指すこととした。
伯母子峠避難小屋には先行された2名が既に晩御飯の準備に取り掛かっていた。夕食はFD米とレトルトカレー。順調に食べることができた、一安心。
小屋付近は気温も低く冷たい風が吹いてたが、全天快晴の素晴らしい一日であった。
4月30日(2日目)
4時半過ぎに皆さん朝食やら出発の準備にかかった。今朝も胃腸は快調ではないけど不快ではないのでモンベルのリゾットを1袋食べることができた。
いつものことながら動作が遅いのとパッキングが下手なこともあり皆さんより30分以上遅れて、結局6時前の出発となった。
今日もゆっくり歩きを心がけ伯母子岳に向けて登る。風は冷たいのだが直ぐに汗が出る。
今日も快晴で伯母子岳は360度の超眺望の大絶景!やっぱ頑張ってここまで歩いてきてよかった!
順調に下っていく。周りはミツバツツジが最盛期、もう勿体ない!こんな尾根歩きは初めて!と言いながらどんどん下る。前回はあちこちで直ぐにへたりこんで10分、20分と費やしたが、今回は気がつけば待平、ところがまだ標高はそれほど下っていなくてここからさらに激下り!!
三田谷に下り綺麗なトイレを使わせていただき、気分もリフレッシュして三浦峠に向かう。自販機有りとネットで情報を得たが??本当に舟渡橋を渡る直前に右奥に自販機が!やった!(コカ)コーラをゲット!気分上々!三浦集落あたりで補給して元気回復!
しかし、歩調は相変わらずで三十丁の水で下りで膝をいたわる方が追いついてこられて私が今朝途中で脱いだ橙色のインシュレーションを拾って渡してくださった、ありがとうございます!
その後も足取りは遅々として進まず、足が止まりかけた頃やっと三浦峠に到着、大休止、、、。
下りの方が胃が揺れるせいか?また胃が気持ち悪くなり効果があるかわからないけど、持参していたタケプロンを服用したところ、ほんの1分もしないうちに不快感が軽減、快調とはいかないものの順調に西中登山口に着いた。
あとはコーラをゲットして気力元気回復して昴の里を目指すぞ!
だが、最初の自販機はアルコール専用、次の自販機は飲みたいものがなく、重里でやっとコーラはないもののCCレモンを見つけ大休止。
それからも嫌と言うほど歩いて昴の里に到着。自販機でコーラと水を確保して幕営場所を探す。少し離れたところにそこそこの場所を見つけ一息つく。
吐き気はしないもの食欲はあまりないので、テントの外で夕飯を摂ることとし翌朝用のモンベルのリゾットとした。充分咀嚼しながら半分くらい食べた。食べれた事で明日も歩ける自信がつきゆったりした気分でシュラフに横になった。地面は柔らかく気温も適度で久しぶりに気持ちよく寝ることができた。
5月1日(3日目)
予定通り四時半過ぎに起き、ゆっくりと残りのリゾットとゆで卵を食べる。昨夕よりも一口を多めに少し早めに口に入れるが大丈夫。昴の里のトイレを借りたり、多少時間はかかったが、ほぼ予定通りの6時過ぎにスタート。
まずは柳本橋をわたり果無登山口。いつもの通り顔を洗い口を漱ぎ石畳の急登を止まらない程度の速さで登る。それでもヤマルートの標準時間よりも少し早い。
果無集落を過ぎ三十三観音の三十番からカウントダウン。疲れた気分を紛らす。
天水田跡、こんなところにこれだけの田圃を作っていたなんて昔のお百姓さんはすごい!
観音堂、果無峠と過ぎ、あとはひたすら下るだけ。しかし足が思うように前に出ない。八木尾まではほぼコースタイムで下った。八木尾のバス停を過ぎたところで大和八木行きのバスにすれ違った。
舗装路は疲れるが早く歩けるので距離を稼げる。道の駅で、バニラアイスとコーラをゲットして、大休止。後から来たトレランの外人さんもバニラアイスを齧りながら走り出していった。
そのあとはコースタイム➕αで本宮大社に到着、ゴール‼️
ギリギリだが、13時42分の紀伊田辺行きのパスに間に合ったので、渡瀬温泉で途中下車して、汗を流し一人お疲れさん会をして紀伊田辺駅に向かった。最後部座席と言うことも関係したのか?久しぶりの爆走路線バスだった。エンジン音も凄いし、車外の緑も飛ぶように後方に流れ、前方に貨物トラックが走っていたことも関係するが車間距離が少な目のブレーキ踏踏み運転。しかしお陰様で紀伊田辺駅には定刻に到着できた。
3泊4日のところ2泊3日で歩くことができた。しかも足腰に筋肉痛もなく、楽しい歩き旅だった。
ゆっくりと食べながら、飲みながら胃を空っぽにしないように歩くことをこれからも心がけよう。
コメント
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hiro-san














お疲れ様でした👍
小辺路や、そもそも熊野古道はまったく手付かずのワタシなのですが、詳細なレコの内容で興味湧きました!素敵な場所なのですね。
大変お疲れ山でした!お腹大事になさってくださいね…。
3度目の正直でやっと完歩できました😅
ポイントは初日にゆっくり歩き、歩きながら給水給食を心がけ胃を空っぽにしなかったことだろうと思っています
また、要所々々に水場(水道含む)があり荷物の軽量化、水の心配要らずもポイントかと。
機会があれば、ロングトレイルに行きましょう😊
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