釈迦ヶ岳・黒岳
- GPS
- 05:50
- 距離
- 10.8km
- 登り
- 957m
- 下り
- 928m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
釈迦ヶ岳山頂付近は雪がついて登山道が見えず、せっかくあるロープも見つけにくかったです。私が慣れてないためかも。 |
その他周辺情報 | 近くはありませんが、評判の良い「ほったらかし温泉」に行きました。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
長袖インナー
ハードシェル
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
予備手袋
防寒着
雨具
毛帽子
靴
ザック
アイゼン
昼ご飯
非常食
飲料
水筒(保温性)
レジャーシート
地図(地形図)
コンパス
笛
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
携帯
時計
サングラス
タオル
カメラ
|
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備考 | 休むために雪の上に座れるマットか? |
感想
きれいな富士山を眺めるため、雪山歩きの練習なので前日までのトレースが残る、景色のよさそうな、それでいて少なくない人が訪れるであろうコースを選んだつもりだった。ところが、前夜に軽く降った雪のため、思ったほどたくさんトレースが残っていなかった。
わずかに残るとレースも一人か二人分のみ残っていたので、臆病者の私でもなんとか頑張れました。一つもトレースが無かったら、コースについて自信が無いのでギブアップしたのは間違いない。
6時間歩いているにもかかわらず、出会ったのは昼頃ほとんど下山してから3グルーブのみ。おかげで、新雪を歩く、コースの見方、凍った雪面とふわふわの雪面の歩き方、スポッと雪を踏み抜きながら歩く時のスピード低下、休息の仕方など体で学びました。
前日は天気が悪かったけれど、天気予報では朝から晴れと出ていたので、しっかり信じて東京を出発。
河口湖インター到着時には雪の間から星空が見えてきて、良い知らせの予感。河口湖畔からはクッキリ富士山が見えたのに、良い予感がうずうずしてくる。
本当はもう少し上に止めたかったのですが、私の軽自動車が雪が深くて動かなくなったので、釈迦ヶ岳登山口脇の道端に駐車します。道は広いので路肩に止めても多の車の邪魔には成らないでしょう。軽アイゼンを付けて出発。
釈迦ヶ岳山頂付近は、ロープがあるけれど使うほどではないとの書き込みを見たので安心していたら、岩もロープも雪の下で、地形がわからずどこに足をかけたらよいかもわからないので、安全確保のためロープのお世話になりました。釈迦岳山頂付近は西からも東からもロープを使いたくなるような急傾斜ですね。
釈迦ヶ岳から日向坂峠そして黒岳まで尾根を歩くはずなので問題ないはずですが、何箇所か尾根の分岐らしい地形があり、そのたびに地図の確認、GPSの確認をしてしまいました。道がわからないということはこういうことなんですね。山と高原地図「富士山」の地図は縮尺が小さすぎて小尾根は見ずらい。よくないとわかっていても先人のGPS頼り。雪がなければのんびりした山歩きができたような気がします。
スタートしてから釈迦岳山頂で写真撮影など少しゆったりしてから、すぐに歩き続けたので日向坂峠から黒岳に向かう上坂では、トレースを消すような強い西風に吹かれ、トレースは消えかけ、ふくらはぎ半ばまで雪に埋まりながら登るのに力折れそうになります。
唯一の救いはGPSで黒岳山頂までの距離が出るので、最後は10分おきに休みながらGPSで残りの距離を確認する情けない状態。そんな時は急傾斜なのでなかなか距離が縮まりません。やっとの思い出で到着した黒岳山頂は疲れはて全く歩きたくない状態。山頂の景色が全く良くなくあまりにもがっかりした時、展望台への矢印が下り道方向に向いているのに心ひかれ展望台へ。
黒岳に来て展望台に来なくてはだめですね。幸い背後の木々が風を遮ってくれ、暖かい日差しを全身で受け止めることができたので、岩の上に積もった雪を払いのけ買い物ビニール袋をしいて本日初の大休憩。コンビニで購入したいつものおにぎりをほお張り、元気が回復してきます。
このまま初めてのコースを雪をかき分け進むのと、今自分が作ったトレースを峠付近の分岐まで戻り、そこから人跡はありませんでしたが、赤いビニールテープの印があった道を林道までに降りる登山道を林道まで戻るか考えました。疲れていたので、ミスコースになったり、雪かきが大変だったりするリスクを負うより、精神的な疲労感が少なそうな、来た道を途中まで引き返すコースを取ることにします。
無事に林道までおりることができたので、ミスコースの可能性は限りなくゼロとなり、疲れていながら歩けば良いだけの安心感でラクな下山となりました。
林道上で何組かの登山者とすれ違いました。
舗装してある林道では雪が柔らかく、アイゼンの底に次々と重なり底厚になるので途中でアイゼンをはずします。
朝早くではなかったためか、皆さんかなり奥まで車で上っていらっしゃったのでうらやましい。
●反省点
寒すぎて十分な休憩できず。座るために、お尻が痛くなく、温かい座布団が必要か。雪の上に座ると安定は悪いし、お尻は冷えそうだし。
なぜか富士山から遠い釈迦ヶ岳の方が、富士山に近い黒岳より高いという先入観があり、尾根を歩いている途中で気がつき疲労感が倍増してしまう。思い込みをなくし、慎重に地図を読みなさいとお叱りの声が・・・。
コースミス。yamareco.comで以前のぼっていた人のアップロードしたGPXファイルを参考までにGPSに入れてたので、ミスコースにすぐ気づくことができ、ありがたかったです。
また、山と高原地図「富士山」を見て、釈迦ヶ岳登山口から尾根に上がったときに地図には釈迦ヶ岳の位置に山頂マークがない上に、道標に雪がついて読めず右と左のどちらに行ったら良いか分からなくなる。体験者のGPSデータでは右に曲がると釈迦ヶ岳に行くと表示していたので助けになりました。
悪いことにGarminGPSに入れていた地図データでは、釈迦ヶ岳は尾根に出たら左方向にあると表示されていたからです。みなさん、ありがとうございました。
私のGPSデータの以下の位置(番号0087-0099間)は誤って歩いたコースです。はずかしいですが、公開します。
コメント
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alpha2caさん
こんばんは
NO44写真の車の持ち主です。
あそこまで上がってくるのには勇気のある?登坂でしたよー
山より恐かった Uターンできないからあがっちゃえー状態
4WD以外は無理です
私も前日までは日向坂峠から黒岳でもと思っていましたが日向坂峠に辿りつけるか不安だったので御坂峠方面に予定変更しちゃいました。
写真見させてもらいました、やっぱり林道は凄い状態だったみたいですね。
黒岳の展望台からの景色は最高でしたね。至福の時間を過ごせました
いずれ何処かの山で会えたらヨロシクです
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