積雪の比良散歩
- GPS
- --:--
- 距離
- 14.1km
- 登り
- 1,255m
- 下り
- 1,254m
コースタイム
天候 | 青空が覗いたり、雪が舞ったりとめまぐるしく変化してました。 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
橋から歩くのが自分で決めたルール(?)です。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
正面谷、イン谷のどちらにも登山ポストがあります。 積雪は標高500mあたりから上でしたが、金糞峠から青ガレの下りのみアイゼン装着しました。 あと、八雲からコヤマノ岳へのゲレンデ跡コースの最上部で雪が凍っている部分がありました。 アイゼン装着した方が無難に歩けます。 |
その他周辺情報 | 下山後はいつもの通り比良とぴあで入浴。 大人610円でさっぱり! |
写真
装備
個人装備 |
グローブ
アウター手袋
予備手袋
防寒着
毛帽子
アイゼン
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
水筒(保温性)
地図(地形図)
コンパス
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ガイド地図(ブック)
ファーストエイドキット
常備薬
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ツェルト
ストック
カメラ
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感想
比良の山が白くなって、やっと山に入って歩いてきました。
実は伊吹山とどちらに行こうか前日まで迷っていました。
今回はピークハントよりも散策に近い歩き方をしたくなって、うろうろできる比良に向かったんです。
イン谷口から釈迦岳へのルート、時間を計るのもしておきたかったこと。
雪が消えたら今年は釈迦岳に通おうと思っているので。
あとは特にルートを決めずに時間の範囲で居心地のいいハイキングをしようと歩き始めました。
釈迦岳に向かう旧リフト跡に沿った登山道、下りでは何度か歩いたけれど、なかなか歩き心地のいい登り道。
いつもの比良とはちょっと雰囲気も変わり、新鮮な気分でなんだか短く感じた登山道でした。
途中からは白い風景になった山を目で楽しみながら。
釈迦岳から八雲ヶ原に向かおうとカラ岳方面にルートを取った・・・つもりで全く逆方向に歩いていたんです。
山頂の道標には「ヤケ山、ヤケオ山」と表示があったのを見ていながら思い込みで「カラ岳」と読み違えていた不思議・・・
歩きながら前に見えている山も違うと分かっているはずなのに、何の確認もしないで進んでいました。
比良の山だからリカバリーもすぐでしたが、遭難なんてこんなバカげた状況で起こり得るのかもしれないですね。
山頂で進路の確認をしていれば防げることでした。
今日はバリルートもラッセルもなしにして楽しむつもりでしたが、八雲からコヤマノ岳に登るルートでゲレンデ跡を辿ったところ、トレースがなくなってしまいました。
そこそこ雪が固く締まり、踏み抜きが少ないのが幸いでした。
ただ急勾配には体力を奪われ、かなり汗をかいての登りでした。
ここも久しぶりのコヤマノ岳山頂部。
ブナの木立の中をテープを辿って歩きます。
トレースはここもありませんが、この森ではあまり緊張感はありません。
乱れたトレースを残さないようにだけ気を付けながらの雪山歩き。
武奈ヶ岳の山頂には寄らずにイブルキノコバへ。
今日唯一のハイカーとすれ違いました。
それから何度も変わる天気の中で、あの人は青空の下で山頂に立てたかなんて何度も思っていました。
奥の深谷で見かける年季の入った杉の木たち。
通りがかりに挨拶をしてしまいたくなる存在感です。
幹の曲がり具合も半端じゃない個性の集団。
ついつい足を止めて見入ってしまう巨木の集団です。
金糞峠から青ガレに下る道は、さすがにアイゼンがないと踏み出せない状況でした。
雪がある程度あれば踏みしめて進めそうですが、急勾配に数センチの積雪は自分には工夫の余地もないことです。
雪の中に岩が半分くらいも露出する青ガレもスリル満点!
ドキドキしながら下りる道の短く感じたこと!
なんだかあっという間の下山でした。
この山に登ろうなんて目的を持たない散策の8時間、あれこれ心に響いてくるものに反応しながら時間に追われず歩けたことは久々のいいリフレッシュタイムになりました。
「がっつり」も「まったり」もこなせるのが理想なんでしょうが、さて、理想を追えるものか来週また試してみなきゃ・・・
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