野伏ヶ岳
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- GPS
- 08:26
- 距離
- 12.9km
- 登り
- 1,034m
- 下り
- 1,046m
コースタイム
天候 | 雲一つない快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
長岡京⇔白山中居神社 11700円 (5人で割った) 西宮のチベット⇔長岡京 3840円 (4人で割った) |
写真
装備
共同装備 |
2〜3人用ツェルト
|
---|
感想
・出発まで
最初、htynと二人の予定やった。tatsuyayさんも誘うと来るとのこと。katuoさんは未定と。で、その後、kaorinも来ることになり、その後、katuoさんも来ることになった。行き先は色々考えてはいたが、車の運転が比較的短くて、俺が今まで行ったことのないココにさせてもらった。2/7(日)のチャオの帰りから鼻水が出たり、頭が痛かったりして、やめようかとも思っていたが、天気予報を見ると、快晴予報なので、どうしても行きたいので、薬に頼ろうと思って2/9に耳鼻科に行った。「アレルギー性鼻炎か、もしかしたら花粉症かも」と言われ、鼻炎用の薬を出してもらうと、少しマシになったので行くことにした。kaorinは登り降りとも歩きなので、下山時間に間に合うよう、場合によっては、滑降メンバーよりも先に折り返す可能性ありとしていた。手持ちの無線機の一つが壊れてるので、katuoさんのトランシーバーを一つ、kaorinに持ってもらえれば途中で別れても比較的安心やなと考えていた。
2/10(水)
22:22〜22:30 katuoさん、tatsuyayさんがchuki宅に集合。荷物を積む。
22:50頃 chuki宅発
23:55 htynを拾う
2/11(木)
3:30頃 白山中居神社着。車内htyn,chuki、テントkatuo,tatsuyay,kaoriで仮眠。
5:30 起床
・今回、私の割板でのシール登行は初めてなのを知ってるkatuoさんは、シールのつけかたその他色々、親切丁寧に助言してくれた。
・katuoさんのトランシーバーはkatuoさんと一緒に動く人達で使いたいとのことで、kaorinが遅れた場合に分けて連絡とりあうのに使うというのはナシに。で、kaorinが遅れる場合は、"tatsuyayさんkaorin"組 と それ以外のメンバー組 とに分けることになった。分かれるとしても、お互い、15時迄に駐車地に戻りましょう という約束。
7:00 出発("起床後1時間で出発可"のつもりだったが30分遅れた)
7:15 それまでツボ足で歩いていたkaorinがスノーシューを装着するために止まっている間に、俺、katuoさん、htynが先行して離れてしまった。この後、しばらく林道のシール登行が続くが、シール登行組よりも、スノーシューのほうが遅れる可能性が高そうだったので、この時点で"tatsuyayさんkaori組" と それ以外 とに別れた。
・割板によるシール登行は、10年以上前に体験したことのある山スキーのシール登行とは感じが違った。使ってる割板は、はねっかえりがある感じで、雪に押し付けて踏込み、はねかえりのばねを利用して足を揚げ気味に前に進めると、うまく足運び出来る気がした。山スキーの時は、どちらかというとアイススケートの感覚に似てる気がした。
・体力差か、シール登行の慣れの差か、それとも その両方か分からないが、katuoさんhtynの二人から少し遅れてしまうことが多かった。が、大体、見える範囲で待ってくれてはった。
・スノーシュー跡を行くより、シール跡を行くほうが随分楽やった。
・左足の向きがズレてくるので、一度、ドライバーでビンディングカップのネジを締め直した。katuoさんは「ねじ止め剤を使ったほうがいい」と言うてはった。
・途中、私らより年齢が上の単独男性スキーヤーが「ラッセル交代しながら行きましょう」と言ってくれて、少し一緒に行ったが、トレースが林道そのままと、林道から離れるほうとに分かれたところで、そのかたは林道を目指していかれて、私らも、そっちにいっても良かったが、一応計画書の予定ルート通り、ダイレクト尾根への最短ルートっぽい、林道から離れる側を選んだので、そのかたとは ここで別れた。
・スノーシューの単独や、二人組のかたたちと抜きつ抜かれつで進んでいった。
・針葉樹林帯を抜けた途端、かなり暑くなり、モンベルZEOLINE中厚長袖1枚、ズボンはベンチ全開にして登った。htynは ようやく脱いだなと思ったが、合羽の下の1枚を脱いだだけで、合羽自体を脱ぐことはなかった。暑ないんかいなと不思議やった。katuoさんも下着1枚になっていた。
・シール登行のキックターンで難儀したが、katuoさんからは「うまい」とおだてられていた。
・登ってる途中で左右どちらか一方の太ももの前の内側の筋肉(おそらく内転筋群)が攣ってしまい、痛くて難儀した。
・途中、風に叩かれて、雪が硬いところがあり、そこでシールがすべるようになった。色々試したが無理で、外して、手に持って、ツボ足で登った。katuoさんとhtynはそのまま登れてたのだが。。。必死で標高差4mほどツボ足で登り、なだらかになったところでkatuoさんにゆわれて気づいたのだが、シールに雪団子がついていた。「団子防止のためワックスをシールに塗っとかなあかん」とのこと。ここからはクトーをつけた。人生初クトー。
・クトーをつけてからは滑ることなく登れた。htynのクトーは、ヒールリフトを使うと効かないタイプなので、ヒールリフトを下していたが、なかなか大変そうやった。
・このあたりから尾根筋は無木立。大展望を楽しみつつピークへ。ピークには5人ぐらいの人が居たが、この後、後続が続々とヤってきた。
・ピークで写真を撮りまくり、準備をして東北東方向の、計画書通りのルートに向けてドロップ。ただ、いい雪がありそうなところでは、予定ルートから少しハズして滑ったりもした。風に叩かれた硬い雪と、吹き溜まったような感じの柔らかい雪が交互に現れる感じだったが、おおむね、気持ちよく板に乗れた。今回の板は入手したばかりで、数日前に一回、ゲレンデで乗っただけだったので、山で、果たしてどうなるのかと少し不安もあったが、ターンもし易いし、深雪でも極端に後傾することなく滑れてたので、満足。
・標高1300m付近で、少しオープン気味の斜面があり、楽しめた。
・htynは深雪のところは少し苦労してるように見えた。
・標高1210mあたりまでいってから、地形図の破線ルートとおもわれるところにトレースがあり、それを辿って下山。
・標高1200mあたりでのトラバース時、板が止まってからは、なかなか大変やった。また太ももの内側が攣ってしまった。
・頂上ドロップ前にシールを外した時、シールに貼り付ける紙の表裏を間違えてしまい(両面同じと認識していた)、下山で再度シールをつけるときに、その紙をシールから剥がすのに、随分苦労した。その紙はビリビリになった。
・ようやく斜度のある林道までたどり着き、またシールを外して滑降!雪が腐ってストップスノーになってる可能性なども考慮して、ストックを持って滑ったが、一度コケたのと、雪割れ部を越えた時以外は、殆ど漕いだりせずに滑っていけて楽やった。htynは途中で穴にハマってしまったらしく、精神的ダメージが大きかったそうで、15分か20分遅れて、最後に車に戻った。htynと別れてしまってからは、トランシーバが生存確認のために役立った。
・tatsuyayさんkaorin班は 野伏ヶ岳ピークまで標高差300m弱というところで11時という予定折り返し時間になってしまい、そこから降りたとのことやった。kaorinのMSRスノーシューが下山途中で壊れたとのことだったが、10年前購入とのことで、そら、ゴム部分はあかんようなるわ、、、と思った。
15:07 下山
15:45 白山中居神社駐車場発
16:00〜17:15 満天の湯で風呂&夕飯
17:15 満天の湯発。下道は白鳥ICまで渋滞。
高速は渋滞ほぼナシ。
20:30 htynを下す
21:45 chuki宅前で解散。
・まとめ
割板での初山行だったが、katuoさんの豊富な助言で色々と助けられた。
また、katuoさんとhtynを待たせてしまうことが多かった。
スノーシューに比べるとシール登行は余りにも楽で、、、今までスノーシューを使ってた自分に、「ズルしちゃってゴメンなさい」という気分やゎ。
天気が春みたいな感じだったことが関係してるかもしれないが、割板の分離や合体では びびらされたほどの苦労はなかった。が、最後、林道の滑りの前に合体させる時、右足側のビンディングをつけるのに5分以上かかった。katuoさんが「みましょかー」と来てくれた途端、かちっとついた。(プレッシャーかかったかな?)
・ToDo
・大腿筋の内側広筋がつらないようにする。
→筋力強化
→身体の使い方改善
→バナナを食う?
・チートシートを梅田とかで買う。
・ホットワックスでシールの接雪面を進行方向前から後ろに向けて、スーっと撫でておく。(団子対策)
・シールが板よりも何mmか幅狭になるようにカットする。(エッジを出す、と貼るスピードアップ、のため)
・ストック、意図せず縮まないようにする
コメント
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コメントありがとうございました。
ふむふむ…シール登行はスノーシューより楽なのですね!
私、スキーはゲレンデオンリーなので登山とスキーは別物でしたが、検討をしなければいけませんね(笑)
あの日の野伏なら明らかにシューより楽やと思います。
シューのほうが楽なケースもあると思います。アイゼンでなくてスノーシューでいける程度やけど硬めの雪とか。そういった硬めの雪の直登ならシューのほうが楽でしょう。
私の場合、シューで行くということは、スノーボードを背負うか引きずるということを意味しますので、そういう意味でもスノーボードにシールつけて登るほうが楽な場合が多いようです。
なるほど!勉強になりました。
山頂の写真に私が写っています♡
いただいてよろしいですね?
あれ、うつっちゃってます?すみません、このままおいててもいいんでしょーか?どーぞ、保存なさってください。なんやったらより高画質のをお送りします。
こちらの写真で十分です!
ありがとうございました。
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