唐松岳 〜快晴の北アルプス北部絶景山行〜
- GPS
- 06:32
- 距離
- 9.8km
- 登り
- 955m
- 下り
- 964m
コースタイム
天候 | 快晴 風速17m/s(丸山手前にて。最も強く吹いたときに計測) |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
600円/日 ◆八方池山荘まで ゴンドラリフト「アダム」 8:00〜16:10 ↓ アルペンクワッドリフト 8:15〜 ↓ グラートクワッドリフト 9:00〜15:40 ※開始時間は早まる事もある |
コース状況/ 危険箇所等 |
※2月14日の気温上昇により状況は大きく変わると思うので注意! ◆積雪量 トレースを外すとかなり深く、スキーやスノーシューが良さそう。 凍結した斜面はないのでクランポンを装備しなくても登れた。 ◆危険個所 前日からのトレースがあり、道迷いの心配はなかった。 尾根の端を歩かなければ滑落はないと思う。 |
その他周辺情報 | ◆コンビニ (小川村の方から来た場合)セブンイレブン、ローソン、ローソン ◆スキー場周辺の歩行者 細い道路を横並びで歩く人が多く見られた。突然横断しようとする人もいるので、事故を起こさないように最徐行で運転した。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
長袖インナー
ハードシェル
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
ゲイター
ネックウォーマー
バラクラバ
毛帽子
靴
予備靴ひも
ザック
アイゼン
ピッケル
ビーコン
昼ご飯
水筒(保温性)
ライター
ヘッドランプ
予備電池
日焼け止め
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ナイフ
行動食
ポール
|
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共同装備 |
飲料
ガスカートリッジ
コンロ
コッヘル
食器
地図(地形図)
コンパス
計画書
GPS
ファーストエイドキット
常備薬
ロールペーパー
ツェルト
カメラ
|
感想
厳冬期の北アルプスで日帰り登山が楽しめる唐松岳の八方尾根。ゴンドラ乗り場は平日でも混雑しており、9割はスキー場、1割は登山とBCといったところか。ゴンドラとリフトを乗り継ぎ、八方池山荘前から登山開始。後立山連峰から妙高・戸隠連峰は快晴。風もそれほど強くないし、気温も高すぎず低すぎず、まさに登山日和だ。
前日が祝日だったためか先行者のおかげか、トレースははっきりしている。雪に埋まった八方池、下・中・上ノ樺、丸山と登っていくのだが、周辺を見渡せばいつでも見事な景色を楽しめる。正面には不帰キレット、北には白馬三山、南には五竜岳と鹿島槍ヶ岳、振り返れば妙高・戸隠の山々。眼下には雪に覆われた白馬村。関東平野に住んでいると見ることのできない景色にうっとりする。
丸山を通過すると不帰キレットが目の前に見えてくる。不帰景の南から滑り降りたシュプールが見事な曲線を描いている。私はスキーもスノーボードも苦手なので少し羨ましく思う。
八方尾根から後立山連峰の稜線に出ると、目の前には剱・立山連峰が広がる。丸山で撤退しては見ることのできない展望だ。この景色を見たくて登ってきた。なにしろ、今年に入って山で晴れたのは元日の鳳凰山だけで、そのあとの安達太良山や四阿山ではガスに覆われてしまった。やはり雪山には青空が似合う。
雪と岩の殿堂と言われる剱岳に見守られながら頂上へ向かい、13時21分、2696mの唐松岳に登頂。去年の3月以来だが、やはり素晴らしい景色だ。北に白馬三山と不帰キレット、東に妙高・火打・戸隠、南に五竜岳、西に剱・立山・毛勝。山に登る理由は人それぞれだが、晴れた日の大展望を楽しまない登山者はいないだろう。山に登ってよかったと感じられる瞬間だ。
ずっと見ていたい景色だが、翌日から荒天となる予報。後ろ髪を引かれる思い(短髪なので引かれる後ろ髪はないのだが)で下山を開始。八方池山荘に着くころには灰色の雲が上空に掛かってきたが、最後まで安定した天気に恵まれた。貴重な快晴の1日を楽しめて良かった。
◆今後の夢(後立山連峰)
後立山連峰の日本百名山(白馬・五竜・鹿島槍)は登頂したのだが、いずれも単発で縦走はほとんどしていない。白馬岳→不帰キレット→唐松岳→五竜岳→八峰キレット→鹿島槍ヶ岳→爺ヶ岳→扇沢といった縦走は、いずれ果たしたい夢だ。今年は別の山域を縦走するので来年以降となるが、重い荷物を背負って歩けるうちに挑戦したい。
こんばんは〜
この美しさはハンパないですね〜
夏の風景とはまた違った美しさですね。
私も訓練したら行ってみたい
いつになるかな〜
いつかは行きますよ〜
では、また。
NJ-TAKAさん、こんばんは。
さすが快晴の唐松岳。文句なしでした。夏は緑の美しい八方尾根ですが、この時期はダケカンバが少しと、踏み抜いた穴の中のハイマツが見られる程度。岩と雪のモノトーンに空の青さが美しい世界を作ってくれます。
NJ-TAKAさんも登れると思いますよ。風が強い予報の日はほぼ向かい風となるので避けたほうがいいです。注意すべきはリフトの最終運行時間だったりして。
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