金時山 まさカリーうどんを食べに行こう
- GPS
- --:--
- 距離
- 13.2km
- 登り
- 883m
- 下り
- 896m
コースタイム
天候 | 晴れのち曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
危険箇所はありません 猪鼻砦跡〜金時山山頂は、一部で凍結していました |
写真
感想
「まさかり担いだ金太郎〜♪」という童謡でおなじみの金太郎。
今回の登山は、そんな金太郎伝説で有名な足柄峠から金時山を登ります。
しかも、kenboさんが金時山の茶屋で「まさカリーうどん」なるものが食べられるらしい…との情報を仕入れてきたので、楽しみ♪楽しみ♪
後で調べたところ、南足柄市近辺では「まさカリーうどん」の他に、「まさカリーライス」「まさカリーぱん」「まさカリー黄金のポット」という「まさカリーシリーズ」が名物になっているようで、他のまさカリーもいつかコンプリートしてみたいですね。
午後から天気が荒れ模様となるらしいですが、足柄峠の駐車場に着いた頃は快晴。
気温も高く、春のようなポカポカ陽気の中、まずは峠から下って登山口のある地蔵堂を目指します。
足柄峠にも登山口があるので、直接金時山に登る方が多いと思いますが、距離的にあっという間に着いてしまうのであえて地蔵堂まで下りました。
そうすればちょうど山頂に着く頃にお昼になると思うので、まさカリーうどんを美味しく食べられるという完璧な計画。
足柄之関跡や足柄明神社跡に寄り道しながら、万葉ファミリーコースというハイキングコースをぐんぐん下ります。
地蔵堂にはバス停があって、関本駅からここまでバスが出ているようでした。
この近辺には、金太郎にまつわる色々なスポットが点在しています。
まずは金太郎が遊んだといわれている「太鼓石」と「かぶと石」、畑の真ん中にででん!と大きな石があり不思議な感じ。
その畑の近くには「金太郎生家跡」もありました。
さらに金太郎が産湯として使った「夕日の滝」を見物し、「金太郎の力水」を飲んでこれからの登りに備えます。
ここまで金太郎づくしが続き、すっかり金太郎モードになったkenboさんはずっと「ハイシドゥドー ハイシドードー」と口ずさんでいました(笑)
登山口からは徐々に登りが始まります。
だんだんと道に雪が増え始めますが、アイゼンを着けるほどではありませんでした。
天気はまだ晴れていて、青空も見えています。
でも、午後から崩れるらしいので少し急ぎ気味に登ります。
途中の猪鼻砦跡は、晴れていれば富士山が目の前に見える絶景スポットですが、残念ながら雲が掛かってしまって富士山は見えませんでした。
風も強くなってきて、雲の流れが速い…これはあまりのんびりしない方が良さそうです。
ここから金時山山頂までは、階段を含めた急登が続きます。
雪が積もり、凍っている所もあるようなので、軽アイゼンをつけました。
登りはまだいいのですが、下りが怖そう…と思っていると、アイゼンをつけていないスニーカーを履いた方がツルツルと滑りながら下ってきました。
階段の手すりやロープがある所ならなんとか下れそうですが、手掛かりのない所は辛そうでした。
急な登りはそれほど長くなく、天下の秀峰・金時山の山頂に到着。
風がめちゃくちゃ強くて、髪の毛がぼさぼさになりながら記念撮影をしました。
相変わらず金太郎モードのkenboさんは、「天下の秀峰 金時山」の看板の横に置いてあったまさかりを担いでご満悦。
晴れていれば、富士山をバックに金太郎になりきれる絶好の撮影スポットです。
しかし、今日は風が強すぎてのんびりしていられないので、さっそく金太郎茶屋の中へ避難。
お目当ての「まさカリーうどん」を注文すると、おまけで漬物や金太郎飴やじゃがいもなどをサービスして頂きました♪
「まさカリーうどん」は足柄牛とごぼうが入っていてうまし!
お好みでガラムマサラのパウダーを入れても、風味が増して美味しかったです。
最後にまさかりの形をした山バッジを買って、下山開始。
滑らないように慎重に下ります。
猪鼻砦跡に到着戻ってきて振り向くと、山頂はすでに真っ白になっていました。
アイゼンを外して足柄ハイキングコースを下ります。
運がいいことに、間一髪で雨に降られずに駐車場まで戻ることができました。
おまけで足柄城跡を見学し、あしがら温泉でほっこり。
最初から最後まで、金太郎づくしの一日でした。
金時山は、お手軽ながら富士山や箱根の山々の景色が楽しめる山なので、今度は天気の良い日にのんびり登ってみたいと思います。
関東地方で春一番が吹くか否か、荒れ模様の天気予報であったため、短時間でゴールできそうで、かつ多くの方のレコにあげられている「まさカリーうどん」を食べてみたかったので、金時山を選択しました。
駐車可能台数が少ないとされている足柄峠に到着すると、車は3台しか停まっておらず、拍子抜けでした。聖天堂の傍にあるトイレで用を済ませ、足柄之関跡や足柄明神社跡を見学しながら、まずは万葉ファミリーコースで地蔵堂まで下ります。
道は明瞭で、小春日和のポカポカ陽気の中、本当に午後から天気が悪くなるのかな?と思いながら進みます。地蔵堂の近くの茶畑では、早くも冬眠から目覚めたカエルさんがため池のような場所で活動していました。
ここから先は、金太郎の色が濃くなってきます。金太郎が遊んだとされる「たいこ石」と「かぶと石」、「金太郎生家跡」を見学しながら、猪か鹿の毛皮が軒先に吊されている横を通過して、ezBBQ COUNTRYというキャンプ場に到着。
せっかくなので、金太郎が産湯として利用した夕日の滝を見物しに行き、ついでに夕日の滝近くの湧水金太郎の力水(この水を飲むと「まさかの御利益」にありつけるそうな)を飲んでみました。
ここまで金太郎に触れると、高校生や学部生時代にたまに見ていたポンキッキーズにレギュラー出演していた鈴木蘭々(蘭々)と売れる前の安室奈美恵(アムロ)によって結成されたシスターラビッツの「一寸桃金太郎」の歌を思い出しました。
うさぎの着ぐるみを着た蘭々とアムロが踊る姿を頭に浮かべ、「ハイシドゥドー ハイシドードー」と口ずさみながら、金太郎ハイキングコースを登ります。調子に乗ってずっと歌っていたため、クールなkazuruさんはかなり引いていたことと思います。次第に道を雪が覆ってきましたが、アイゼン等を装着する必要はありませんでした。
気温の高さに汗をかきながら登っていくと、金時山が徐々に姿を表します。周りの山は殆ど雪が積もっていないのに、金時山だけ真っ白。加えて風が強まり始めます。猪鼻砦跡に到着した時には、雲がたくさん発生してきてしまい、天気予報が的中しそうな予感がしてきたので、急いで山頂を目指します。こちら側が北側に当たるためか、雪が凍結していてので、登りが始まる手前でアイゼン等を装着しました。
こちらは、金時神社からの周回よりは人気がないのでしょう。すれ違う方は少なく、階段でぐんぐんと標高を稼ぎながら登ります。すれ違う方はアイゼン等を装着していない方が半数近くで、そのような方は当然ツルッと滑って転倒しており、見ていてヒヤヒヤさせられました。特に山頂付近ですれ違ったご夫婦は、街中を歩くような服装、しかもスニーカーのため、滑り落ちそうになっていたので引き返すように忠告しようと思いましたが、「軽装で来てしまいました…」と日頃山登りをしているような感じだったので控えました。
天下の秀峰金時山の山頂に到着すると、風が強く、流れの速い雲のせいで太陽が見えたり隠れたり。これからの天気を考えるとあまりのんびりしていられないので、早々に記念写真の撮影を済ませようとカメラを構えると、なんとまさかりが!ずっと一寸桃金太郎を歌いながら歩いてきたこともあり、恥ずかしさを感じることもなくまさかりを担いで、金太郎の気分を味わいました。最初は恥ずかしがっていたkazuruさんも、私に負けじと担いでいました。
さぁ、あとはお目当てを食すため、金太郎茶屋に入って「まさカリーうどん」を注文。「足柄牛が入っているみたいだよ!」とお肉好きなkazuruさんは、かなりご満悦な様子で召し上がっていました。食後には、サービス?で金太郎飴やチョコレートをいただいたりと、かなりの対応の良さに少し驚きながら、登山者ノートに記入してお店を出ました。
金時茶屋も気にはなりましたが次回に寄ることとし、かなり「バイオ」であることを感じさせてくれるトイレを済ませ、下山開始。滑らないように慎重に下り、猪鼻砦跡に到着して後ろを振り返ると、山頂付近は真っ白になっていました。数十分の差で、かろうじて景色を楽しむことができて良かったです。
アイゼン等を外し、一部で雪が残っていて泥濘状態の足柄峠ハイキングコースを下り、足柄峠に到着してゴールとなりました。
今回は、金時山に登ったというよりは、20年近く前のことを懐かしんだ感じがしています。頭の中では未だに一寸桃金太郎のメロディーが流れていますので。あとは、力水による「まさかのご利益」を楽しみにしています。
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