氷結道に苦戦！恵那山

2016年02月21日(日) [日帰り]

• GPS: 07:26
• 距離: 12.2km
• 登り: 1,123m
• 下り: 1,118m

コースタイム

日帰り

• 山行: 6:17
• 休憩: 1:14
• 合計: 7:31

距離 12.2km 登り 1,138m 下り 1,138m

7:20 林道ゲート
7:43 恵那山広河原ルート登山口
10:48 10:49 恵那山一等三角点
10:57 12:01 恵那山頂避難小屋
12:11 12:15 恵那山一等三角点
14:19 14:22 恵那山広河原ルート登山口
14:47 14:49 林道ゲート
14:51 ゴール地点

天候

ガス＆強風のち晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

広河原駐車場までは積雪、凍結なし。
林道は荒れているため、落石や段差も多く、慎重に乗り入れて下さい。

コース状況／危険箇所等

林道のアスファルトは前日の雨が凍り、油断すると滑ります。
落石も多く、頭上の注意も怠らない様にして下さい。
登山道前半は雪ではなく氷です、スケートリンクの様なツルツル登山道で、
12本アイゼンの素晴らしさが実感できました！

写真

2/21 6:18

前日の雨で賞味期限切れ？里山化が心配の恵那山に登ります。
AM6:20恵那峡SA周辺は、どんより重い雲に覆われています。

2/21 7:12

広河原駐車場までは積雪もなく、里山化が進んでいました。

2/21 7:25

林道も積雪はなく、あるのは落石だけです。
道路も凍り足元、頭上を注意しながら進みます。

2/21 7:31

今日の天気は期待できません。
芽吹きが近いのか、木々の先が赤く染まって見えます
春は近づいています。

2/21 7:38

定番のトンネルです。
みなさんのレコほど、不安を感じる損傷はありませんが、
一応速足で通過しました。

2/21 7:40

デカ！
落石レベルを超えています。

2/21 7:42

広河原登山口に到着しました。
季節だけは厳冬期！恵那山いってきま〜す。

2/21 7:45

家から増水した橋が怖いと言っていた妻、
最大の難所は無事通過できました。

2/21 7:46

難所を越えると次の試練は雪ではなく、氷です。

2/21 8:18

まだ石も多くコイルアイゼンを装着します。

2/21 8:55

前日の雨で完全凍結している急登は
コイルアイゼンでは登れません。

2/21 9:03

直ぐに12本アイゼンに履き替えます。
素晴らしい！グリップ力抜群です。

2/21 9:11

尾根まで登ると青空が広がり、山頂まで望めました。

2/21 9:16

ラッキーです。
この後回復するかと期待しましたが、この一瞬だけでした。

2/21 9:22

登って行く尾根です。
山頂方面からは、どんどん雲が湧いてきます。

2/21 9:31

眺望が無くても何故か雪道は楽しいので、問題ありません。

2/21 9:33

まだ中間辺りですが、恵那山バンザイ！

2/21 9:36

今回新しい発見は音、アイゼンが氷を刻む音が気持ちよく
必要以上に蹴り込んだりして、登山で音を楽しむ事が出来ました。

2/21 9:54

ここでアイゼントラブル発生！
妻のアイゼンがロックできない、原因不明！
やっつけ仕事でなんとかロックしました。

2/21 10:32

冬靴がない私達は、トラブルなど長時間の行動停止は危険です
しもやけになります。

2/21 10:42

山頂に近づくと樹林帯に入り、風も収まりました。

2/21 10:46

一応厳冬期！
恵那山登頂です。

2/21 10:47

妻も頑張りました。

2/21 10:49

雪は寂しくこの程度ですが、これ以上あると登れないので、
よしとしましょう。

2/21 10:49

寒いので、小屋に移動します。

2/21 10:57

屋根にも雪はなく、普通に扉も開きます。
トイレは使用禁止なのか？凍り付いているだけなのか
分かりませんが、扉は開きません。

2/21 11:15

私は優勝、妻は準優勝。
順位ではなく味で決めています。

2/21 12:00

コーヒーまで飲みのんびりした後、外に出ると雪が舞っていました。

2/21 12:02

残り少ない厳冬期の景色を楽しみながら帰りましょう。

2/21 12:05

霧氷の小枝に注意して。

2/21 12:07

サンゴの霧氷です。
天気が悪くても冬しか見えない景色に出会えます。

2/21 12:07

妻も寒々しい冬景色撮影中。

2/21 12:07

ザ！冬景色

2/21 12:25

暫くするとまた青空が覗いてきました。

2/21 12:42

今回最大の難所は、岩が露出した氷の急斜面
氷と戦いなんとかクリアします。

2/21 12:45

プチ雪庇の尾根に出ると、薄っすら下界も見えてきました。

2/21 12:50

テクテクも飽きたので。

2/21 12:55

ここでシリセードに挑戦します、
結果は想像通りです。

2/21 12:55

歩きます。

2/21 13:03

山頂の天気が嘘のような回復力。

2/21 13:11

いつの間にか快晴？

2/21 13:13

帰りだけでも青空が見え嬉しかったです。

2/21 13:28

樹林の隙間からは御嶽が見えました。
私達の天気の基準は、御嶽が見えるかで判断しています。
今日も天気は○になりました。

2/21 13:43

面倒ですが、アイゼンが傷むので、コイルにチェンジします。

2/21 14:05

やっぱり怖い凍結道は苦戦します。

2/21 14:14

橋まで戻ってこれました。
アイゼンを洗って帰ります。

2/21 14:47

恵那山は青空が広がっていました。
天気とタイミングが合わなくても、楽しい登山になりました。

2/21 14:51

一人ぼっちの山専ウェイク号が見えるとホットします。
ただいま！

撮影機器：

iPhone 6 Apple

感想

ルピモさん

最近週末の度に天気が悪く、行き先に困っています。
今週も散々迷った挙句、たいした案もないので、困ったときは恵那山！
時期的には厳冬期ですが、週末の雨で雪は全て解けたのでは？
里山化されてないかが心配でした。

出発前、妻は軽アイゼンしか持っていかない！と言っていましたが、
流石に2000mを超える山です、12本アイゼンと、
腐った雪の踏み抜きを想定して、ワカンを持って行きます。

結果としては、前日の雨が全て凍りつき、雪ではなく氷！
カチカチツルツル登山道で、ワカンは不要でしたが、
12本アイゼンは必須です。
場所によってはピッケルもあると安心な所もあり、
私たちの持っている軽アイゼンだけでは、
恵那山標識10分の1で撤退でした。

林道は巨大な落石が多く、ブラックアイスバーンで滑ります。
ほどなく有名なトンネルに到着、
老朽化はしていますが、みなさんが言うほど、
直ぐに崩れるような事はないと思いました。

登山口から橋を渡ると、そこは氷の世界、完全凍結道です。
早速コイルアイゼンを付け、進みますが、直ぐに泣きが入ります。
結局12本アイゼンに履き替えると全く滑りません。素晴らしい！
冬は装備の脱着に時間がかかり、中々進めない問題もわかりました。

尾根に上がると青空も覗き、山頂まで望むことができたのも束の間、
今日は雲の勢いが勝り、広河原は毎回天気に見離されています。
次は晴れた日に登りたいね！と妻と約束しました。

途中、何度も装備の脱着、妻のアイゼンがロックできない
などトラブルで、停滞は厳禁です、
冬靴がない我々は手足が凍りついてきます。
辛い場面もありましたが、
季節的には厳冬期の恵那山に二人で登ることができました。
今回新たな発見は、音を楽しむ事
氷化した雪の方が、アイゼンが気持ちよく利き、
飛び散る氷を刻む音が、
何故か心地いい、自己満足でしびれていました。
私だけでしょうか？
こんな天気でも満足できる恵那山の存在は素晴らしい。

恵那山バンザイ！！！

そして12本アイゼン万歳！

コメント

ベッカム

つるつるは怖い
雪がどっさりあるところまでの間が怖そうです。
厳冬期の恵那山は今年は例年と違うとは思いますが
登頂おめでとうございます。
気を付けて雪の山を登ってくださいね。
ウェーク大活躍ですね。

ルピモさん

Re: つるつるは怖い
ベッカムさん

心配して頂き、ありがとう御座います。
私なりに冬山は装備を怠ることなく、細心の注意で
これからも登って行きます。
今回は過去に経験がない凍結で、岩が多少出ていても
素直にアイゼンを付けるべきでした。
厳冬期もそろそろ終わり、花の季節がまた来ます。
レコに南木曽岳の福寿草が載っていましたが
気になります。
こんなに早く咲くのですか？
今週山はOFF。次は3月です。

やまさん

難易度高かったですね
御嵩さん　こんにちは
厳冬期の恵那山登頂おめでとうございます。
色々とスキルアップされたみたいで良かったですね

私は準優勝を食べました(笑)
冬は味噌でしょ⁉

ルピモさん

Re: 難易度高かったですね
やまさんこんばんは
まだまだ私達のスキルは足りません。
やまさんのような登山はこの先スキルUP
しても出来るとは思えません。
塩そばも優勝するだけの味ですよ！
塩派ですいません

やまさん

Re[2]: 難易度高かったですね
夏は塩派です

ルピモさん

Re[3]: 難易度高かったですね
よかったです！