【数馬作戦】浅間尾根〜三頭山〜槇寄山【丙37.3】


- GPS
- 06:13
- 距離
- 16.5km
- 登り
- 1,401m
- 下り
- 1,365m
コースタイム
- 山行
- 4:51
- 休憩
- 1:22
- 合計
- 6:13
天候 | 霧→晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
復路:温泉センター〜武蔵五日市駅 |
コース状況/ 危険箇所等 |
浅間尾根登山口〜数馬峠:案内の無い中、民家と廃屋の脇を抜ける。わかりにくい。 浅間尾根〜奥多摩周遊道路:緩やかな上り。 奥多摩周遊道路〜:木の根の急登の後、悪路 鞘口峠〜三頭山:積雪の急登 三頭山〜:急な降下の後、道が落ち着きを取り戻す。ただ、標高が下がった割りに雪が残る。 |
写真
感想
久し振りに数馬の湯に行こうと思い、雨上がりの晴天を期待して浅間尾根から笹尾根を歩く。
2月も終盤に入り、温かい雨が降る。もう1000m級の山を歩いても大丈夫な頃だろう。ということで、中央線沿線から山梨の山を歩くことを検討する。が、前夜寝るのが遅くなったため、数馬界隈を軽く歩いて済ますこととした。うーむ、山行記録も簡潔に済ます方策を考えないといけないな。
というわけで、武蔵五日市駅に降り立った。休日であるにもかかわらず、数馬行きのバスに乗り込んだのは私一人。前日の雨で道がぬかるんでいるのかもと思うと出足も鈍るのだろう。車窓から外を眺めると、山肌に白い雲がまとわりついている。しかし、雨にさえならなければ霧中の散策というのも乙な物だ。
とは言っても、これでは展望ポイントに到達しても真っ白けだろう。当初は仲の平発、槇寄山・三頭山経由浅間尾根で仲の平戻りのつもりだったが、予定を改め、浅間尾根から歩き始めることとする。浅間尾根から歩くんなら歩き始めは、やはり浅間尾根登山口バス停だろう。
浅間尾根登山口という名のバス停はあるが、浅間尾根への上りは分かりにくい。道を上っていくと民家がある。このまま行くと民家の中に入ってしまうのではないかと軒先にぶら下がる洗濯物を見ながら小路に入る。よし、ちゃんと山の中に通じているようだ。
これで一安心。と思いきや、どうも道がおかしい。道はしっかりしているのだが、数馬峠に行くのに道がトラバースしているのはやはりおかしい。それもそのはず、峠へと上る道は廃屋脇から直登する。しかし、直登する道が茂みに隠れているので廃屋に気を取られていると、そのまま眼の前の道を進んでしまう。
数馬峠からは緩やかに高度を上げていく。山の奥へ進むにつれて朝の陽射しも差し込まない雲の核心部へ。独り霧の中を歩くと神仙の世界に入るような気がして気持ちが落ち着いてくる。
霧の濃い奥多摩周遊道路を越えると、いよいよ三頭山の領域に入る。道路からの急な登りはご挨拶、三頭山は意外と険しいのだ。入山した道の斜面が崩れていたり、路肩が弱かったりするのは破線ルートなので仕方ないが、鞘口峠からの上りも結構急だ。
息を落ち着かせながら三頭山の東峰に立つと、直上は雨上がりの真っ青な大空。天気は西から変わるのは世の常なので、西峰に移り、白銀の富士山を眺めながらティータイムを過ごす。
東の空にモクモクと屹立する白雲の勢いに圧倒されながら笹尾根へ。ムシカリ峠〜大沢山間の北側斜面に雪が残っているのはさもありなんだが、一気に高度を下げた後も意外と雪が残っている。再度雲が広がってきたが、これは気温が結構上がっているためだろう。槇寄山の山頂でも陽光に照らされた地面から湯気が立ち上る。
三頭山の東側は相変わらず雲が多い、いや、さっきより雲が増えたような感があったが、槇寄山から望む富士山の方は晴天のまま。臨機応変な対応に山と天気も応えてくれたのだろう。入浴している間に青色を取り戻した大空の下、心も晴れやかに満たされて数馬を後にした。
〜おしまい〜
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