定山渓天狗岳
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- GPS
- 03:58
- 距離
- 9.8km
- 登り
- 965m
- 下り
- 952m
天候 | 曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2010年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
前日札幌入りして、星空を見ながら豊平峡温泉に入り、天気予報を見ると曇り時々晴れ。道路情報センターに泊まり、朝5時過ぎに起きてしまったが、朝露の岩場を避けゆっくりしていたら、朝の天気予報は曇りのち雨に。ショックを受け急いで登山口に。天狗の岩場から上は雲に隠れ見えない。登山口はもう車がいっぱい。余市岳に向かっている人も多いようだ。自転車で余市に出発する人も。天気も期待できないので急いで林道を歩く。川沿いの紅葉はとても綺麗。本来の登山口付近に林道があり、地図上の登山口は熊の沢出会い。しかし何もない。ちょっと迷ったがもう少し進み、沢を過ぎてカーブの先端に駐車場とともに天狗岳の看板が。林道に入らないで良かった。ここまで車で入れたらもっと楽なのに。紅葉の登山道を進むと、単独の山ガールがさわやかにもはや降りてくる。もう山頂まで行ってきたのだろうか。進むと早くも第一のロープが小滝の巻き道に無理矢理ついている。対岸にも赤布があるのでロープを無視して登ったら、降りるのが少し大変。少し進み、次のロープはそれほどでもなく、上がりきると紅葉の綺麗な滝が。残念ながら木が邪魔をして全貌の写真が撮れず。それにしても色々な木が彩られ美しい。ドングリもたくさん落ちている。やや緩斜面になり一息ついたと思ったらまた急斜面。枯れ沢に入ると更に急になり、腕時計の高度計が信じられないほど上っていく。天気も悪く低気圧でも来ているだろうかと心配になる。右手に岩壁が見えコル地形に出たら高度計が正しいことが判り一安心。ズリズリの濡れた落ち葉の急斜面を登ると噂のルンゼが。遅く出た甲斐もなく、ガスで濡れた岩にロープが。今履いているスカルパのトレッキングシューズは濡れた土にはめっぽう強いが岩にはめっぽう弱い。腕力頼りの登りを何とか登ると、狭いコルに。更に左手にロープが。真っ白で景色は見えない。登り切り、少し歩くと三角点が。その向こうに山頂が。先客の3人組が居た。寂しい木の棒に定山渓天狗岳の文字が。風は強いが何故か山頂付近は全く吹いていない。結局今回もTシャツで登れてしまった。頭のタオルを絞ると水が落ちる。ルンゼで込むと大変なので、そそくさと降りる。登りで抜いた夫婦がルンゼを登ってきた。おばちゃんがよくこんな所を登ってくるもんだ。一瞬晴れ間も見え、上手くいけばキロロから余市も登れるかもしれないと、転がるように急いで降りる。単独のおじさんと、三人組とすれ違い、またしても単独の山ガールが。綺麗な姿を見ると、山頂で汗だくのタオルを絞った自分を顧みて、複雑な気分になる。あっと言う間に林道へ出るが、帰りの林道は登り返しが多い。しかし、紅葉が綺麗。林道から見る川沿いの紅葉は渕があり、瀬があり、滝があり、きっと車で入ったら気がつかないだろう。通行止めで良かったかもしれない。登りで気付かなかった滝もあり、見通しが利かないため全貌が判らない。ここがちゃんと見えたら絶景だろうに。残念。登山口に着き、登りも下りも結局2時間少し切る程度。下り急いだ割に大した時間の短縮にならなかった。天気も悪く、余市は無理。もう少し登りたくて、地図と雲を見ながら札幌岳の豊滝コースを探したが、よくわからなくて結局小金湯温泉に。物凄く混んでいた。道路情報センターで仮眠をとり、翌日の天気予報を期待したが雨、帰途につくが上川で眠くなり、層雲峡の駐車場でもう一泊。でも翌日雨。それでも雨の層雲峡、石北峠も綺麗でした。2.5連休で山一つはちょっと残念な結果でした。
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