竜ヶ岳(大鉢山ー遠足尾根)〜藤原岳(孫太尾根)
- GPS
- 08:31
- 距離
- 15.3km
- 登り
- 1,478m
- 下り
- 1,486m
コースタイム
- 山行
- 7:29
- 休憩
- 0:54
- 合計
- 8:23
天候 | 晴れ ときどき 雪 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
大鉢山はガレガレで危険。 遠足尾根の治田分岐から先の県境尾根は雪が残っており、軽アイゼン必要。 |
写真
装備
個人装備 |
ヘッドランプ(1)
予備電池(1)
1/25
000地形図(1)
計画書(1)
コンパス(1)
笛(1)
筆記具(1)
保険証(1)
雨具(1)
携帯電話(1)
ストック(1)
タオル(1)
着替え(1)
手袋(1)
ヘルメット(1)
防寒着(1)
水(2)
水筒(1)
時計(1)
非常食(1)
無線(1)
ファーストエイドキット(1)
医薬品(1)
カメラ(1)
車(1)
コンロ(1)
ガス(1)
ツエルト(1)
チェーンアイゼン(1)
|
---|
感想
「近場で行ったことがないところ」を探す。鈴鹿セブンは何度か行ったが上るルートは色々ある。尾鷲トレイルと4月の鈴鹿セブン全山縦走に向け、距離を踏むトレーニングをと思いヤマレコで調べてみたら、今回のコースが見つかった。
事前に計算したコースタイムは休憩無しで約10時間。日没までにゴールするには8時までにスタートしたい。
なのに、家を出たのが8時。が、、、山を見たら「雪ふってるよ!!」
すぐに戻って着衣を雪山セットに切り替える。
登山口には8時半に到着。早速上り始めた。
最初は普通の登山道だったが、まもなくガレ場が現れる。下から「すみませ〜ん。登山者の人〜!」と声が掛かる。ん?ここは登ったらいけないところ?「この先ガレ場が続くので気をつけて下さ〜い!」。。
「親切にありがとう」と返事をして登り始める。
確かにすごいガレ場。たぶん登ったらいけない場所ですね・・
それもそのはず、私が登ったのは南ルートの直登。本当は中ルートと合流する地点までトラバースしないといけなかったのだ。
合流地点までくると雪が薄っすらかかっていた。少し登って大鉢山へ到着。
まだまだ序盤なのにすっかり疲れている。
ここからはアセビの森を抜けていく。アセビは遠足尾根にも咲いているが、その量は圧巻。春にもう一度訪れたい場所ですね。
踏み跡が全く無い新雪の上をしばらく進むと、何度も通った遠足尾根へ出た。一安心である。ここにも雪が乗っているが、真新しい踏み跡が一人分。
治田分岐の手前の急登を避け、トラバースすると、今度は雪の上に爪跡が点々とありました。それに導かれるように進むと治田分岐に出ました。予想以上に時間も掛かってるし、まだまだ先は長い。今日はここで引き返す?と自問する。
答えは決まっているのに(笑)
少し進むと急斜面のトラバースに出くわす。補助ロープが貼ってあるが、縦走路ってこんなところだったっけ?けど、行くしかない。さすがに怖いので、チェーンアイゼンを装着。ここのところの暖かさで雪は全部解けたかに見えたが、滋賀県側はまだまだ残っていました。
静ヶ岳入口を越え、シリセイドできそうな下り坂を慎重に進み、銚子岳の手前まで来た。すでに12時を回っているが、中間地点の治田峠に到着していない。さて、どーする?西の空は微妙な天気だぞ。
ここは落ち着いて、昼食にしよう!
持ってきた肉うどんを5分ほどで平らげ、すくっと立ち上がる。「先へ行く!」
治田峠を過ぎた辺りから小雪が舞い始める。迷い尾根は新しいピンクテープが何箇所も付いていて「迷わない」。
ところが、その先の孫太尾根に乗っかるところで「迷う」。
毎回通るのが嫌な場所だが、今回はいつも以上にナーバスになってる。ガレ場をトラバースしながら、「方角がおかしい。このまま行ったら藤原岳の山頂へ行ってしまいそう」と気付く。しかし、孫太尾根への分岐箇所が分からない。尾根だと思う方向へ急登のガレ場を進むと、やっとそれらしい場所に出た。「カンニング」用の地図ロイドで居場所を確認する。「乗ってる!」
甘いコーヒーをすすって一休み。後は孫太尾根を下るだけだが、初めて通るルートだし、とにかく長い。日没までに下りきるにはペースアップが必要だ。
しかし、行く手には「一回転している珍しい木」や、名前は分からないけど「春の訪れっぽい花」や、滑りやすい根っこ、などが待ち受けていた。孫太尾根と言えば福寿草も気になる。
結局なんだかんだしながら16時半前に登山口へ降り立った。あとはスタート地点へ戻るだけ。なのだが、参考にしたルートは車道から離れて山の中へ再突入させてくれるというおまけが付いていた。
今回は休憩を極力短くし、ペースを上げられそうな箇所を何とかがんばったおかげで、休憩込みで8時間余りだった。今回のルートを再計算するとコースタイムは9h16m(距離は4km/h、上り400m/h、下り600m/hで計算)。無事たどり着けるか不安だったが、1時間ほど短縮できていたようだ。
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