磐梯山 裏磐梯からイエローフォール経由の周回
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- GPS
- 05:30
- 距離
- 9.2km
- 登り
- 746m
- 下り
- 915m
コースタイム
- 山行
- 4:43
- 休憩
- 0:46
- 合計
- 5:29
天候 | 晴れ 風も驚くほど弱く、春のような暑さで大汗かきました |
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過去天気図(気象庁) | 2016年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
岳温泉から国道459号→115号→459号で裏磐梯スキー場へ約1時間で到着。 終始道路には雪ありませんでした。 裏磐梯スキー場よりリフト2本乗り継ぎです(350円×2)。運行時間は8:30より。 http://urabandai-kougen.com/ski/ 帰りは猪苗代磐梯高原ICより高速にのり浦和ICで下りて草加まで下道です。渋滞無くスムーズに帰宅できました。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
●参考資料:山と高原地図「磐梯・吾妻・安達太良」 2015年2月に登った時の記録 http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-593482.html ●スキー場からイエローフォール 踏み固められたトレースを辿り銅沼の上を歩きます。いたるところにトレース有りますが今年は雪が少ないのと温かいためかゆるくなっています。ワカンつけていましたが場所によっては踝まで入ってしまいヒヤッとしたところがあります。 イエローフォールは昨年のように黄色くなってませんでした。雪の状況によってぜんぜん違ってしまうようです。 ●噴気口分岐を経て稜線へ トレースは昨年よりもしっかりしています。取り付きはすぐにわかります。昨年を踏襲してワカン装着で登り始めましたが、歩いている人多いため最初からアイゼンでも問題なかったでしょう。 樹林帯を抜けたあたりから急傾斜の登りになってきたので、12本爪アイゼンにチェンジ。ここから先は岩稜帯のようですが、雪が付いていたので登りは滑ることのみ気をつけて上を目指しました。天気が良かったので午後下りで使うときには注意の必要な斜面です。 ●稜線から弘法清水へ 稜線では場所によっては雪が付いていない箇所もあります。それだけ風が強いのでしょうが今回はほぼ無風と絶好のコンディション。痩せているような場所もなく順調に進めました。弘法清水にある小屋は半分埋まっています。 ●弘法清水から磐梯山頂へ 稜線に出ると三角形のきれいな山の通り、最後は雪の急傾斜が待っています。雪も締まっていてアイゼンが良く効きます。ただし湿り気が多いのかダマになって刺さりづらくなるので、定期的に雪を落としながら登りました。下りは若干注意が必要でしょう。昨年に比べると雪が無いところが多い。 山頂は360度の大展望。新潟の山から東北の山が一望できます。特に飯豊山は素晴らしい景色でした。少し下がったところにある道標は見えていて飯豊とバッチリ写真が撮れました。 ●中の湯跡を経てゲレンデへ このルートスキー跡はありましたが、皆さんピストンのようでトレースはウッスラとある程度。何週間か前のものでしょうか。今回は2回目なので弘法清水まで下りずに中の湯方面へのルートへ直で下りました。念のため昨年のトラックデータをGPSにセットしておいたので心配なかったですが、何もないと結構心配になりそうですね。所々赤布はあります。湿った雪が重く踏み後があったとはいえかなり足が重かったです。ここはワカンに履き替えて歩きました。 雪道ではGPSを持つか地図読みが出来ないとちょっと迷いそうなルートです。 ●ゲレンデから駐車場へ 下りはリフトを使わない人はゲレンデの脇の森の中を歩いて下ります。ゲレンデ内の下山は禁止とのことでした。 |
その他周辺情報 | ●温泉 猪苗代湖の方まで行ってリフテルスキーファンタジアの日帰り湯にて汗を流しました。1,000円也。手ぬぐいとタオルを貸してくれます。 入口に貴重品ロッカーあり。温泉は広く2階建てで上が露天風呂になっています。温度は42度くらいでちょうど良かったですね。シャンプー、ボディーシャンプー、コンディショナーあり。 |
写真
感想
昨年沢登りに4回連れて行ってもらった仲間と一緒にシーズン初山行に行ってきました。今年は例年に比べ雪が少ないので東北方面として、1日目は安達太良山(無事登頂)岳温泉に素泊まり。2日目は磐梯山と百名山2座登頂を目指します。磐梯山は昨年2月に登った裏磐梯からイエローフォール経由で山頂、下山は中の湯後方面からの周回ルートとしました。
昨年と同じルートだけに少し安心感がある雪山だが、今年は雪が少ない。銅沼(あかぬま)に到着すると雪原になっていて安堵したが、足を踏み入れると場所によっては踝位まで沈んでしまうところもあり焦る。本日も日差しが暑くしたたり落ちる汗をそのままに歩く。
イエローフォールは昨年とはまるで様相が異なっていた。ボリュームが小さく、氷は白くて普通の氷瀑のようだ。年によって随分と様相が変わってしまうので、今年はちょっと残念な年だが、初めて来た人はそれなりに満足するのだろうか。磐梯にアタックしている時に見下ろすと、今回もたくさんの人がイエローフォールを目指しているようだった。
今年は雪が少ないのにも驚いたが、昨年は登山中2人しか会わなかったルートで登山者が多くて驚いた。10パーティー以上登っていただろうか。雪が少ないうえにトレースもばっちりあるものだから、昨年とは比較にならないほど楽チン。ただし、下山時はピストンが多く、中の湯方面への周回ルートを選択する人は基本スキーのみで踏み後はうっすらとあっただけだった。こっちのルートは樹林帯の急な深雪の斜面をトラバースするように歩くため大変ではある。
今回も山頂からは飯豊、西吾妻、安達太良と有名な山々、眼下には猪苗代湖、檜原湖などの湖が広がる360度の大展望に大満足。
磐梯山はこれで4度目(冬は2度目)ですが、近辺にも日帰りで行ける山があり1泊2日で再び訪れたい山ですね。
YAMA555さん、お疲れ様でした。
毎回、食事担当として腕をふるってもらい助かります。
今年初の山行が、ワカン&アイゼン装備で急登を越えるルートで超ハードでした。
イエローフォールは小さく残念だったけど、山頂からの吾妻・桧原湖・飯豊の展望を堪能できました。
2日間とも最高の登山日和で、無事に2座終える事が出来とってもよかったです‼
次回は話してた、沢登り・焚き火・温泉掘りをやりましょう。
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