箱根外輪山東部縦走 〜 家から歩いて稜線へ
- GPS
- 08:00
- 距離
- 19.6km
- 登り
- 1,430m
- 下り
- 1,155m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
・大雄山駅から小田原行きの電車は5本/時。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
概ねよく整備されているが、明神ヶ岳〜最乗寺の区間は補修が悪く歩きにくい。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
日よけ帽子
靴
ザック
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
地図(地形図)
コンパス
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ファーストエイドキット
常備薬
日焼け止め
保険証
携帯
時計
タオル
カメラ
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感想
自宅から歩き出して箱根の山を巡ってみようと思いつく。
自宅から最も近い塔ノ峰の登山口まで7kmほど。この間の舗装道歩きがどれくらい足のダメージになるかが気になる。
日が昇る前に家を出て、1時間もすると市街地を抜けて山あいの地域に変わり、徐々に標高を上げて細い林道を歩くようになってくる。
緩やかではあるが足への反発の大きい舗装道を登って行くのはやはり負担が大きく、自宅から2時間ほどで登山口に着くと既に脹脛に張りを感じる。
塔ノ峰の登山道は10年ほど前に下山方向で使ったことがあるが、その時の記憶とは異なり比較的良く整備されている。
最初は緩やかだが山頂近くになるとしだいに急になってジリジリと足の疲労が溜まってくる。登山口から40分ほどかかって山頂に着き、食べていなかった朝食を摂る。
明星ヶ岳方面の山頂直下は木が広く伐採されていて、表丹沢の山々の眺望が素晴らしい。これから向かう明神ヶ岳も見えてくる。
塔ノ峰を下りて少しの間だけ林道を歩き、明星ヶ岳への登山道に入る。最初のうちは200mほどを一気に登る急登。もうここでいつものようには足が動かなくなる。この日は3月上旬としては異常に高い気温と多湿の天気で汗の量が夥しい。
やっとのことで明星ヶ岳に辿り着くが普段とは全く違う疲れ方。ここで止めることは考えないが、明神ヶ岳までの苦しさが想像されて気が重い。水を飲みながら少し休憩してから歩き出す。
宮城野への分岐を過ぎて暫く歩くと視界が開けて明神ヶ岳と富士山が見えてくる。自宅からも見える富士山だが、山で目の前に現れる瞬間はいつもドキドキする。
ここからは明神ヶ岳への登りの取付きまで小さなピークを幾つか越えるが、いつもは淡々と歩くこれらの登りが今日は酷くしんどい。宮城野へのもう一つの分岐点である鞍部で思わず腰を下ろして休む。
数分休んだ後に意を決して稜線への登りに取りかかる。全身が疲れていて長く歩き続けることはもうできないが、立ち休みを繰り返しながら40分かかって何とか稜線に出る。
稜線をさらに15分ほど歩いて明神ヶ岳の頂上標識のある広場に辿り着く。200mほど先にある実際の山頂(最高地点)まで行ってみてから広場へ戻り、3組ほどの登山者がいるのを横目に昼食にする。
ここまで来る間に富士山は雲に隠れて見えなくなっていた。季節外れの暖かい日で、いつもは風を冷たく感じる山頂広場に長くいても寒さはあまり感じない。
20分ほどで山頂を後にして最乗寺へ向かって下山を開始する。このルートは数年通っていなかったが、登山道が1メートルほどもV字型に削られて非常に歩き難くなっている箇所が沢山ある。全体的に補修がほとんどされていない印象で、展望も優れないので今後はあまり使いたくない。
疲労もあってとても長く感じる下りを2時間かかって大雄山最乗寺へ下山。バスに乗るとホッとした。
何とか計画通りに歩けたが、一層のトレーニングが必要と感じた山行だった。
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