権現岳・赤岳(天女山から縦走)
コースタイム
- 山行
- 5:34
- 休憩
- 1:08
- 合計
- 6:42
- 山行
- 4:40
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 4:40
- 山行
- 48:00
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 48:00
天候 | 20日晴れ21日曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス 自家用車
7:23の中央線立川行きで小渕沢駅まで 小渕沢駅で7:49の小海線小諸行きに乗り換えて甲斐大泉駅まで 甲斐大泉駅でタクシーを呼んで天女山入り口まで(約10分1,000円 呼んでから15分ほどかかったので、急ぐ方は予約した方がいいかも) 帰りは美濃戸口から茅野駅までバス |
コース状況/ 危険箇所等 |
権現岳から先は危険箇所多数 登山ポストは天女山先の駐車場にありました |
その他周辺情報 | 美濃戸口に新しくできたJ&Nに初めて入りました とてもおしゃれな感じで特に女性にはいいのでは 特性カレーをいただきましたが、1,200円に値する内容でした |
写真
感想
八ヶ岳ブルーに魅せられて、昨シーズンからの冬の八ヶ岳。北横岳、天狗岳、硫黄岳、赤岳と登り、今年は阿弥陀岳、横岳ときて、今回権現岳から赤岳に縦走することができました。
1日目は予報通りの晴天で、風も強くなく、順調に権現岳まで進みました。ギボシにも行く予定でしたが、トレースがなく、小心者ゆえ断念。山頂でお話した方によると権現岳、赤岳間は本日往来1人づついるとのことでしたので、トレースを期待して前に進みます。
権現岳直下の長いはしごは、アイゼンが段に触れて不安定。やっとのことで降りましたが、土踏まずの部分にゴムを張る工夫ができればと思いました。はしごからのトラバースも危うい所、ひやひや物でした。
旭岳を越えてやれやれと思うのもつかの間、旭岳からの下りが思いのほか大変でした。ようやくキレット小屋が見えましたが、テントが1張り先の高台に張ってあります。トレースをたどって行くとテントにたどり着き、小屋までの道がありません。テントの方に聞くと、小屋まで下ってみたが腰までの雪なので、ここに張ったとのこと。自分も隣に張らせてもらいます。
やがてもう2組テントの方がこられて、その夜のキレットは4張りのテントでした。後からこられた方はギボシも行かれたとのことでした。
その夜小事件が発生。GPSやカメラとしても使っているスマホがシャットダウン。電源が入りません。これは帰ってからショップに行って分かったのですが、急な温度の変化があると制御がかかってシャットダウンされるとのこと。低温では電池やバッテリーの減りが激しいことは知っていたので、懐炉でスマホを温めていたのですが、どうもこれが逆効果だったようです。カード挿入口の中にリセットするボタンがあるのですが、これを知らなかったので、2日目はGPSログも写真もありません。
翌日は予報に反して朝から吹雪。風速は10メートルもないほどですが、視界があまりありません。天気の回復を待ちますが、なかなか回復しそうにもありません。GPSがない中、視界不良なのは不安ですが、先行される方がいたので、トレースを期待して8時にスタートします。キレットから赤岳までは見た目は険しく厳しそうですが、思ったほどではなく、3時間ほどかかると思っていたのが2時間ほどで着きました。
視界もないので早々に地蔵尾根を下り、南沢を通って美濃戸へ出ました。
今回自分としてもなかなかハードなルートでしたが、トレースなしだったり、視界がなかったりするとさらに困難があったと思います。状況を見て慎重に行動することが大切だと改めて思いました。
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