お手軽かと思ったらミックスで苦戦、氷結の烏帽子岳
- GPS
- 04:39
- 距離
- 9.3km
- 登り
- 1,172m
- 下り
- 1,172m
コースタイム
- 山行
- 3:51
- 休憩
- 0:42
- 合計
- 4:33
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年03月の天気図 |
アクセス | 鳩打峠駐車場 自分の車1台だけ |
コース状況/ 危険箇所等 |
8合目から登山道は氷結路に変わります、なだらかなところは圧雪、急登はガチガチのアイスです。チェーンアイゼンで登りましたが結構ひやひやしました。 下りを考えれば10本歯以上のアイゼンとピッケルがあったほうが絶対安心です。 |
その他周辺情報 | 下りのGPSログが一部飛んでいます。 |
写真
感想
意外に天気が良かったので、近場の烏帽子岳に登ってきました。
昨日の坊主岳がほとんど雪がなく最後の一部しかチェーンアイゼンを使わなかったことから、この日はアプローチシューズにチェーンアイゼン、ストック1本でお気軽登山を決め込んで出かけました。これがこの時期の烏帽子岳をなめていた事が、苦労の登山となってしまいました。
今回、鳩打峠の登山口は何度も来ているはずなのに、旧道からの入り口で迷い、さらに当日町がお祭りで混雑していたためそこでも迷って、登山口を出発したのが9時半になっていた。
最初は時間があったらその先の池の平までなんて思っていましたが、とても無理でした。
しばらくはジグザクで登っていって、子八郎の分岐からトラバースしながらどんどん奥に入っていく、風も無く凜と張り詰めた空気が気持ち良くどんどん登っていくことが出来きました。
少し飛ばしたせいか、バテぎみになって飯島町から登ってくる分岐に到着したのが1時間半になっていました。(毎回思うのですがここでやっと半分程、遠いなと思います。)
ここから風が冷たくなってきた、北斜面はしっかり雪が付いていてそのせいかも知れない。
道も凍結した雪が出てきたため、この辺りでチェーンアイゼンを装着しました。
しかし登山靴でなくアプローチシューズだったこともあって、いつもの登山靴より小さく底も柔らかい。これがカチカチの登山道を上る際に少しずれてしまったり、アイゼンが均一に効かないなどして、いきなりズリッと滑ったりして恐怖に変わった。
またトレースのある雪の道なら安心だが、急登の氷結路は時として捕まる木も無く、ストックも滑ってピッケルが欲しかった、滑落におびえながら緊張感一杯の登山になってしまった。
それでも北斜面を登って稜線に出たときは、これで何とかいけそうだとほっとした。
最後の危険箇所は、烏帽子岩直下のところが垂直に数メートル凍った登山道だった、鎖があったのでなんとか登れた。(ここは下りの方がスリル満点でした)
そうやってようやく着いた山頂だったが、下りのことが気になって休憩も早々切り上げた。
下りは何度も後ろ向きになってそろそろ下ったりして、8合目まで降りてきた。
そこから先はピクニック気分に変わって、途中昼食をとってからは半分駆け足で下って来た。
2日連続の里山登山だったが、烏帽子岳はお気軽気分が吹っ飛んだ。
やっぱり12本歯のアイゼンとピッケルがあればもっと山を楽しめたのかも?、雪がある山はなめてはいけないと反省した。
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