三頭山 ↑ヌカザス尾根 ↓笹尾根
- GPS
- 07:29
- 距離
- 14.1km
- 登り
- 1,302m
- 下り
- 1,202m
コースタイム
- 山行
- 6:35
- 休憩
- 0:55
- 合計
- 7:30
天候 | 曇り 時々 晴れ 花粉絶賛飛散中 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
帰り 西東京バス温泉センター→武蔵五日市駅 JR五日市線→ |
コース状況/ 危険箇所等 |
麦山ドラム缶橋は利用可 ドラム缶橋出口から登山口の間に紛らわしい作業道の階段があるので間違わないように ヌカザス尾根はイヨ山までは奥多摩でよくある「尾根に出るまでのきつめの坂」という感じだが、イヨ山から先が本番。 特にヌカザス山の中腹からがキツイ。 ヌカザス山を越えてから一部ロープが張られている場所があり、そこはザレ気味の土の上に枯葉が積もっていて滑りやすいのでロープに頼ってしまっていい。 三頭山は頂上直下に雪が残っているが、チェーンスパイクは必要なし。 三頭山から槇寄山までは特に危険は感じられない。 槇寄山からの下り、前半は土と枯葉を捏ねて水を含ませた泥団子のようになっているのでスパッツがあったほうがいいかも。 温泉センターに行くまでにガードレールを乗り越えて入る「せせらぎ遊歩道」の看板があるが、廃墟化したバンガローを通っていくのと、途中の橋が腐っているのでわざわざ通る必要はないと思う。 |
その他周辺情報 | 温泉センターは大人820円。ザック置き場はないがロッカーが大きめなので30リットルぐらいまでのザックとストックはそのまま入れられる。 なお、タオルのレンタルはなく買い取り。 |
写真
装備
個人装備 |
ザック
ハイドレーションパック
ヘッドランプ
レインウェア(ウィンドブレーカー兼用)
地図
コンパス
カメラ
行動食
GPSデータロガー
コンパクトストーブ
コッヘル
スポーツタオル
垢すりタオル
バーナー
ガスボンベ
折りたたみボンベ足
主食
ポケトーチ
|
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備考 | 野帳忘れた タオルが買い取りになるので高吸水スポーツタオルを持って行ったのは正解だった |
感想
奥多摩三大急登は諸説ありますが
*1つの山につき1つ
*それなりに登山者が多く知名度もある
*新しく作られたものではなく、登山道としてそれなりに歴史がある
という条件を加えた場合、別格の稲村岩尾根に続く二つは
大休場尾根とヌカザス尾根でよいのではないか。と思います。おツネさんが通ったのは隣のムロクボ尾根らしいのですが、ヌカザス山の上で合流してますし、歴史的なポイントは高いといえましょう。
そんなわけで奥多摩三大急登コンプリートということで三頭山に行ってきました。
花粉がとにかくすごそうなので、症状は出ていませんがスポーツマスクを装着しての登山開始です。
序盤は「意外と大したことなくね?」というか、奥多摩の山は大岳山の千足沢ルートや三ツドッケのヨコスズ尾根でもそうですが、尾根の上に出るまでは急坂なのが当たり前なので、そんな感じで「奥多摩らしい普通の厳しさ」としか思っていませんでした。 が、イヨ山を下ってからのヌカザス山への上りは間違いなくキツイ!
この区間だけでいえば稲村岩尾根や大休場尾根に匹敵するものがあると思います。 というか、なまじ途中に一回下りや傾斜の緩い部分があるので後半のきつさが引き立ちますね。 稲村岩尾根が初回から最後まで衰えぬ剛速球だとすると、こちらは緩急つけて要所でズバーンと放り込んでくる感じでしょうか。
2~3月中旬まで体調が悪くてトレーニングができず体力が落ちているとはいえ、なんとか3時間半、それが無理なら11時には最初のピーク(中央峰)には着きたいところでしたが、結局20分オーバーしてしまいました。それでも昼食をとっても12時前に山頂を出発できたので、比較的余裕をもって下れました。
今回、温泉に入る用意をしていましたが、思いっきり体を絞るために笛吹に降りるプランも考えていました。 しかし、1時間20分ほど余計に歩いたところで3時台に武蔵五日市駅へ向かうバスはなく、無駄に待機時間が増えるだけなので結局仲の平に降りることにしました。
ところで登山口を出てから温泉センターに行く途中、ガードレール越しに「せせらぎ遊歩道」の看板があったのでこちらを通ってみたのですが、すでに通る人もほとんどいないのか、かなり荒れた状況でした。バンガローは廃墟になっていましたし、途中の木橋も腐っていたので、廃墟マニアでもなければ通らないほうがいいかもしれません。
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