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Yamareco

記録ID: 837481
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
札幌近郊

空沼岳〜札幌岳縦走(山中幕営)

2016年03月29日(火) ~ 2016年03月30日(水)
 - 拍手
体力度
5
1泊以上が適当
GPS
15:01
距離
25.1km
登り
1,570m
下り
1,501m
歩くペース
標準
1.01.1
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
6:32
休憩
0:42
合計
7:14
距離 12.9km 登り 1,123m 下り 268m
8:40
27
9:07
9:11
28
9:39
113
11:32
12
11:44
12:22
116
15:54
宿泊地
2日目
山行
7:20
休憩
0:02
合計
7:22
距離 12.3km 登り 455m 下り 1,249m
7:15
244
宿泊地
11:19
78
12:37
12:38
63
13:41
13:42
55
14:37
ゴール地点
※冷水小屋から上の距離にして400m程度に渡ってログがとれていません(実際は尾根を下るルートを歩いています)。またテント設営場所(標高1080m付近)から彷徨ったログになっているのであまりアテにならないことをご承知おきください
天候 1日目:晴れ
2日目:ガス、強風
過去天気図(気象庁) 2016年03月の天気図
アクセス
利用交通機関:
バス
行き:地下鉄真駒内駅から空沼二股BS
帰り:豊平峡温泉からバス(カッパライナー)で札幌都心部へ
コース状況/
危険箇所等
空沼岳までは先行の方のトレースを使わせて頂きました。縦走路は完全にルーファイが必要です。札幌岳は冷水小屋以下にトレース(一級国道)ありでした。雪質はかなりしまった状況でしたが気温が上がる午後からはグズグズに。弱層に注意したい斜面も多数ありです。
その他周辺情報 下山後はもちろん豊平峡温泉へと。豊平峡/定山渓/小金湯の各温泉と札幌都心部を結ぶ直行バス、かっぱライナーは便利です。
1日目:快晴無風のコンディションの中BSから縦走開始っす(^O^)
2016年03月29日 08:43撮影 by  COOLPIX S30, NIKON
3
3/29 8:43
1日目:快晴無風のコンディションの中BSから縦走開始っす(^O^)
まずは車道歩き。トラックがバンバン横を走って行きます。正面に見えるのが空沼岳ですよね
2016年03月29日 09:02撮影 by  COOLPIX S30, NIKON
4
3/29 9:02
まずは車道歩き。トラックがバンバン横を走って行きます。正面に見えるのが空沼岳ですよね
採石場(?)のあたりはいつもの通りヌチャドロ
2016年03月29日 09:18撮影 by  COOLPIX S30, NIKON
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3/29 9:18
採石場(?)のあたりはいつもの通りヌチャドロ
振り返って記帳小屋。この辺の地形は過日の大雨ですっかり変わってしまいました
2016年03月29日 09:44撮影 by  COOLPIX S30, NIKON
3
3/29 9:44
振り返って記帳小屋。この辺の地形は過日の大雨ですっかり変わってしまいました
なんか春っぽい♪
2016年03月29日 11:22撮影 by  COOLPIX S30, NIKON
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3/29 11:22
なんか春っぽい♪
渡渉ポイントを通過しほどなくすると万計山荘です
2016年03月29日 12:27撮影 by  COOLPIX S30, NIKON
6
3/29 12:27
渡渉ポイントを通過しほどなくすると万計山荘です
山小屋の軒下をお借りしてランチタイム。バスの時間がギリでまともなモノはなにもお腹に入れていないのでした
2016年03月29日 11:57撮影 by  COOLPIX S30, NIKON
8
3/29 11:57
山小屋の軒下をお借りしてランチタイム。バスの時間がギリでまともなモノはなにもお腹に入れていないのでした
卵とじそばです(^^;
余さないように汁は少なめに作ります。粉末スープの即席麺の方が味の調整がしやすいですね
2016年03月29日 12:07撮影 by  COOLPIX S30, NIKON
9
3/29 12:07
卵とじそばです(^^;
余さないように汁は少なめに作ります。粉末スープの即席麺の方が味の調整がしやすいですね
万計沼はまだ深い雪の下です
2016年03月29日 12:28撮影 by  COOLPIX S30, NIKON
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3/29 12:28
万計沼はまだ深い雪の下です
万計沼から先は雪が深くなってきました。今回はスノーシューではなくわかんにしました。雪が適度に締まってくるとシューより使いやすい場面もしばしばあります
2016年03月29日 12:39撮影 by  COOLPIX S30, NIKON
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3/29 12:39
万計沼から先は雪が深くなってきました。今回はスノーシューではなくわかんにしました。雪が適度に締まってくるとシューより使いやすい場面もしばしばあります
先行者のトレースにも助けられ(平日なので誰もいないかと、ありがとうございました)空沼岳を仰ぎ見る場所までやってきました。真簾沼を経由しないルートで登るのは初めてです
2016年03月29日 13:52撮影 by  COOLPIX S30, NIKON
1
3/29 13:52
先行者のトレースにも助けられ(平日なので誰もいないかと、ありがとうございました)空沼岳を仰ぎ見る場所までやってきました。真簾沼を経由しないルートで登るのは初めてです
札幌岳分岐あたりにバックパックをデポ。山頂が見えてからここまでが長かった〜
2016年03月29日 14:15撮影 by  COOLPIX S30, NIKON
4
3/29 14:15
札幌岳分岐あたりにバックパックをデポ。山頂が見えてからここまでが長かった〜
漁方面の山々。あっちからこっちへの縦走もしたいんだよね〜
2016年03月29日 14:16撮影 by  COOLPIX S30, NIKON
3
3/29 14:16
漁方面の山々。あっちからこっちへの縦走もしたいんだよね〜
山頂っす!
2016年03月29日 14:29撮影 by  COOLPIX S30, NIKON
14
3/29 14:29
山頂っす!
エニワ〜
2016年03月29日 14:29撮影 by  COOLPIX S30, NIKON
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3/29 14:29
エニワ〜
そしてこれから向かう狭薄山と札幌岳です
2016年03月29日 14:30撮影 by  COOLPIX S30, NIKON
5
3/29 14:30
そしてこれから向かう狭薄山と札幌岳です
荷物を回収して、ここからがいわば本番です
2016年03月29日 15:10撮影 by  COOLPIX S30, NIKON
2
3/29 15:10
荷物を回収して、ここからがいわば本番です
眼下に真簾沼です
2016年03月29日 15:14撮影 by  COOLPIX S30, NIKON
6
3/29 15:14
眼下に真簾沼です
平坦なルートではなくアップダウンも結構あります
2016年03月29日 15:28撮影 by  COOLPIX S30, NIKON
8
3/29 15:28
平坦なルートではなくアップダウンも結構あります
なんだか足跡を付けるのがもったいないような(^^;
2016年03月29日 15:35撮影 by  COOLPIX S30, NIKON
9
3/29 15:35
なんだか足跡を付けるのがもったいないような(^^;
歩いて歩いて、ピラミダルな山容の狭薄山がドーン
2016年03月29日 15:40撮影 by  COOLPIX S30, NIKON
13
3/29 15:40
歩いて歩いて、ピラミダルな山容の狭薄山がドーン
右にパンして札幌岳〜
2016年03月29日 15:40撮影 by  COOLPIX S30, NIKON
6
3/29 15:40
右にパンして札幌岳〜
サウス、サッポロ両山が見える絶好のロケーションにテント設営しました
2016年03月29日 16:46撮影 by  COOLPIX S30, NIKON
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3/29 16:46
サウス、サッポロ両山が見える絶好のロケーションにテント設営しました
よし、明日はそっちに登りますぞ。のカンパーイ!です
2016年03月29日 17:47撮影 by  COOLPIX S30, NIKON
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3/29 17:47
よし、明日はそっちに登りますぞ。のカンパーイ!です
2日目:夜半から風が強くなっていました。朝テントのジッパーを開けると…あらら、これぞホワイトアウトといった感じで。テンションもダダ落ちです
2016年03月30日 06:10撮影 by  COOLPIX S30, NIKON
6
3/30 6:10
2日目:夜半から風が強くなっていました。朝テントのジッパーを開けると…あらら、これぞホワイトアウトといった感じで。テンションもダダ落ちです
本当であればテントを張ったまま狭薄山ピストンを狙っていたのですが…この天気ではやめたほうが無難と下山を優先しました
2016年03月30日 06:10撮影 by  COOLPIX S30, NIKON
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3/30 6:10
本当であればテントを張ったまま狭薄山ピストンを狙っていたのですが…この天気ではやめたほうが無難と下山を優先しました
飲み食いしてちょっとだけスリムになった相棒
2016年03月30日 07:11撮影 by  COOLPIX S30, NIKON
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3/30 7:11
飲み食いしてちょっとだけスリムになった相棒
縦走路に出るまで少し彷徨いました。ほんとに怖いです、ホワイトアウト
2016年03月30日 08:44撮影 by  COOLPIX S30, NIKON
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3/30 8:44
縦走路に出るまで少し彷徨いました。ほんとに怖いです、ホワイトアウト
風は強いし景色もない。楽しみはサーモスに入れたコーヒーのみ!なんですがこのあとこのボトルをどこかに落としてしまった。強風に悶絶しているうちにどこかに落としてしまったのか。いろんな意味でショック(;゜Д゜)!
2016年03月30日 09:02撮影 by  COOLPIX S30, NIKON
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3/30 9:02
風は強いし景色もない。楽しみはサーモスに入れたコーヒーのみ!なんですがこのあとこのボトルをどこかに落としてしまった。強風に悶絶しているうちにどこかに落としてしまったのか。いろんな意味でショック(;゜Д゜)!
札幌岳に近づくにつれ風が強くなってきました。針葉樹の木陰でレストタイム
2016年03月30日 09:27撮影 by  COOLPIX S30, NIKON
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3/30 9:27
札幌岳に近づくにつれ風が強くなってきました。針葉樹の木陰でレストタイム
ちぎれた旗発見。見覚えのあるやつです。以前より随分とちぎれて小さくなっている。こんなものでも人間の痕跡があると嬉しいものです
2016年03月30日 09:46撮影 by  COOLPIX S30, NIKON
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3/30 9:46
ちぎれた旗発見。見覚えのあるやつです。以前より随分とちぎれて小さくなっている。こんなものでも人間の痕跡があると嬉しいものです
ほんとにすごい風なんですよ〜写真では伝わらないかもですが。バックパックが横風に煽られて難儀します
2016年03月30日 10:30撮影 by  COOLPIX S30, NIKON
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3/30 10:30
ほんとにすごい風なんですよ〜写真では伝わらないかもですが。バックパックが横風に煽られて難儀します
この500メートルが厳しかった!
2016年03月30日 10:32撮影 by  COOLPIX S30, NIKON
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3/30 10:32
この500メートルが厳しかった!
ガスの切れ間にチラリと見えた山頂付近。実際の山頂はまだ上にあります
2016年03月30日 10:34撮影 by  COOLPIX S30, NIKON
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3/30 10:34
ガスの切れ間にチラリと見えた山頂付近。実際の山頂はまだ上にあります
強風と格闘しながらもなんとか山頂へ。もう写真一枚撮ってすぐ下山ですよ!
2016年03月30日 11:23撮影 by  COOLPIX S30, NIKON
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3/30 11:23
強風と格闘しながらもなんとか山頂へ。もう写真一枚撮ってすぐ下山ですよ!
こんなにひん曲がってもたくましく生きる樹木に親近感。こんなに吹かれていれば当然だよね
2016年03月30日 11:28撮影 by  COOLPIX S30, NIKON
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3/30 11:28
こんなにひん曲がってもたくましく生きる樹木に親近感。こんなに吹かれていれば当然だよね
樹林帯に入ってなんとか人心地つきました
2016年03月30日 11:46撮影 by  COOLPIX S30, NIKON
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3/30 11:46
樹林帯に入ってなんとか人心地つきました
冷水小屋まで降りてしまえばもう安心です
2016年03月30日 12:44撮影 by  COOLPIX S30, NIKON
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3/30 12:44
冷水小屋まで降りてしまえばもう安心です
小さい春みっけ♪
2016年03月30日 13:34撮影 by  COOLPIX S30, NIKON
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3/30 13:34
小さい春みっけ♪
札幌岳の駐車場へ。車10台位のスペースはありましたかね?
2016年03月30日 13:47撮影 by  COOLPIX S30, NIKON
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3/30 13:47
札幌岳の駐車場へ。車10台位のスペースはありましたかね?
小雨降る中、車道を歩いてホーヘーキョーオンセン♪ここまで結構歩くんだよね
2016年03月30日 14:37撮影 by  COOLPIX S30, NIKON
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3/30 14:37
小雨降る中、車道を歩いてホーヘーキョーオンセン♪ここまで結構歩くんだよね
で、やはりこいつでしょ。
厳しい山行だったので温泉もひときわ身体に染み渡りました(*゜▽゜*)
2016年03月30日 14:49撮影 by  COOLPIX S30, NIKON
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3/30 14:49
で、やはりこいつでしょ。
厳しい山行だったので温泉もひときわ身体に染み渡りました(*゜▽゜*)
撮影機器:

感想

 札幌近郊の山で単独縦走、となればピンとくるのがやはり空沼〜札幌岳のこのコース。過去に何度か歩いているコースなので今回はほぼ中点に位置する狭薄山を絡めて三山登頂を目指しましたが、結果としては二山のみに終わってしまいました。二日目のホワイトアウトの状況と強風を考えれば狭薄山は諦めたほうがいいという判断からです。ならば天気のよかった前日に登っておけば!という感じですがその時はその時で行きたくない理由があったでしょうし、前日の自分に事情を話して「行ってこいよ〜」と仮に言えたとしてもあっけなく「嫌だよ!」と突っぱねられたことでしょう(^^; 

 幕営地から見る端正な狭薄山とこの位置から眺めるのが一番カッコイイんじゃないか?と思える札幌岳、両山を眺めながらテントで酒を飲めたのだから、これだけでももう十分満足しちゃっているわけなのですね、はい。

 2日目に受けた強風の洗礼は、最近お天気に恵まれた山行ばかりだった緩んだ気持ちに喝を入れてもらった気がしますし、自分が核としている公共交通機関を使っての登山スタイルを完遂することができてヒジョーに嬉しかった山旅だったのであります。

 まあ、狭薄山はまた今度ということで…。

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