伊豆大島の三原山(テキサスルートから元町)


- GPS
- 32:00
- 距離
- 16.1km
- 登り
- 811m
- 下り
- 850m
コースタイム
天候 | 曇り・前々日の天上山→ http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-838034.html |
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過去天気図(気象庁) | 2016年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
船
|
コース状況/ 危険箇所等 |
登りのテキサスルートから火口巡り・御神火茶屋までは整備されている 元町への下山道は荒れていて厳しい |
写真
感想
神津島10:30発のさるびあ丸は14:10岡田港に入り、ここはお店が少ないので14:53発バスで元町15:10まで360円。スーパーを探してビール2本、水と飲料、パン6個、ソーセージ、焼き鳥、サラダ、ぼたもちを購入して16:10発バスで大島公園16:45まで560円。途中の椿トンネルや桜がきれいだ。
東の大島公園から西の元町までというのが三原山登山の計画であり、大島公園バス停からふるさと村まで30分歩いてテント泊の予定だったのに、大腸菌のせいで立ち入り禁止だよと巡視員に制止されたので止むを得ず幾分登って適当なねぐらを探す。400mの付近で展望が開けて三原山が望めたので平坦地にススキの枯葉を敷いてビバークとした。水と食料は十分にあるので完璧に静かな夜を過ごし、照明は全くないので星の観測には最適で、深夜には夏の大三角形が美しい。
1日は日の出を待って5:35に撤収してテキサスルートを進み7:18最高点直下を過ぎ、展望台(7:35/50)、三原神社8:00を過ぎて御神火茶屋(8:35/50)バス停から車道を少し下って9:00下山路(山道)に入る。この道は500mから240mまでの下りだが、荒れた暗い道を下り、展望が開ける400m地点から沢を右に巻き300m六地蔵を通るが、その後は更に倒木や藪でかなり荒れていて不明瞭な地点も多いのでお勧めできない。歩きやすいのは六地蔵の付近だけ。この道はほとんど廃道に等しい。
9:50に240mで出た林道を右に行って車道をしばらく下って火山博物館を終点とした。崩落地の工事が大規模に行われており、御神火茶屋から元町へのこの車道は車両通行止めになっている。博物館には500円払ってガイドさんに教わって1986年、1950年、1778年溶岩の分布を確認して植物遷移の学習のまとめとした。テキサスルート下部は1778年溶岩で低木林が形成され、1950年溶岩はススキに低木が侵入し、1986年溶岩地帯は30年でススキが点在していた。
帰りは11:35博物館発・元町11:39/12:00→岡田12:21/15:30(ジェット船「愛」号)17:15竹芝桟橋。座席は狭いが速いのが取り柄。
流紋岩質の天上山に比べて玄武岩質の三原山は東からは傾斜が緩くて標高が稼げず、また、1986年のスコリアはざれて歩きづらいので山登りとしてはお勧めできない。ただ、1993年にはなかったハイキング用のテキサスルートが固められており、かなり整備は進んでいたことは行政の配慮に感謝したい。
大島公園16:45から火山博物館10:45まで18時間だが幕営停滞11時間35分を引いて16.3km、登り800mを所要6時間25分−休30分=歩行5時間55分
難度(EK28÷9=★3.1)=頑張り度4.8(/h)×0.6=☆2.9
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