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Yamareco

記録ID: 840535
全員に公開
ハイキング
東海

三ヶ根山から田土山を経て三河湾へ 東西三河境シリーズ

2016年04月05日(火) [日帰り]
 - 拍手
体力度
2
日帰りが可能
GPS
04:00
距離
11.0km
登り
568m
下り
600m
歩くペース
速い
0.80.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
3:37
休憩
0:24
合計
4:01
距離 11.0km 登り 573m 下り 600m
10:32
74
スタート地点
11:46
11:57
82
13:19
13:32
61
14:33
ゴール地点
天候 晴れときどき曇り
過去天気図(気象庁) 2016年04月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車
スタート地点はJR三ヶ根駅です。ゴールは名鉄こどもの国駅。
コース状況/
危険箇所等
 前回「坂野峠から貧乏山縦走 東西三河境シリーズ」にて坂野峠から東西三河境に沿って貧乏山の稜線をたどり、愛知工科大学裏の高台まで歩きました。
 そのあと境は工科大学の真中を通っています。それは避けて向こうへ回るとしても、その後の境は里とちょっとした山を交互に綴って複雑に曲がって入り組んおり、山には道がなく、その上を縫って行こうとしてもどうにも無理です。境の通りに行こうとすると、あるお宅の居間を通させていただかなければならない場所もあるなんてことも聞き及んでいます。

 しかしながら、蒲郡市形原町と幸田町を結ぶ道で、市境となっている福地峠まで飛べば、再びこの概念を全うすることができそうです。あと、ほぼ東西の三河境をたどる形で最後は三河湾の波打ち際まで行ってしまうことができます。ただ、すべて境の通りに道があるわけではなく、ないところはできるだけ沿った近い場所を通ります。
 以前より暖めていた構想を本日実現させました。

 三ヶ根山(サンガネサン)山頂へは「市境尾根登山ルート」を利用しました。JR三ヶ根駅から徒歩で市境の福地峠まで行き、そこから山道登りが始まります。アップダウンのある結構骨の折れる尾根道を進んで、三ヶ根山ロープウェイ山頂駅跡まで登ります。境はそこから三角点の場所まで行っているのですが、折角なら昔からの三ヶ根山のシンボルたる三ヶ根観音へ寄ろうと思い、市境より外れますが足を伸ばしました。
 あと、三角点へ戻って、昔の金平から登るメインの登山道で廃道になった道に沿って下山しました。この道を通ると一番境に近い形でたどることができます。この廃道については私が3月1日に投稿した「三ヶ根山 形原温泉より2古道往復」の帰路に利用して詳細に報告しました。
 今回はもちろん形原温泉へは降りず、三ヶ根山スカイラインの上を料金所を抜けてそのまま下って行かせていただきました。ただ、最後里に降り立つ手前であまりにも遠回りになるためスカイラインを離れて全くの山の中を通させてもらう形で里に降りました。

 東西三河境はそのあと袋川に沿って里を這い、田土山(タドサン)山塊の北端に至る地点でその稜線に沿う形で標高を上げ北から南へ走り、最後は三河湾に出て終わっています。今回私はこの部分はほぼその通りにたどって海に出ました。今埋め立てができていて、その一番左端の堤防に沿って一直線に境が伸びています。ついでにと、その一番突端まで行き、あと南端に沿って迂回して日産マリーナまで行き、中を通させてもらって名鉄こどもの国駅まで歩き、行程を完了しました。

 田土山の山行記録は珍しいと思います。低い山のため、わざわざ登って投稿するには至らないのでしょう。蒲郡市西浦町と、西尾市幡豆町洲崎(ハズチョウスサキ)との境になる山でして、今は洲崎の山の大部分は「愛知こどもの国」の領域になっています。昔(60年も前の話)は山頂へ登るコースがあり、そこからはまたとない三河湾への展望ができました。
 長年経て、その登山コースが残っているか気になって2回ほど調べたことがあります。見つかりませんでした。3年ほど前再度調べたら、今中電の鉄塔が4基ほど稜線に沿って設置されており、その鉄塔維持のための道が通じてあるのが分かりました。ほぼ昔のルートと同じです。そのときは草に覆われていましたが、昨年整備されて今難なく通ることのできる道となっていまして、利用させてもらわないともったいない、の感じさえします。田土山の稜線に沿ってずっと道は行き、最後海に降りる部分は境を離れて蒲郡市側へシフトして降り立っています。この部分境に道はありませんので。
 昔景色の良かった田土山の頂上は、今は樹木にさえぎられて、鉄塔のために切り通しされた部分を除いて見通しは利きません。ただ、4番目の鉄塔付近からは切り通しを抜けて西浦半島や三河湾へのすばらしい眺望が楽しめます。
 なお、田土山を行くルートは終始愛知こどもの国と境を接していて、自然発生的にできた通じる道もあるのですが、今回はこどもの国へは足を踏み入れていません。
その他周辺情報  三ヶ根駅西口近くのコンビニは閉店してしまいましたので、登山口へ歩く前に弁当などを仕込むには駅の逆側へ行くしかありません。その跡地にスープ屋さんができていまして、食事もできます。
 三ヶ根山へ登って、三ヶ根観音へ行く途中に喫茶店「ゆーとぴあ三ヶ根」があり、非常に景色の良い喫茶店です。
 あと、田土山へ登ってゆく左手に見えるのが「ユトリーナ蒲郡」で、入浴施設やプールがあります。入浴してから帰るといいのですが、田土山へ登るとなるとルート的にうまくなく、遠回りとなります。
 最後に通った「日産マリーナ東海」のクラブハウスには雰囲気の良い素敵なレストランがあります。(今もあるはずだと思います)
JR三ヶ根駅西口。今回の出発点。
2016年04月05日 10:37撮影 by  Canon EOS 20D, Canon
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4/5 10:37
JR三ヶ根駅西口。今回の出発点。
福地峠へ登ります。
2016年04月05日 10:46撮影 by  Canon EOS 20D, Canon
4/5 10:46
福地峠へ登ります。
福地峠の手前、道が大きく膨れていて、自動車を置くことができます。ただ、私も自動車で来て何回か市境尾根コースを利用していますが、ここへは置かず、もっと人目に付かないある場所におきます。
2016年04月05日 10:52撮影 by  Canon EOS 20D, Canon
4/5 10:52
福地峠の手前、道が大きく膨れていて、自動車を置くことができます。ただ、私も自動車で来て何回か市境尾根コースを利用していますが、ここへは置かず、もっと人目に付かないある場所におきます。
福地峠のてっぺんに、このように市境尾根ルート登山口があります。山道登り口です。
2016年04月05日 10:53撮影 by  Canon EOS 20D, Canon
4/5 10:53
福地峠のてっぺんに、このように市境尾根ルート登山口があります。山道登り口です。
「陽光台」なんて、自分で名付けている場所で、生えている木が変わってパッと明るくなる場所です。ここまで登ると1/3来たなと自分を励まします。
2016年04月05日 11:07撮影 by  Canon EOS 20D, Canon
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4/5 11:07
「陽光台」なんて、自分で名付けている場所で、生えている木が変わってパッと明るくなる場所です。ここまで登ると1/3来たなと自分を励まします。
ここも似たように山の背になって木が変わってパッと明るくなります。「第二陽光台」
2016年04月05日 11:17撮影 by  Canon EOS 20D, Canon
4/5 11:17
ここも似たように山の背になって木が変わってパッと明るくなります。「第二陽光台」
この辺り、ドッと下りになってしまい、登った高さを損します。こんな場所が3ヶ所ぐらいあって、この「市境尾根ルート」を、結構手応えのあるコースにしています。三ヶ根山へ登るコースでは一番きつい?
2016年04月05日 11:22撮影 by  Canon EOS 20D, Canon
4/5 11:22
この辺り、ドッと下りになってしまい、登った高さを損します。こんな場所が3ヶ所ぐらいあって、この「市境尾根ルート」を、結構手応えのあるコースにしています。三ヶ根山へ登るコースでは一番きつい?
ハーハー下を向いて登りに励んでいると、ガラスのかけらが落ちているのを見ます。それを見ればやれやれ、目標の「三ヶ根山ロープウェイ山頂駅遺構」がもうすぐそこです。
2016年04月05日 11:43撮影 by  Canon EOS 20D, Canon
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ハーハー下を向いて登りに励んでいると、ガラスのかけらが落ちているのを見ます。それを見ればやれやれ、目標の「三ヶ根山ロープウェイ山頂駅遺構」がもうすぐそこです。
山頂駅遺構。このコースであまり人を見ることはありませんが、ここで一服している人を見ることはあり、ちょうど良い場所です。
2016年04月05日 11:44撮影 by  Canon EOS 20D, Canon
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山頂駅遺構。このコースであまり人を見ることはありませんが、ここで一服している人を見ることはあり、ちょうど良い場所です。
山頂駅遺構から蒲郡方面を展望。
2016年04月05日 11:45撮影 by  Canon EOS 20D, Canon
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4/5 11:45
山頂駅遺構から蒲郡方面を展望。
三ヶ根観音へ行きましょう。さらに緩やかな登りを歩いて来ると、三ヶ根山スカイラインと出合います。その場所に展望用の広い駐車場があります。
2016年04月05日 11:47撮影 by  Canon EOS 20D, Canon
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三ヶ根観音へ行きましょう。さらに緩やかな登りを歩いて来ると、三ヶ根山スカイラインと出合います。その場所に展望用の広い駐車場があります。
展望台からは幸田町方面が見渡せます。ちょうどツバキ、山桜やタンポポが咲いていて綺麗です。
2016年04月05日 11:48撮影 by  Canon EOS 20D, Canon
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展望台からは幸田町方面が見渡せます。ちょうどツバキ、山桜やタンポポが咲いていて綺麗です。
スカイラインの端を歩いて来ると、レンギョウもあり、ツバキと混ざって綺麗。
2016年04月05日 11:53撮影 by  Canon EOS 20D, Canon
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スカイラインの端を歩いて来ると、レンギョウもあり、ツバキと混ざって綺麗。
ここから三ヶ根観音へ下ります。
2016年04月05日 11:54撮影 by  Canon EOS 20D, Canon
4/5 11:54
ここから三ヶ根観音へ下ります。
三ヶ根観音。昔と比べるとヤケに明るくなってしまいましたね。お参りして行きます。
2016年04月05日 11:58撮影 by  Canon EOS 20D, Canon
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4/5 11:58
三ヶ根観音。昔と比べるとヤケに明るくなってしまいましたね。お参りして行きます。
本堂の横に、「ボケ封じ白寿観音」があります。特に私に「参って行きなさい」と言っている様な気がして、ここにもお参り。
2016年04月05日 11:59撮影 by  Canon EOS 20D, Canon
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本堂の横に、「ボケ封じ白寿観音」があります。特に私に「参って行きなさい」と言っている様な気がして、ここにもお参り。
その横に古い石碑があります。右面には十九丁と刻まれており、その下に三田姓の三人の人の名前が刻まれています。苗字で分かります、これは鹿川登山道の最後の丁目石。左面には「右競馬道」と刻んであります。昔この辺で競馬が行なわれていたのでしょうか。「補陀寺の競馬」は最初良くて最後に必ず負けることを言うのですが、それと関連が?
2016年04月05日 12:00撮影 by  Canon EOS 20D, Canon
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4/5 12:00
その横に古い石碑があります。右面には十九丁と刻まれており、その下に三田姓の三人の人の名前が刻まれています。苗字で分かります、これは鹿川登山道の最後の丁目石。左面には「右競馬道」と刻んであります。昔この辺で競馬が行なわれていたのでしょうか。「補陀寺の競馬」は最初良くて最後に必ず負けることを言うのですが、それと関連が?
三角点まで戻る途中、喫茶「ゆうとぴあ三ヶ根」があります。最高に眺めの良い喫茶店です。前回は寄りましたが、今回は寄らないで通りました。
2016年04月05日 12:03撮影 by  Canon EOS 20D, Canon
4/5 12:03
三角点まで戻る途中、喫茶「ゆうとぴあ三ヶ根」があります。最高に眺めの良い喫茶店です。前回は寄りましたが、今回は寄らないで通りました。
三角点まで行く途中山桜と三河湾。景色が良くてシャッターをパシャ。
2016年04月05日 12:06撮影 by  Canon EOS 20D, Canon
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4/5 12:06
三角点まで行く途中山桜と三河湾。景色が良くてシャッターをパシャ。
三角点です。ここは東西三河境の上でもあります。ところが、ここから東へ東西三河境に降りて行く道は全くありません。昔もありませんでした。境に近い所をたどっていた廃道に回りましょう。
2016年04月05日 12:09撮影 by  Canon EOS 20D, Canon
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三角点です。ここは東西三河境の上でもあります。ところが、ここから東へ東西三河境に降りて行く道は全くありません。昔もありませんでした。境に近い所をたどっていた廃道に回りましょう。
さらに来ると展望台跡があります。ここで一服して昼食。ここから三角点のある辺り、さらにその先まで、ロープウェイがあった頃は木がなく開けて景色が良く、動物もいて、遊園地のようになって賑わっていました。
2016年04月05日 12:11撮影 by  Canon EOS 20D, Canon
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さらに来ると展望台跡があります。ここで一服して昼食。ここから三角点のある辺り、さらにその先まで、ロープウェイがあった頃は木がなく開けて景色が良く、動物もいて、遊園地のようになって賑わっていました。
元の道へ戻って、ここから形原温泉方面へ分かれます。
2016年04月05日 12:23撮影 by  Canon EOS 20D, Canon
4/5 12:23
元の道へ戻って、ここから形原温泉方面へ分かれます。
暫らく下って、ここから右に曲がって廃道に入ります。この先は「三ヶ根山 形原温泉より2古道往復」で詳しく報告しています。
2016年04月05日 12:27撮影 by  Canon EOS 20D, Canon
4/5 12:27
暫らく下って、ここから右に曲がって廃道に入ります。この先は「三ヶ根山 形原温泉より2古道往復」で詳しく報告しています。
廃道は尾根から谷へ降ります。元の道はその通りには利用できず、左の斜面を巻いて歩きます。
2016年04月05日 12:29撮影 by  Canon EOS 20D, Canon
4/5 12:29
廃道は尾根から谷へ降ります。元の道はその通りには利用できず、左の斜面を巻いて歩きます。
この部分は廃道を歩きます。
2016年04月05日 12:35撮影 by  Canon EOS 20D, Canon
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この部分は廃道を歩きます。
廃道でも竹薮になっている場所は歩けません。スカイラインを利用し、この場所で山へ入って近道します。
2016年04月05日 12:36撮影 by  Canon EOS 20D, Canon
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廃道でも竹薮になっている場所は歩けません。スカイラインを利用し、この場所で山へ入って近道します。
しばらくの間元の道はスカイラインになっているのでスカイラインを歩きます。前はこのガードレールの切れ目から再び廃道に入って形原温泉へ降りましたが、今回はそのままスカイラインを行きます。
2016年04月05日 12:41撮影 by  Canon EOS 20D, Canon
4/5 12:41
しばらくの間元の道はスカイラインになっているのでスカイラインを歩きます。前はこのガードレールの切れ目から再び廃道に入って形原温泉へ降りましたが、今回はそのままスカイラインを行きます。
料金所が来ました。歩行者は本当はスカイラインを利用してはいけないのですが、係の方は何ともなく親しく話しかけて来られ、感じ良く行程を続けることができました。
2016年04月05日 12:42撮影 by  Canon EOS 20D, Canon
4/5 12:42
料金所が来ました。歩行者は本当はスカイラインを利用してはいけないのですが、係の方は何ともなく親しく話しかけて来られ、感じ良く行程を続けることができました。
料金所のすぐ下の辺り。東西三河境はここからスカイラインを離れてこの正面から山を下ります。が、道はなく、無理に山の中を通っても途中崖になっていて危険。したがって、スカイラインの上をそのまま行かせてもらいます。
2016年04月05日 12:45撮影 by  Canon EOS 20D, Canon
4/5 12:45
料金所のすぐ下の辺り。東西三河境はここからスカイラインを離れてこの正面から山を下ります。が、道はなく、無理に山の中を通っても途中崖になっていて危険。したがって、スカイラインの上をそのまま行かせてもらいます。
スカイラインはここからヘヤピンで左に折れています。その通り行くとものすごい遠回りになってしまいますので、ここから山へ入って道のない所を通行させてもらうことにします。
2016年04月05日 12:50撮影 by  Canon EOS 20D, Canon
4/5 12:50
スカイラインはここからヘヤピンで左に折れています。その通り行くとものすごい遠回りになってしまいますので、ここから山へ入って道のない所を通行させてもらうことにします。
左側は高くなっているので、山の右側の斜面を巻いて進みます。
※なお、直接斜面を降りると袋川の上流で、そこが境なのでそうしたいのですが、川へ降りる直前が崖になっていて、安全に降りられる場所を見つけるのが難しい。なので巻いて山伝いに行きます。
2016年04月05日 12:52撮影 by  Canon EOS 20D, Canon
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左側は高くなっているので、山の右側の斜面を巻いて進みます。
※なお、直接斜面を降りると袋川の上流で、そこが境なのでそうしたいのですが、川へ降りる直前が崖になっていて、安全に降りられる場所を見つけるのが難しい。なので巻いて山伝いに行きます。
尾根になっている場所へ出ました。それを伝って下がります。
2016年04月05日 12:56撮影 by  Canon EOS 20D, Canon
4/5 12:56
尾根になっている場所へ出ました。それを伝って下がります。
最後まで行かずに右へ下がります。里へ下り付く一歩手前の地点。
2016年04月05日 13:00撮影 by  Canon EOS 20D, Canon
4/5 13:00
最後まで行かずに右へ下がります。里へ下り付く一歩手前の地点。
下り切った所の景色です。木がなく広くなっています。正面に見える出口に進みます。
2016年04月05日 13:01撮影 by  Canon EOS 20D, Canon
4/5 13:01
下り切った所の景色です。木がなく広くなっています。正面に見える出口に進みます。
出て左へ曲がると、蒲郡-幡豆街道バイパスが通っています。それを横断。
2016年04月05日 13:02撮影 by  Canon EOS 20D, Canon
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出て左へ曲がると、蒲郡-幡豆街道バイパスが通っています。それを横断。
横断して少し来ると正面に田土山が見えます。
2016年04月05日 13:03撮影 by  Canon EOS 20D, Canon
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横断して少し来ると正面に田土山が見えます。
道から下がって川を渡ります。袋川です。三ヶ根山の山中の支流からこの川が境です。山を降りた場所からでもこれに沿って歩きたいのですが、他人の屋敷に入ってしまうので少し離れて歩いて来ました。
2016年04月05日 13:10撮影 by  Canon EOS 20D, Canon
4/5 13:10
道から下がって川を渡ります。袋川です。三ヶ根山の山中の支流からこの川が境です。山を降りた場所からでもこれに沿って歩きたいのですが、他人の屋敷に入ってしまうので少し離れて歩いて来ました。
ここが田土山への登り口。東西三河境は川を離れてここから田土山の稜線伝いに延びていきます。
2016年04月05日 13:12撮影 by  Canon EOS 20D, Canon
4/5 13:12
ここが田土山への登り口。東西三河境は川を離れてここから田土山の稜線伝いに延びていきます。
中電の鉄塔保全道が稜線を通じて通っていて、4つの鉄塔があります。これは一番目の鉄塔です。
2016年04月05日 13:14撮影 by  Canon EOS 20D, Canon
4/5 13:14
中電の鉄塔保全道が稜線を通じて通っていて、4つの鉄塔があります。これは一番目の鉄塔です。
このように、問題のないはっきりした道が続いています。
2016年04月05日 13:15撮影 by  Canon EOS 20D, Canon
4/5 13:15
このように、問題のないはっきりした道が続いています。
登って行く途中、今は樹木が薄い時期で、左に「ユトリーナ蒲郡」が見えます。もう少し進めば露天風呂がはっきり見えて来ます。風呂は表と裏と両側にあり、一ヶ月ごとに男女交代です。
2016年04月05日 13:17撮影 by  Canon EOS 20D, Canon
4/5 13:17
登って行く途中、今は樹木が薄い時期で、左に「ユトリーナ蒲郡」が見えます。もう少し進めば露天風呂がはっきり見えて来ます。風呂は表と裏と両側にあり、一ヶ月ごとに男女交代です。
2本目の鉄塔です。田土山の山頂近くです。
2016年04月05日 13:24撮影 by  Canon EOS 20D, Canon
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4/5 13:24
2本目の鉄塔です。田土山の山頂近くです。
鉄塔の樹木切り通しから蒲郡市街が伺えます。蒲郡競艇場、その向こうに五井山が見えます。
2016年04月05日 13:25撮影 by  Canon EOS 20D, Canon
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4/5 13:25
鉄塔の樹木切り通しから蒲郡市街が伺えます。蒲郡競艇場、その向こうに五井山が見えます。
第二鉄塔からこどもの国のハイキングコースへ通じる道があります。今日はそこまで行って写真を撮って引き揚げました。
2016年04月05日 13:27撮影 by  Canon EOS 20D, Canon
4/5 13:27
第二鉄塔からこどもの国のハイキングコースへ通じる道があります。今日はそこまで行って写真を撮って引き揚げました。
同じく第二鉄塔の場所から東側、西浦町側へ少し降りる(この時期にしかできない)と、火事で焼けた田土山神社の跡地がありますので寄りました。社殿の土台が残っているほか、手水鉢や石灯籠も残っています。写真左の祠の右側に焼けた跡がいまだに残っています。火事のあと神社は八王子神社境内に遷宮されました。
2016年04月05日 13:31撮影 by  Canon EOS 20D, Canon
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同じく第二鉄塔の場所から東側、西浦町側へ少し降りる(この時期にしかできない)と、火事で焼けた田土山神社の跡地がありますので寄りました。社殿の土台が残っているほか、手水鉢や石灯籠も残っています。写真左の祠の右側に焼けた跡がいまだに残っています。火事のあと神社は八王子神社境内に遷宮されました。
第二鉄塔からさらに道は続きます。田土山の最高所がこの正面の辺りです。
2016年04月05日 13:35撮影 by  Canon EOS 20D, Canon
4/5 13:35
第二鉄塔からさらに道は続きます。田土山の最高所がこの正面の辺りです。
この木が田土山の一番高い場所にあるのではないかと思います。GPSが示す山頂とは少しずれています。
2016年04月05日 13:37撮影 by  Canon EOS 20D, Canon
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この木が田土山の一番高い場所にあるのではないかと思います。GPSが示す山頂とは少しずれています。
赤いコンクリート杭が境界を示すマークです。道はずっとこの杭を伝わっています。
2016年04月05日 13:39撮影 by  Canon EOS 20D, Canon
4/5 13:39
赤いコンクリート杭が境界を示すマークです。道はずっとこの杭を伝わっています。
第三鉄塔まで来ました。周囲は開けていますが、ここでは展望はありません。
2016年04月05日 13:42撮影 by  Canon EOS 20D, Canon
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4/5 13:42
第三鉄塔まで来ました。周囲は開けていますが、ここでは展望はありません。
下がった所で、こどもの国のハイキングコースへ通じる道がまたありました。
2016年04月05日 13:43撮影 by  Canon EOS 20D, Canon
4/5 13:43
下がった所で、こどもの国のハイキングコースへ通じる道がまたありました。
ここもこどもの国のハイキングコースがすぐ近くを通っていて、通じることができます。もっとも、当初は通じるのは禁止していたみたいで、壊れたフェンスの残骸がずっと通じて残っています。
2016年04月05日 13:49撮影 by  Canon EOS 20D, Canon
4/5 13:49
ここもこどもの国のハイキングコースがすぐ近くを通っていて、通じることができます。もっとも、当初は通じるのは禁止していたみたいで、壊れたフェンスの残骸がずっと通じて残っています。
第四鉄塔に着きました。ここから先は東西三河境に道はなく、鉄塔道は境から離れて西浦町へ寄って山を下ります。
2016年04月05日 13:54撮影 by  Canon EOS 20D, Canon
4/5 13:54
第四鉄塔に着きました。ここから先は東西三河境に道はなく、鉄塔道は境から離れて西浦町へ寄って山を下ります。
第四鉄塔からは眺望がすばらしいです。西浦半島と西浦温泉が見渡せます。電線がないともっと良いのですが。
2016年04月05日 13:55撮影 by  Canon EOS 20D, Canon
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第四鉄塔からは眺望がすばらしいです。西浦半島と西浦温泉が見渡せます。電線がないともっと良いのですが。
第四鉄塔からは竹薮の中を下ります。雨の降った後は非常に滑りやすい道です。
2016年04月05日 13:58撮影 by  Canon EOS 20D, Canon
4/5 13:58
第四鉄塔からは竹薮の中を下ります。雨の降った後は非常に滑りやすい道です。
変電所のある場所に降ります。この場所は西浦町に完全に入っています。
2016年04月05日 14:04撮影 by  Canon EOS 20D, Canon
4/5 14:04
変電所のある場所に降ります。この場所は西浦町に完全に入っています。
西浦-幡豆街道に出ます。
2016年04月05日 14:06撮影 by  Canon EOS 20D, Canon
4/5 14:06
西浦-幡豆街道に出ます。
右に少し歩くと、ここが境の場所となります。
2016年04月05日 14:08撮影 by  Canon EOS 20D, Canon
4/5 14:08
右に少し歩くと、ここが境の場所となります。
街道の境から少し戻ると、名鉄の線路の下を歩いてくぐる道があります。本当に昔からある懐かしい一角です。海に出ると、龍田(ユウダ)浜の向こうに西浦半島が浮かんでいます。
2016年04月05日 14:10撮影 by  Canon EOS 20D, Canon
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4/5 14:10
街道の境から少し戻ると、名鉄の線路の下を歩いてくぐる道があります。本当に昔からある懐かしい一角です。海に出ると、龍田(ユウダ)浜の向こうに西浦半島が浮かんでいます。
堤防を右に歩くと、ちょうど境の地点に来ます。そこから張り出した幡豆町側の埋め立てが市境ギリギリに伸びています。この写真の堤防に沿ってずっと向こうにまで、境が続く格好となっています。端まで行って見ましょう。
2016年04月05日 14:12撮影 by  Canon EOS 20D, Canon
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堤防を右に歩くと、ちょうど境の地点に来ます。そこから張り出した幡豆町側の埋め立てが市境ギリギリに伸びています。この写真の堤防に沿ってずっと向こうにまで、境が続く格好となっています。端まで行って見ましょう。
堤防の上から、龍田浜と西浦町が見渡せます。
2016年04月05日 14:14撮影 by  Canon EOS 20D, Canon
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堤防の上から、龍田浜と西浦町が見渡せます。
一番端まで来ました。西浦半島と西浦温泉が眼前に見えます。左から和のリゾートはず、富士見荘、末広です。廃業した野島園もその下に見えます。
2016年04月05日 14:17撮影 by  Canon EOS 20D, Canon
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一番端まで来ました。西浦半島と西浦温泉が眼前に見えます。左から和のリゾートはず、富士見荘、末広です。廃業した野島園もその下に見えます。
同じ場所から海越しに西浦町を見ています。
2016年04月05日 14:17撮影 by  Canon EOS 20D, Canon
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同じ場所から海越しに西浦町を見ています。
右へ視線を移すと、元のうさぎ島が見えています。
2016年04月05日 14:18撮影 by  Canon EOS 20D, Canon
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右へ視線を移すと、元のうさぎ島が見えています。
通って来た田土山を振り返って撮っています。
2016年04月05日 14:18撮影 by  Canon EOS 20D, Canon
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通って来た田土山を振り返って撮っています。
もう少し左へ移すと、日産マリーナ東海の上に、三ヶ根山の山塊と、その上に建つグリーンホテル三ヶ根が見えます。
2016年04月05日 14:19撮影 by  Canon EOS 20D, Canon
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もう少し左へ移すと、日産マリーナ東海の上に、三ヶ根山の山塊と、その上に建つグリーンホテル三ヶ根が見えます。
これは元の猿ヶ島です。
2016年04月05日 14:22撮影 by  Canon EOS 20D, Canon
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これは元の猿ヶ島です。
日産マリーナ東海です。船の数は非常に多いです。昔からそうですが、桟橋近くまで入り込んでも阻止されません。気分が良いです。
2016年04月05日 14:23撮影 by  Canon EOS 20D, Canon
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日産マリーナ東海です。船の数は非常に多いです。昔からそうですが、桟橋近くまで入り込んでも阻止されません。気分が良いです。
マリーナのクラブハウスです。
2016年04月05日 14:24撮影 by  Canon EOS 20D, Canon
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マリーナのクラブハウスです。
名鉄こどもの国駅までたどり着きました。
2016年04月05日 14:36撮影 by  Canon EOS 20D, Canon
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名鉄こどもの国駅までたどり着きました。
赤い電車に乗って帰ります。
2016年04月05日 14:48撮影 by  Canon EOS 20D, Canon
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赤い電車に乗って帰ります。
撮影機器:

感想

 田土山を降りて海へ出ようとする西浦と幡豆の境の地点で、昔私の叔母(故人)が畑仕事をしていたところ、自動車で来た数人の人に囲まれてインタビューを受けました。テレビ局のスタッフで、東三河と西三河の境を取材に来ていて、ここが東西境の海に出る場所に違いないねと聞いて来たとのことです。叔母はそのあとテレビに出たと言っていました。
 その事実を私が忘れることができず、「東西三河境」のコンセプトにつながっています。二回に分けて、坂野峠から貧乏山、三ヶ根山から田土山を経て三河湾に出ました。特に今回のコース、歩いた場所の一つ一つ、私のこれまでの中であれをしたこれをしたの記憶がいっぱい甦ります。

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