蕨尾の民宿[松之家」の泊まる。奈良交通の🚍運賃キャッシュバックが有り半額戻ってきた二人で\6800思わずニンマリ3/31で終わったのが残念だ。
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3/29 7:18
蕨尾の民宿[松之家」の泊まる。奈良交通の🚍運賃キャッシュバックが有り半額戻ってきた二人で\6800思わずニンマリ3/31で終わったのが残念だ。
R168を柳本橋へ向かう。
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3/29 7:18
R168を柳本橋へ向かう。
十津川の温泉旅館が川面に映っている。
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3/29 7:21
十津川の温泉旅館が川面に映っている。
木をくりぬいた桶には榊を奉じる十津川の人々の心を感じて水筒に水を満たし果無集落へと登り始めた。
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3/29 7:34
木をくりぬいた桶には榊を奉じる十津川の人々の心を感じて水筒に水を満たし果無集落へと登り始めた。
果無(桑畑)集落へと続く石畳の路。元文4年(1739)旅日記「熊野めぐり」には、旅人から寄進を受けて作ったとある。
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3/29 7:45
果無(桑畑)集落へと続く石畳の路。元文4年(1739)旅日記「熊野めぐり」には、旅人から寄進を受けて作ったとある。
朝日を受けて水を満々と満たし十津川のダムを眼下に望む。
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3/29 8:02
朝日を受けて水を満々と満たし十津川のダムを眼下に望む。
石畳の脇に西国33の観音があるが、ダム工事で移されたそうだ。民家の中を小辺路は進むが稜線に有りながら湧き水が豊富で池には大きな鯉がいた。
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3/29 8:16
石畳の脇に西国33の観音があるが、ダム工事で移されたそうだ。民家の中を小辺路は進むが稜線に有りながら湧き水が豊富で池には大きな鯉がいた。
この景色が有名な果無集落にほんの里100選の風景。小辺路歩く目的の一つだ。
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3/29 8:24
この景色が有名な果無集落にほんの里100選の風景。小辺路歩く目的の一つだ。
果無山脈からダムに向かって突き出た舌状の台地に果無(桑畑)集落がある。日当たりが良くて昔から人々の日々の生活があったのだろう。
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3/29 8:27
果無山脈からダムに向かって突き出た舌状の台地に果無(桑畑)集落がある。日当たりが良くて昔から人々の日々の生活があったのだろう。
西国30番近江国竹嶋の観音の傍に「文政4年」の銘の墓があった。熊野詣での途中で仆れた人のであろうか。
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3/29 8:32
西国30番近江国竹嶋の観音の傍に「文政4年」の銘の墓があった。熊野詣での途中で仆れた人のであろうか。
集落の一番高いとことにある家『宇江敏勝著熊野古道』によれば岡さんと云う家だそうだ。石柱の道標には「右くまのミチ 左やまみち」と読める。
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3/29 8:40
集落の一番高いとことにある家『宇江敏勝著熊野古道』によれば岡さんと云う家だそうだ。石柱の道標には「右くまのミチ 左やまみち」と読める。
高野山から本宮大社まで17里64匚睫邨野街道とも云われるが小辺路と呼ばれる。1000m級の峠が4つある。神話の時代から幕末様々歴史の舞台ともなった。
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3/29 8:42
高野山から本宮大社まで17里64匚睫邨野街道とも云われるが小辺路と呼ばれる。1000m級の峠が4つある。神話の時代から幕末様々歴史の舞台ともなった。
この指導標から愈々本格的な山歩きとなる。登山ポストもあるので、登山計画書を入れると良い。この先人家はない。
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3/29 8:43
この指導標から愈々本格的な山歩きとなる。登山ポストもあるので、登山計画書を入れると良い。この先人家はない。
果無峠越えの路には西国33観音石仏が旅人安全を祈願して迎えてくれる。28番成相寺本尊聖観音もその一つだ。石仏の写真を撮りながら歩くのもいいですね。
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3/29 8:51
果無峠越えの路には西国33観音石仏が旅人安全を祈願して迎えてくれる。28番成相寺本尊聖観音もその一つだ。石仏の写真を撮りながら歩くのもいいですね。
ほとんどの石仏は大正11年の建立だ。船便などができ熊野詣でが衰え果無を越える旅人が少なくなった時代だそうだ。
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3/29 9:03
ほとんどの石仏は大正11年の建立だ。船便などができ熊野詣でが衰え果無を越える旅人が少なくなった時代だそうだ。
天水田の跡だ。案内板にはこの先の山田茶屋の住人が天水を溜めて水田としたようだ。稜線をこれだけ平坦に整地して雨頼みので米を作る。唯々驚くのみである。
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3/29 9:18
天水田の跡だ。案内板にはこの先の山田茶屋の住人が天水を溜めて水田としたようだ。稜線をこれだけ平坦に整地して雨頼みので米を作る。唯々驚くのみである。
山田茶屋跡を過ぎると路は長い年月踏み固められくぼみとなり木漏れ日を受けて備長炭になるウバメガシの林の中を登っていく。
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3/29 9:30
山田茶屋跡を過ぎると路は長い年月踏み固められくぼみとなり木漏れ日を受けて備長炭になるウバメガシの林の中を登っていく。
どの石仏にも「真榊」が奉納されている。地元の人々が石仏と共にこの熊野古道小辺路を大切にしている気持ちが伝わる。
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3/29 9:38
どの石仏にも「真榊」が奉納されている。地元の人々が石仏と共にこの熊野古道小辺路を大切にしている気持ちが伝わる。
前方に観音堂が見えた。元文4年(1739)旅日記「熊野めぐり」には、「55丁目一軒家在側に石像の観音有り」とある。
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3/29 9:56
前方に観音堂が見えた。元文4年(1739)旅日記「熊野めぐり」には、「55丁目一軒家在側に石像の観音有り」とある。
急な登りの階段を行くと展望が開ける。釈迦ヶ岳方面だろうか。眼下には十津川が見える。
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3/29 10:22
急な登りの階段を行くと展望が開ける。釈迦ヶ岳方面だろうか。眼下には十津川が見える。
ゆっくりゆっくりと急登を行くと、前方に果無峠が見えてきた。あと一息だ。
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3/29 10:45
ゆっくりゆっくりと急登を行くと、前方に果無峠が見えてきた。あと一息だ。
ようやく果無峠(1114m)に着く。名前の様に果てしない登りが続いた。背の低くくなった宝篋印塔が印象的だ。路は八木尾に行くのと竜神方面に行く路がある。
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3/29 10:50
ようやく果無峠(1114m)に着く。名前の様に果てしない登りが続いた。背の低くくなった宝篋印塔が印象的だ。路は八木尾に行くのと竜神方面に行く路がある。
峠からは八木尾までひたすら急な下りだ。八木尾バス停の時刻を気にしながら1000m程を一気に下る。
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3/29 10:55
峠からは八木尾までひたすら急な下りだ。八木尾バス停の時刻を気にしながら1000m程を一気に下る。
丸い人の頭よりは大きいが小さな石が20丁石。
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3/29 11:32
丸い人の頭よりは大きいが小さな石が20丁石。
眼下にようやく本宮町が見える。30丁石がある。
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3/29 11:45
眼下にようやく本宮町が見える。30丁石がある。
八木尾の集落の庭先に通る。足はがくがくしてきた。
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3/29 12:52
八木尾の集落の庭先に通る。足はがくがくしてきた。
やっと八木尾のバス停に着いた。13:12のバスに間に合った。
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3/29 12:58
やっと八木尾のバス停に着いた。13:12のバスに間に合った。
八木尾から本宮大社までバスで楽をする。昨年同じ時期に中辺路を滝尻から本宮大社まで2日かけて歩いたので
1年ぶりの本宮大社だ。
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3/29 13:34
八木尾から本宮大社までバスで楽をする。昨年同じ時期に中辺路を滝尻から本宮大社まで2日かけて歩いたので
1年ぶりの本宮大社だ。
本宮から大斎原へ行く。
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3/29 13:51
本宮から大斎原へ行く。
桜も満開実に綺麗だ。
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3/29 14:02
桜も満開実に綺麗だ。
大日越え登り口。ここから階段が続く。湯の峰温泉まで3.4k階段の上りがきつい。すでに12k程歩いているので階段の上りがきつい。
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3/29 14:13
大日越え登り口。ここから階段が続く。湯の峰温泉まで3.4k階段の上りがきつい。すでに12k程歩いているので階段の上りがきつい。
すでに12k程歩いているので月見ヶ丘神社まで階段の上りがきつい。
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3/29 14:18
すでに12k程歩いているので月見ヶ丘神社まで階段の上りがきつい。
月見ヶ丘神社で一休み。
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3/29 14:41
月見ヶ丘神社で一休み。
最後の登り。
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3/29 14:56
最後の登り。
ようやく下りに入る。
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3/29 15:07
ようやく下りに入る。
辺りは杉林とシダの群生だ。
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3/29 15:09
辺りは杉林とシダの群生だ。
湯峯王子。
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3/29 15:33
湯峯王子。
今日はここまで、坪湯橋を渡り今日の宿「あたらしや」に入る。ここまで15k位かな。良質な湯の峰温泉に浸かり1杯飲んで疲れを取ろう。
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3/29 15:38
今日はここまで、坪湯橋を渡り今日の宿「あたらしや」に入る。ここまで15k位かな。良質な湯の峰温泉に浸かり1杯飲んで疲れを取ろう。
二日目:「あたらしや」から坪湯を見る。湯の峰温泉赤木越分岐まで6kそれから発心門まで1.2k今日の行程は7.2k今日も一日頑張ろう。
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3/30 6:58
二日目:「あたらしや」から坪湯を見る。湯の峰温泉赤木越分岐まで6kそれから発心門まで1.2k今日の行程は7.2k今日も一日頑張ろう。
「あたらしや」の裏から赤木越の入り口となっている。時宗の開祖一遍上人は藤沢の遊行寺だ。我が家の近くの寺だ。
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3/30 7:15
「あたらしや」の裏から赤木越の入り口となっている。時宗の開祖一遍上人は藤沢の遊行寺だ。我が家の近くの寺だ。
湯の峰の温泉街が一望を一望する。
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3/30 7:16
湯の峰の温泉街が一望を一望する。
朝日を浴びて昨日の疲れも温泉で癒やされた。
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3/30 7:30
朝日を浴びて昨日の疲れも温泉で癒やされた。
指マークの刻まれた道標は初めて見る。ユニークだな。
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3/30 7:55
指マークの刻まれた道標は初めて見る。ユニークだな。
ツツジだろうか
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3/30 7:56
ツツジだろうか
道すがら「水本さんと云うガイドの方から」お話を伺うことができた。赤木越えは赤松が大変多く赤木ということと、昔は松茸が無尽蔵に生えていた。
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3/30 8:21
道すがら「水本さんと云うガイドの方から」お話を伺うことができた。赤木越えは赤松が大変多く赤木ということと、昔は松茸が無尽蔵に生えていた。
熊野に杉や檜が多いのは山の民が自分の一族に財産として残すために植林したそうだ。
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3/30 8:24
熊野に杉や檜が多いのは山の民が自分の一族に財産として残すために植林したそうだ。
柿原茶屋跡の話も伺った。この茶屋は森さんと云う一家が昭和46年まで営み、昭和52年までこの地に住まっていたと話してくれた。
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3/30 8:38
柿原茶屋跡の話も伺った。この茶屋は森さんと云う一家が昭和46年まで営み、昭和52年までこの地に住まっていたと話してくれた。
遠方に見える山並みは?
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3/30 9:05
遠方に見える山並みは?
アセビ馬酔木。あしびの花「わが背子にわが恋ふらくは奥山の馬酔木の花の今盛りなり」万葉集 「花馬酔木春日巫女の袖ふれぬ」虛子
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3/30 9:13
アセビ馬酔木。あしびの花「わが背子にわが恋ふらくは奥山の馬酔木の花の今盛りなり」万葉集 「花馬酔木春日巫女の袖ふれぬ」虛子
「水本さんと云うガイドの方から」伺った話の中に一遍上人が熊野の人々から大変な尊敬と畏敬を持って今にあることを聞いた。一遍上人聖絵を今一度みたいと思った
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3/30 9:19
「水本さんと云うガイドの方から」伺った話の中に一遍上人が熊野の人々から大変な尊敬と畏敬を持って今にあることを聞いた。一遍上人聖絵を今一度みたいと思った
赤木越の路は大日越の路と較べて尾根筋を歩くので明るく開放的な中辺路の熊野古道である。
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3/30 9:51
赤木越の路は大日越の路と較べて尾根筋を歩くので明るく開放的な中辺路の熊野古道である。
赤木越分岐。山桜が満開に咲き誇っている。昨年中辺路を歩いたときも桜が満開だった。
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3/30 10:19
赤木越分岐。山桜が満開に咲き誇っている。昨年中辺路を歩いたときも桜が満開だった。
発心門王子に到着。お昼を食べて紀伊田辺行きのバス12:33を待つことにする。王子の裏手にある[南無房堂]。藤原定家が旧知の尼庵を訪ねたおり、昂揚した気分の中、発心門の柱に「入りがたきみ法の門はけふ過ぎぬ今より六の道にかへすなり」と落書きをした。
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3/30 10:49
発心門王子に到着。お昼を食べて紀伊田辺行きのバス12:33を待つことにする。王子の裏手にある[南無房堂]。藤原定家が旧知の尼庵を訪ねたおり、昂揚した気分の中、発心門の柱に「入りがたきみ法の門はけふ過ぎぬ今より六の道にかへすなり」と落書きをした。
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