甲斐駒ケ岳(黒戸尾根→北沢峠 日帰り)
- GPS
- 09:15
- 距離
- 11.6km
- 登り
- 2,456m
- 下り
- 1,183m
コースタイム
深夜0時30分長坂駅着の、JR中央本線・最終電車に乗るも、、、
※22時過ぎ 2本前くらいの電車か?八王子〜西八王子間で人身事故発生。
八王子駅で足止め(1時間弱不通に)
23:20 八王子発(運転再開)
23:30 中央本線・各駅停車小淵沢行き 高尾駅を出発
01:30 長坂駅到着(1時間遅れ)
10/7(木)
05:00 駅待合室内、起床
05:10 予約していたタクシーで登山口となる竹宇駒ヶ岳神社へ。日の出直前の山々の風景が秀逸。
05:35 尾白渓谷駐車場で下車。3,680円。
05:50 竹宇駒ヶ岳神社で安全祈願をして、いざ登山開始。
06:57 笹ノ平(08:20)
07:20 道中、ベンチも広場も何もないところで朝食休憩(20分間)
07:40 登山再開
08:15 刃渡り
08:32 刀利天狗<2049m>
09:05 五合目小屋跡
09:45 七合目・七丈小屋第一<2365m>
10:40 八合目・御来迎場
11:45 甲斐駒ヶ岳・山頂<2967m>
・・・登頂者としばし会話〜おにぎり昼食休憩(1時間)
12:45 下山開始
13:35 駒津峰<2740m>
14:05 双児山<2649m>
15:05 北沢峠 下山終了
15:10 北沢峠(南アルプス林道バス・戸台口行)発
※このバスの途中、左手山腹にニホンカモシカが。
16:00 仙流荘着
※新宿行きバスの出発まで1時間強空いてしまったので、仙流荘の風呂(残念ながら温泉ではない、要は銭湯)で時間をつぶす(600円)
17:20 仙流荘(花バス観光・高速バス・新宿行)発
21:20 新宿西口着
天候 | 概ね晴れ、しかし午前中から濃ガス。14時過ぎ頃からガス晴れ始める(涙) |
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過去天気図(気象庁) | 2010年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス タクシー
●下山後=北沢峠バス亭〜<バス>〜仙流荘|仙流荘から新宿行き高速バス(花バス観光・高速バス・新宿行) |
コース状況/ 危険箇所等 |
黒戸尾根・・・刃渡りなどはそれほど危険ではないと思いますが、八合目以降、山頂までがキツくてかつ危険度が少し高まると思いました。何しろこの日のガスは濃かったこともありまして。 山頂から北沢峠については、歩きにくい箇所も少なからずありますが、危険箇所は殆どなかったと記憶しています。 *長坂駅からのタクシー 電話で聞いたら、北杜タクシーは朝5時30分から、大泉タクシーは5時過ぎに出発できる、とのことだったので、後者を選びました。季節、時期によって事情が異なるかもしれないので、タクシーは事前に予約しておくべきでしょう。 |
予約できる山小屋 |
|
写真
感想
今回、このルートで行こうと思った理由は単純でして。
mixiの某コミュで春先に黒戸尾根ルートを登った方の写真がエラく綺麗で。
で、初心者の私、黒戸尾根ってどこ?っていうくらい無知でググったら「日本有数の急登コース」ってあったので、ならば今のうちに行っておこう、と思った次第です。
週末3連休の天気予報が芳しくなかったことと、ちょうど仕事にぽっかり穴が空いたのとで、1日代休で仕事を休みにして決行。
前夜、終電で長坂駅入りするために自宅を21時ころ出なければいけなかったのですが、仕事が長引いてギリギリでした。
そして、まさかの「深夜、人身事故で電車立ち往生」。。。八王子近くで人身事故。高尾で中央本線に乗り換えだったので、あともう少しだったのに。。。本当、運が悪いっす。
最悪、今回の山行は諦めざるを得ないか、と思いつつ、八王子駅では一端電車を下りて駅構内でゆっくり持参した弁当を食べて、復旧を待ちました。
結果的に1時間遅れで電車が再開し、目的地の長坂駅までたどり着けました。
長坂駅出発は朝5時過ぎ、予約していたタクシーで。平日だったので同時間帯、登山者は見当たらず。タクシーで竹宇駒ケ岳神社へ向かう道中、山々の姿が良い感じでした。まだガスもなかったし。
登りはじめて間もなく日が昇り、10時くらいまでは晴れていたので歩いていて暑いくらいでした。その後、高度を上げるにしたがってみるみるガスに包まれます。天気自体は晴れているのに、ガスで見晴らしが全然ダメ。
なので、歩きに集中することにしました。
変化に富むコースで、飽きがこなく、ツラいぜ〜という感じはしなかったのですが、八合目以降、ガスで視界が極端に悪くなる中、何度も何度も「今度こそ頂上か」「あれ、また違った」を繰り返すうちに、徐々に疲れも見えてきました。眺望が開けていたら疲れも吹っ飛ぶのかな。
今回の印象深い話は、七合目・七丈小屋でのこと。
トイレを借りようと思って管理人を訪ね小屋に入ると、ストーブをたいたままの室内に、こんな置き書きが・・・。標高2365mですからね。
「買い物に行くのでしばらく不在にします。
17時ころ戻ります。」
、、、わぉ、ワイルド!
一般登山道以外に下山方法はないはずなので、黒戸尾根を下りていったんでしょうなぁ。
山頂では濃いガスで一切眺望なし。残念!日が当たらず、風も出てきて結構寒いなかで昼食休憩。2〜3人、北沢峠から登ってきた年輩の方と話しました。いずれも小屋出発のようでした。まぁ、平日なので人が少なく、静寂を独り占めできた気分です。
下山は駒津峰の後、仙水峠ルートではなく、双児山ピークを通る方のルートをとりました。この頃、やっとガスが晴れてきました。さらに言うと、下山後のバスからガス一つない山々が見えて「遅いよ!」と突っ込みたくなりましたが。通常だと朝〜午前中は大気がクリアで昼ごろから霞み出す、というパターンだと思いますが、この日に限って逆でした。
北沢峠→仙流荘 のバスは、いくら急いでも仙流荘から出る新宿行きのバスの時間が決まっているので、下山はのんびりだらだら歩いていましたが、想定より1時間早く着き、ちょうど1本早いバスが出るところだったので、とりあえず乗ってしまいました。
バスが走りだして数分後だったでしょうか、道路左手の山腹にニホンカモシカが出現。運転手さんが気付いて、皆に教えてくれました。そこでバスを停車し、窓ガラス越しに写真が撮れました。ニホンカモシカも人間に慣れているのか、乗り物には警戒しないのか、こちらを見ていたものの逃げることもなく、むしゃむしゃと野草を食べていました。
カモシカを見るのは2回目ですが、意外と太っているんですよね〜。
仙流荘へ到着し、改めて新宿行きバスの時刻を確認。何かの間違いで1本早いのに乗れたりしたら、と思ったのですが、1日4本くらいなのでさすがにそれはなくて。1時間強時間があまったので、近くに温泉はないかバス連絡所の方に尋ねたところ、温泉ではないけど、ということで仙流荘でお風呂に入りました。ま、銭湯ってとこですかね。
想定外の入浴だったのでバスタオルを借りたいと思ったのですが、タオルは「普通サイズのタオルを販売はしていますが」とのことだった。あと、登山客は汚れていることが多いからか、バックパックは屋外に強いてあったブルービニールシートに置くよう指示がありました。
料金は600円。時間たっぷり、のんびりでき、疲れを癒したうえで高速バスに乗りました。
平日は人が少なくて、よいですね。
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