小津権現山 〜イワウチワロードを行く山旅〜



- GPS
- 05:16
- 距離
- 6.9km
- 登り
- 918m
- 下り
- 926m
コースタイム
天候 | 出発前と下山後は晴れ 登山中は曇り時々小雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
≪登山道の状況≫ ・踏み跡は明瞭で藪漕ぎ区間無し。 ・高屋山直下、小津権現山手前のピーク二つの登降が急登。転倒・転落しないよう一歩一歩慎重に。 ・高屋山手前で分岐する道は通行止めと思われる。 ≪危険動物情報≫ ・クマ:クマが爪を研いだ跡と思われる木があるので棲息している。単独行はクマ鈴があったほうが安心。 ・ヘビ:ロボット雨量計跡でシマヘビを見かけた。 ・ヤマビル:遭遇せず。 ≪トイレ≫ ・登山口周辺、登山口〜山頂までの間には無し。国道303号線乙原付近の公衆トイレが最終と思われる。 |
その他周辺情報 | ≪商店・自販機≫ 登山口周辺には商店・自販機共無し。事前に調達されて来られたし。揖斐川市街を超えるとコンビニも見かけなかった。 |
写真
感想
今回のメンバーは私と久々に一緒に登る相棒、初の山登りになる友人の3人。
始めての登山なので、山頂からの展望が良く、花もきれいな山がいいかと思い、相棒がまだ登ったことのない小津権現山へ行ってきました。
登山口の杉谷林道終点付近は天然林の森。
木々の若葉がちょうど芽吹きの時を迎え、青空に新緑が映えて素晴らしい美しさでした。
道端にはスミレ、キジムシロ、一輪だけフデリンドウ、など春の花が咲き乱れています。
高屋山直下から急登が始まり、ここからがハード。
足元は小石のザレと冬の間に降り積もった落ち葉でスリップしやすく、進むのに苦労しました。
藤原岳孫太尾根の急登を経験してきた私は余裕。
久々の登山となる相棒はかなりしんどい様子。
一方で初登山の友人は足元がバイク用のブーツであるのに、スイスイ登っていく。
下山時も私が小走りなのに、全然追いつけません。しかもバランス感覚が良いためか、全く転ばない!
山登りは体力があれば問題無し…と思っていたけれど、やっぱり運動神経の良さは必要だと痛感しました。
9月にこの3人と相棒の奥様を加えて、再び燕岳に登りますが、相棒はちとトレーニングが必要ですかな…。
空が近くなってくると高屋山山頂。
スタート時には晴れていた空もすっかり曇って、小雨も降ってくる始末。
山頂に着く頃には天気が回復することを願って淡々と進みました。
尾根を行く道は、道端にイワウチワが咲き乱れるまさにイワウチワロード。
まだこれから開花するものも多く、しばらく楽しめそうです。
二つの前衛峰にはシャクナゲの群落。
もう少しで花開きそうなものもあり、シャクナゲの時期も楽しそうですが、ヤマビルが心配ですね…。
二つの前衛峰を通過し、最後の急登を登ると小津権現山山頂。
晴れていれば360度の大パノラマですが…今日は曇ってしまって遠望は無し。
北に冠山、若丸山など揖斐川源流部の山。雪を抱いた能郷白山。
ここから縦走路が続く花房山。
今日は展望はこの程度で、せっかくの展望の山なのにちょっと残念でした。
天気が悪い上に強風も吹きすさぶ山は寒いこと寒いこと。
昼ご飯を食べ、記念撮影後にそそくさと下山しました。
下山する頃に、上空には青空が広がり始め、途中の尾根道は明るくて気持ちいい稜線歩きでした。
下山してみると、空は晴れて暖かい日の光が降り注ぎ、天候に泣かされた山登りとなりました。
初登山となった友人も楽しんでもらえたようで、また一緒に登る時が楽しみになりました。
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