京滋境界尾根 琵琶湖を眺めながら「仰木峠〜小野山〜梶山」往復

2016年04月26日(火) [日帰り]

• GPS: 05:17
• 距離: 9.8km
• 登り: 624m
• 下り: 623m

コースタイム

日帰り

• 山行: 4:17
• 休憩: 1:00
• 合計: 5:17

距離 9.8km 登り 624m 下り 624m

10:20 スタート地点
11:14 11:15 仰木峠
12:02 小野山
12:54 13:28 大尾山
14:14 14:16 小野山
14:44 15:07 仰木峠
15:37 ゴール地点

行程　10.5�辧�　行動時間　3：43。　休憩時間　1：32.。　　　　　　計　5：15。　
移動平均速　2.8��/h 。　平均速　2.0��/h。

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

滋賀県大津市　上仰木町の奥山林道、滝壺神社前広場に駐車。そこから、仰木峠〜小野山〜梶山間往復。

コース状況／危険箇所等

奥山林道上部にお祀りされている地蔵尊前広場先の、ヘアーピンカーブを曲がった所に、仰木峠への取り付きがあります。案内標識もあり、ひと目で分かります。仰木峠まで約200m強の、細い山道を登ります。この登山道は足元が雨水で洗われ荒れていますが、登り下りともに注意して歩けば問題ありません。

仰木峠〜小野山〜梶山間は、京滋境界の尾根上を歩く快適なトレイルです。広尾根部分で、落葉や落枝等により踏み跡不明瞭の時は、尾根中心部の高みを探して歩いてください。東側の開けた所では、雄大な琵琶湖や伊吹山・鈴鹿山系を望むことが出来ます。小野山を越えて梶山近くになると、東側に林道が接近してきて、つかず離れず並行しています。（※　一部、狭い尾根の部分では、登山道と林道が合流して一つの道となり、林道上を歩きます。）

※　梶山は、国土地理院地図が最初に作成された時に、印刷用植字の際「梶」の字が、「木」と「尾」に分けられたうえ、更に「木」が「大」に間違えられるという誤植が重なり、「梶山」が「大尾山」と印刷されて、長らく誤ったまま使用されてきました。最近になって国土地理院地図が訂正されて、正規の「梶山」と表記されるようになりましたが、ほとんどの地図や梶山付近の案内標識は、訂正されずに「大尾山」のままです。「梶山」に統一されるのは、何時の日でしょうか？

写真

4/26 10:23

大津市上仰木町の市道を、西方向の山手に登って行くと正面に、比叡山延暦寺の横川地区への登山道「元三大師道」分岐があります。「元三大師道」は左手方向に登って行きます。右手方向に市道をそのまま進み、「奥比叡自動車道（奥比叡ドライブウェイ）」の高架下をくぐり、山手へ道なりに登って行くと「奥山林道」に入ります。当初の予定では、奥山林道上部にあるヘアピンカーブ手前の地蔵尊前広場まで、マイカーで登るつもりでしたが、滝壺神社前に着き参拝の為下車した時、山友メンバーが「ここから歩きたい！」と言い出し、その希望に添う為神社前の広場に駐車させて頂き、ここから残りの林道を歩いて登ることにしました。

4/26 10:23

滝壺神社前の様子です。

4/26 10:24

滝壺神社は、林道から少し北側に入った、高台にあります、

4/26 10:25

滝壺神社の祠は、ちょうど建て替え中の様で、敷地に「しめ縄と、盛り砂」がされていました。

4/26 10:28

滝壺神社前広場の、様子です。

4/26 10:28

奥山林道に戻り、舗装路を登って行きます。

4/26 10:30

最初は川沿いに、登って行きます。

4/26 10:41

ふと、道端を見ると！

4/26 10:43

林道を少し登ると、陽当りが良くなってきました。

4/26 10:52

適度の勾配で、高度を上げて行きます。林道の様子です。

4/26 10:53

奥山林道のゲート箇所です。林道の左右両側にコンクリート柱が建てられており、鎖を渡して封鎖するようになっています。

4/26 11:00

林道を約1�卍�登って行くと、前方にお地蔵様と広場が見えてきました。

4/26 11:01

右手にお地蔵様があり、その前がちょっとした広場になっています。

4/26 11:01

お地蔵様の先が、ヘアピンカーブになっています。

4/26 11:02

奥山林道は、昭和61年3月に竣工されました。

4/26 11:03

ヘアピンカーブを曲がると左手に、仰木峠への取り付きが見えてきました。

4/26 11:04

取り付きにある、小さな案内プレートです。

4/26 11:04

取り付き口の様子です。ここから仰木峠に登って行きます。

4/26 11:04

左手には、補助ロープが設置されていますが、低い位置に張られており、登り下り共に注意して歩けば使う必要がありませんでした。

4/26 11:06

約50m程進むと、ネットに沿って直角に左折します。

4/26 11:08

左折後の様子です。少し荒れたV字の谷を登って行きます。

4/26 11:09

途中、右手方向（北側）の山肌を見上げると、伐採の跡地に植林がされています。

4/26 11:13

短い距離を、写真と休憩、おしゃべりを挟んで、約9分もかけて登って来ました。上方に東海自然歩道の標識が見えてきました

4/26 11:14

東海自然歩道の、北山トレイルに登り着きました。

4/26 11:15

振返って見ています。正面（東方向）は、奥山林道から登ってきた登山道です。右手方向は、東海自然歩道・北山トレイルの水井山〜比叡山方面です。

4/26 11:15

約20m程北側の、仰木峠に向かいます。メンバーは既に先走りして、到着しています。

4/26 11:15

仰木峠の様子です。左右に丸太のベンチが設置されています。メンバーは地図を拡げて、思索中です！！

4/26 11:15

仰木峠に設置の、京都「北山トレイル��18」標識です。

4/26 11:15

近くに住んでいながら、初めて登って来ました。

4/26 11:16

仰木峠の説明板です。

4/26 11:16

仰木峠にはたくさんの標識が、建てられています。この標識裏の土手上は、京都府と滋賀県の府県境界の尾根上を歩き、小野山から梶山方面に向かう登山道です。

4/26 11:16

では、仰木峠の東側から始まる「梶山（大尾山）」方面に向かいます。正規のルートは、画面上部すぐの立木で左折して、尾根伝いに登っていきますが、今日はそのまま直進して、東に少し突き出た尾根の展望所に、寄り道します。

4/26 11:18

約100m程で、見晴らしの良い展望所に出ます。

4/26 11:20

展望所からの眺めです。

4/26 11:23

琵琶湖と三上山が見えます。

4/26 11:23

琵琶湖に浮かぶ、沖島が見えます。

4/26 11:20

南方向の眺めです。

4/26 11:20

西方向の眺めです。

4/26 11:23

北方向、これから歩く小野山方面の眺めです。

4/26 11:23

南側の谷を覗くと、奥比叡ドライブウェイが見えます。

4/26 11:33

突き出た尾根の展望所から、正規の登山道に戻りました。この付近ではネットに沿って、歩いて行きます。

4/26 11:33

4/26 11:35

琵琶湖を眺めながらの、トレイルです。

4/26 11:37

4/26 11:39

ここから、植林の中を歩きます。

4/26 11:42

ルートを示す、赤いリボンが要所に付けられています。

4/26 11:43

4/26 11:43

「仰木峠〜大原・古知谷」を結ぶルートでもあり、案内標識が設置されています。

4/26 11:45

ルート上には、赤い境界杭がたくさん埋められています。

4/26 11:48

ピークをいくつも、越えて行きます。

4/26 11:51

快適なトレイルです。

4/26 11:52

「仰木峠〜古知谷」ルートの、��3まで来ました。

4/26 11:53

4/26 11:53

大原方面に下る場合の、ルート案内看板です。「現在地　�　↓◆↓�」と、計　3箇所に建てられています。

4/26 11:55

もうそろそろと、小野山ピークを探しながら歩いています。

4/26 11:56

ここかな？

4/26 11:59

残念！　見当たりません。

4/26 12:03

あの標識の所で、直角に東方向に曲がるのに、小野山ピークは見当たりません。

4/26 12:03

現在地�皚△泙如△笋辰突茲泙靴拭�

4/26 12:05

小野山ピーク探しは諦めて、東方向に向きを変えて、尾根を下って行きます。

4/26 12:06

この付近は、広い尾根になっています。

4/26 12:13

「仰木峠〜古知谷」ルートの、��4まで来ました。ここで登山道は、林道と合流して一本道となり、しばらくの間、林道を歩きます。

4/26 12:13

林道へ出る箇所の、様子です。

4/26 12:14

林道に出て、振返って見ています。復路はまたここから、山道に入ります。

4/26 12:14

出た所には、「現在地　�皚�」の案内標識が建っています。

4/26 12:15

復路では、ここから右手の山道に！　覚えておきましょう！

4/26 12:18

府県境界尾根の上に、立派な林道です。大型車も、通行出来そうです。

4/26 12:24

暑くもなく寒くもなく、また適度のそよ風が吹き、快適です。

4/26 13:49

ここから林道を離れて、また山道に入ります。復路では逆に、ここからまた林道に合流します。

4/26 12:32

山道に戻りました。左手に、初めての標識が出てきました。

4/26 12:35

アップ・ダウンを繰り返して、歩いて行きます。

4/26 12:38

また、出て来ました。

4/26 12:53

右手の木の枝に、展望台の案内矢印がありました。復路で寄ります。

4/26 12:54

展望台へは、ここを下がって行きます。

4/26 12:55

やっと！　到着しました。この上が、「梶山（大尾山）」山頂です。

4/26 12:55

ここに「仰木峠〜古知谷」��6　の標識が、建っていました。　　※いままで歩いてきた感じでは、この標識の設置間隔は、約500mの様です。

4/26 12:55

山頂の様子です。あまり広くはありません。

4/26 12:56

梶山山頂からの、唯一の眺めです。琵琶湖方面が少しだけ見えます。

4/26 12:56

アップ！です。

4/26 12:57

「梶山」山頂の、三角点です。

4/26 12:57

梶山には、たくさんの呼び名があります。「大尾山（
だいびやま）」「童髷山（どうぜんやま）」の山名プレートが掛けられています。

4/26 12:57

山頂三角点から、西方向に「大尾山の肩」から大原方面への、登山道が通じています。

4/26 12:57

山頂から北方向にも、登山道があります。

4/26 12:58

4/26 13:11

「大尾山の肩」まで、行って見ました、

4/26 13:12

山頂三角点から、103歩で着きました。約90m程です。

4/26 13:12

「大尾山の肩」の様子です。

4/26 13:13

「大尾山の肩」から先は、大原方面に急激に下っていました。

4/26 13:14

「大尾山の肩」から、山頂へ戻ります。

4/26 13:29

山頂三角点で休憩し、仰木峠に戻ります。　途中、琵琶湖側に展望台があり、寄って見ました。

4/26 13:22

展望台へは、登山道から琵琶湖側に下ります。

4/26 13:23

見えて来ました。

4/26 13:20

展望台まで、下って来ました。沖島が正面に見えます。

4/26 13:24

比良山系の、蓬莱山が見えます。

4/26 13:24

素晴らしい眺めです。

4/26 13:24

4/26 13:26

4/26 13:26

展望台の先から、下って行く道がありました。

4/26 13:49

展望台から尾根道に登り返して、南方向に歩きます。しばらく進んで、林道との合流箇所まで戻って来ました。

4/26 13:55

林道を戻ります。

4/26 14:00

ここまで、帰って来ました。

4/26 14:00

「現在地　�皚�」標識まで、戻って来ました。ここから林道を離れて、再び山道に入ります。すぐに小野山方面への、長い登りが始まります。

4/26 14:12

長い登りを終え、「現在地　�皚◆徂玄韻泙如¬瓩辰突茲泙靴拭Ｄ廠僂剖覆�り南方向に歩き出した時、「あった！」とメンバーが、声をあげました！　往路で見つけられなかった「小野山」の山頂プレートを、見つけたようです。

4/26 14:12

これが！　「小野山」の、山頂プレートです。

4/26 14:14

設置場所は、直角に曲がる「現在地　�皚◆徂玄韻瞭鄲Α紛通敍輯鵑蝓北�20m付近で、登山道の西側へ3m程入った、立木の枝に掛けられていました。プレートは北東方面に斜めに取り付けられていました。小高いピークでなく、平坦な尾根筋にあり、往路では気づかない場所でした。　　※位置を変えて、往路の目線で設置場所を見ています。「この画面のどこか？　わかりますか？」　　※ヒントは最後に出てきます！

4/26 14:35

復路は、早いです！　仰木峠近くの見晴らしの良い尾根筋まで、戻って来ました。

4/26 14:37

往路で寄り道した、展望所が見えて来ました。

4/26 14:38

仰木峠まで、もう少しです。

4/26 14:42

「仰木峠〜古知谷」��1標識まで、戻って来ました。この下は、仰木峠です。

4/26 14:43

左上から、降りて来ました。仰木峠で休憩後、奥山林道経由で、滝壺神社前まで下ります。

4/26 15:08

一旦、仰木峠の分岐から、奥山林道の取り付き口まで、下ります。

4/26 15:10

どんどん下って行きます。

4/26 15:13

ネットが見えて来ました。もう少しです。

4/26 15:15

取り付きが、見えて来ました。

4/26 15:16

奥山林道に、降りて来ました。

4/26 15:16

ゆっくり、下って行きます。

4/26 15:27

花を、見ながら！

4/26 15:28

林道は、良く整備されています。

4/26 15:34

川沿いになると、滝壺神社まであと少しです。

4/26 15:38

本日お世話になった、ストック代わりの木の枝です。軽さ、弾力性、操作性が抜群でした。　「あうがとうございました！」　　※記事中の「小野山」山名プレートの場所　＝　この「木の枝杖」を立てています。

4/26 15:39

無事に、滝壺神社前まで戻って来ました。

4/26 15:49

奥山林道から、上仰木町の市道に降りて来ました。「元三大師道」分岐付近の様子です。蓬莱山が見えています。

撮影機器：

EX-ZS170 CASIO COMPUTER CO.,LTD.

感想

gmt66

朝起きると好天です！　早速！山友メンバーを誘って、一度行って見たかった「大津市上仰木町から奥山林道経由で仰木峠に登るルート」の、下見に行ってきました。元々、マイカー利用の下見です。奥山林道上部の取り付きから仰木峠まで、200m強歩くだけなので、私の服装は「綿の長袖シャツに綿パン」の普段着、足元だけ「ショートカットの登山靴」です。友人は「もしも！」と思って、予定変更を考えた登山スタイルでした。そして「コンビニに、寄ろう！」と言います。その友人の一言により、コンビニで、軽食と水1リットルを購入しました。これで、本日の行動の幅が拡がりました。仰木峠に登り着き、少し東に歩いた展望所からの眺めに感動し！！　見事に予定変更！　二人の「時間OK！　食料・水OK！　体力OK！　気力OK！」で、京滋境界の尾根伝いに、仰木峠〜小野山〜梶山間を往復し、眼下に琵琶湖を眺めながらの素晴らしい尾根歩きが出来ました。今日は友人に感謝です！　　何も知らずに山歩きを始めた頃の様な、上から下まで「綿・綿」の服装でしたが、そよ風が吹く爽やかな気候で、大汗をかくことなく、楽しく歩くことが出来ました。