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Yamareco

記録ID: 856696
全員に公開
ハイキング
奥秩父

和名倉山(ヒルメシ尾根途中断念,二瀬尾根経由)

2016年04月29日(金) ~ 2016年04月30日(土)
 - 拍手
体力度
5
1泊以上が適当
GPS
11:04
距離
22.4km
登り
1,459m
下り
2,205m
歩くペース
標準
0.91.0
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
9:45
休憩
1:17
合計
11:02
距離 22.4km 登り 1,476m 下り 2,205m
2:54
3
3:14
3:19
59
4:24
4:29
33
5:02
20
5:22
5:24
17
6:26
22
7:06
7:22
13
9:15
9:16
93
10:49
10:57
5
11:02
11:03
29
11:32
11:33
5
11:38
11:44
86
13:54
13:56
0
13:56
ゴール地点
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2016年04月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
行き:JR塩山駅 → 【バス1時間】 → 落合バス停 → 【徒歩2時間】 → 民宿みはらし
帰り:秩父湖バス停 → 【バス1時間】 → 西武秩父駅
コース状況/
危険箇所等
 1 川又分岐からのヒルメシ尾根方面トラバース路は,ガレ道につき注意。マーキングテープを見逃さないこと。
 2 二瀬尾根は,造林小屋跡以降において,落ち葉の堆積によりスリップ注意。トラバース路もやや危険。
JR塩山駅からバスで1時間の所にある落合バス停。
※運行日に注意
JR塩山駅からバスで1時間の所にある落合バス停。
※運行日に注意
桜が満開
巨大なサワラ
振り返って撮影。犬切峠に向かうのは,向かって左の道。
振り返って撮影。犬切峠に向かうのは,向かって左の道。
民宿みはらし
民宿みはらし
夜御飯
こごみとタラの芽
5
夜御飯
こごみとタラの芽
夜御飯
手打ちそばと赤飯
4
夜御飯
手打ちそばと赤飯
午前3時出発
ここの景色が素晴しい(西仙波手前)
4
ここの景色が素晴しい(西仙波手前)
川又分岐
ヒルメシ尾根方面は,向かって左側。いったん通過。
2
川又分岐
ヒルメシ尾根方面は,向かって左側。いったん通過。
二瀬分岐
誰かがデポしたザック
誰かがデポしたザック
ここの木々が成長したら,通行はどうなるのか。
1
ここの木々が成長したら,通行はどうなるのか。
山頂手前
山頂手前
和名倉山山頂
仁田小屋尾根方面を見る。2015年12月に歩行済み。
1
仁田小屋尾根方面を見る。2015年12月に歩行済み。
和名倉山山頂の風景
和名倉山山頂の風景
和名倉山山頂の風景
3
和名倉山山頂の風景
川又分岐からのトラバース路
この時点では,踏み跡は明瞭で問題ないが,その後,余裕がなくなってくる。
3
川又分岐からのトラバース路
この時点では,踏み跡は明瞭で問題ないが,その後,余裕がなくなってくる。
かなりガレていた。
かなりガレていた。
二瀬尾根に直登後の尾根道(踏み跡検索中)
1
二瀬尾根に直登後の尾根道(踏み跡検索中)
スズタケの藪地点
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スズタケの藪地点
スズタケの藪地点
スズタケの藪地点
東京大学の演習林なのか。
東京大学の演習林なのか。
造林小屋跡
造林小屋跡
反射板跡地
ここからの最後の下山路は,きつかった。
1
ここからの最後の下山路は,きつかった。
ようやく吊り橋。
2
ようやく吊り橋。
毎月1日は,三峰神社は大混雑。
毎月1日は,三峰神社は大混雑。
秩父湖バス停

装備

個人装備
長袖シャツ ズボン 靴下 雨具 ザック 昼ご飯 非常食 飲料 地図(地形図) コンパス 計画書 ヘッドランプ 予備電池 GPS 筆記用具 ガイド地図(ブック) ファーストエイドキット 保険証 携帯 時計 タオル カメラ ツェルト 熊鈴

感想

 1 序文
 今回は,奥秩父の名峰である和名倉山に行ってきた。和名倉山登山は,昨年5月,12月にしており,今回で3回目となる。3回とも1泊2日の行程で,宿泊地は「民宿みはらし」である。
 下山路部分以外は過去2回の山行と同様であることから,その部分については,説明を省略する。なお,過去2回の記録については,次のURLを参照いただければ幸いである。
 (1) 昨年5月の記録(二瀬尾根経由)
 http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-662312.html
 (2) 昨年12月の記録(仁田小屋尾根経由)
 http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-781988.html

 2 和名倉山山頂までについて
 民宿みはらしは,JR塩山駅から季節限定かつ日曜・休日限定のバスで落合バス停(終点)まで1時間。さらに,徒歩2時間かけたところにある。他に3名の登山者が宿泊しており,相部屋にはならなかった。その中でも,遠く岡山から和名倉山を目指して来られた夫婦がおり,感心した。
 翌朝(4月30日)午前3時に出発。途中,1名の登山者と出会ったほかは,誰もいない静かな山歩きであった。和名倉山山頂は,相変わらず苔むした倒木と木々に覆われた渋い広場となっており,物好きな私にとっては,とても楽しい。

 3 ヒルメシ尾根(断念)について
 今回は,和名倉山登山道として地図に掲載のないバリエーションルートである「ヒルメシ尾根」を経由することが主な目標であった。しかし,以下の理由により,ヒルメシ尾根の手前部分(川又分岐からのトラバース路)のみ歩行し,その後,ヒルメシ尾根の登山を断念し,東側にある二瀬尾根に向かって山の斜面を急登して,二瀬尾根で下山した。
 もとより,ヒルメシ尾根については,他の方々のヤマレコの記録を拝見したところ,踏み跡が薄かったり,川又バス停付近の吊り橋が大変老朽化しているなど不安要素が多分にあり,その選択を慎重に検討していた。今回は,この慎重さにより,いつもの登山におけるよりも,特に謙抑的なスタンスで臨んだ。
 ヒルメシ尾根は,地形図を見ると,北ノタルやや北部のピークから尾根が伸びており,そこから下って行けそうであるし,他の方による記録もあった。しかし,確実にマーキングテープ(以下単に「テープ」という。)のある川又分岐(和名倉山山頂に向かって左側)から入り,一定間隔に着けられたテープを頼りにトラバース路を歩いた。
 しかし,道はかなりガレていて,テープも順調に見つけられなかった。その上,歩行に時間を要し,その後のヒルメシ尾根の中間地点以降における地形の複雑さを考えると,その時点からの引き返しは困難と判断した。また,当日は,非常に寒く,ツェルト及び簡易な防寒着は用意したものの,非常時のビバークもまた困難と判断。ソロでの山行であることや現段階のスキルに照らしても,断念するべきではないかと考えるに至った。そこで,その地点は二瀬尾根のトラバース路(並走区間)であったことから,二瀬尾根に向かって斜面を急登し,二瀬尾根に進路を変更した。
 結局,二瀬尾根で下山するという一般的な話となってしまう。二瀬尾根は,元々,スズタケの藪により遭難の多かった尾根である。踏み跡が薄い所やトラバース路の少し冷や冷やする部分もある。しかし,現在は,60,70年に一度といわれるスズタケの枯れ時期であり,また,テープも豊富にあることから,概ね安心して歩行ができる。
 ヒルメシ尾根の歩行については,これであきらめたわけではない。できれば,川又バス停側から登りで歩行してみたいと思う。
 今回は,安全で楽しい登山を志向しなければならない原則の下,謙抑的なスタンスで臨んだ結果であり,後悔はあまりない。

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コメント

ヒルメシ尾根
こんにちは。和名倉への登りに2年前の5月日帰りにヒルメシ尾根を登りに使いましたが、序盤にザレた急登でちょっと足を蹴り込んで行く感じで、下りに使うとシリセードかかなり時間がかりそうでした。

仰る通り、川又から登って将監あわよくば笠取くらいが妥当だと思います。テープがあって欲しい繁茂の場所でもなく、踏み跡を確かめるのに3回ほど戻ったので、あまりスピーディに行けない場合もあり笠取に行く時間はないかと思いますが。

道跡はありますが進路を少し意識する必要があるので、いい刺激になり価値のある道ですね。ここから見るとこう見えるんだという地形に萌えますし。意外に道幅が広い部分や小屋跡らしきもの、のこぎりもありで5時間くらいと長いですが面白いです。
オススメです。
橋は端っこの金網に捕まりながら渡ってみたら、一応渡れました。踏み抜く可能性を念頭に入れて。。
2016/5/3 23:48
Re: ヒルメシ尾根
 こんにちは。貴重な御意見ありがとうございます。経験者からのアドバイスは,大変参考になります。
 やはり,登りで使うのが良さそうですね。日帰りであれば,今度,吊り橋の状況及び渡渉可能性の検証を含め,せめて,1669m峰までの往復で下見登山をしてみたいものです。
 お勧めとのこと。やはり,ヒルメシ尾根を再チャレンジし,きちんとヤマレコで記録を載せたいと思います。
2016/5/4 0:01
プロフィール画像
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