権現岳 [富士見高原リゾートから編笠山、権現岳、西岳] 八ヶ岳最南部
- GPS
- --:--
- 距離
- 13.3km
- 登り
- 1,614m
- 下り
- 1,611m
コースタイム
天候 | 小雨のち雪のち曇り時々晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
富士見高原リゾート駐車場に駐車。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
雪が残っていて凍っているところが多々ありました。 チェーンスパイクがないと大変です。 |
その他周辺情報 | 富士見高原リゾート内の「鹿の湯」で温泉に入りました。 よかったです。 鹿の湯 http://happoen.jp/hotspa/higaeri.html |
写真
感想
「なぜ山に登るのか?」
※今回ちょっと変な話です。
例えば、
学校の遠足のような
行きたいわけでもなく
行った山登りとはちがい、
「山登りに行ってみたい!」
と、自分から興味を持って
山登りに行ったことがある方は
おそらく、
「また山登りに行きたい!」
という気持ちになる方が
ほとんどではないでしょうか。
それってなぜなんでしょう?
・景色が綺麗だから
・癒されるから
・いい運動になるから
理由はきっと人それぞれ
あると思います。
もちろん、
今あげたようなことは
自分にとっても山登りをする
理由ではあります。
でも最近になって、
「なぜ山に登るのか?」
という問いに対して
また違う大切な何かに
気づくことができました。
その何かとは、
「自然と調和ができるから」
どういうことかと
言いますと・・・
とその前に、
先日行った山登りのお話しです。
4/29 GW初日
この日はお休みをもらって
長野県・八ヶ岳の最南部にある
・権現岳(ごんげんだけ)2715m
・編笠山(あみかさやま)2524m
・西岳 (にしだけ)2398m
この3つの山に
登りに行ってきました。
どの山も今回初めて登りました。
登ってみた感想は、
「素晴らしい!」
登っている最中一人で
「うわ〜」とか「すげ〜」とか
ず〜っと言いっぱなし。
画像を見れば
伝わるかと思いますが、
景色も雰囲気も
もう何もかもがすごくて
素晴らしい山登りとなりました。
そしてまだ
行ったばかりだというのに、
「次はどこの山へ行こうかな〜♪」
ともう次のことを考えています。
おそらくこの気持ち
山登りが好きな方なら
わかってもらえると思います。
なぜ人はこれほどまでに
山に魅了されるのでしょうか?
それは前述した、
・景色が綺麗だから
・癒されるから
・いい運動になるから
というのはもちろんですが
本当の理由はそこではなく、
「自然と調和ができるから」
これがあるからこそ
魅了されるのだと思っています。
ではなぜそう思うのか?
それはそもそも、
「自然と人間は同じ」
だからです。
ちょっと難しい話になりますが・・・
私たち人間の体は
約60兆個の細胞から
できていると言われています。
(最近では37兆個とも)
そしてその細胞を
細かく細かくしていくと
原子と呼ばれるものになります。
だから人間の体は
原子が結びついてできています。
それと同じで、
山に生えている木々や動物
虫や微生物などの生物も、
それ以外の岩や石などの鉱物も、
どれもみんな細かくしていくと
原子と呼ばれるものになります。
だから人間の体と同じで
原子が結びついてできています。
そしてこの原子というものは
もともとは宇宙物質であり
地球には約110種類くらいの
原子があると言われています。
その110種類の原子の
結びつき方の違いによって、
人間であったり木であったり
はたまた岩であったりという
物体として地球に存在しています。
ということは、
元はみな同じ
宇宙物質ということ。
その同じ宇宙物質どうしが
「自然と結びついて」
できているのが
体や木や岩だったりするわけです。
なので、
同じ宇宙物質どうしの
自然の結びつきでできている
生物や植物や鉱物と
人間の体とは調和するのが
自然の摂理です。
ところが現在、
普段私たちの周りにはあるものは
人工的に作ったものばかり。
とても便利でいいものばかりですが
これらは人間の都合のいいように
人間の頭で考えてできたもの。
人間の体や木や岩のように
自然の結びつきでできている物とは
根本的に違います。
だからこそ、
普段人工的なものに
囲まれている私たちの体にとって
(体の原子一つ一つにとって)
自然の結びつきでできている
生物や植物や鉱物があり
自然と調和ができる山に
魅了されるのだと思います。
自然と調和ができると
体は心地いいし喜びます。
この自然と調和する感覚、
体が心地よく喜ぶ感覚は
山登りじゃなくても体験できます。
というか、
誰もが感じたことがあり
知っている感覚です。
例えば、
川の流れる音や静かな砂浜に
波が打ち寄せる音を聴くと
なんだかわからないけれど
心地いい感じがすると思います。
これは自然の音を聴くことで
自然と調和することができ
体が喜んでいるから。
だから心地いいと
感じるのだと思います。
というわけで、
「なぜ山に登るのか?」
その理由は、
・景色が綺麗だから
・癒されるから
・いい運動になるから
というものもちろんですが、
「自然と調和ができるから」
というのが
一番の理由じゃないのかな〜
と今は思っています。
で、
自然と調和すると
人間はどうなるのでしょうか?
それは、
「優しくなれる」
自然の中にいると
心が穏やかになります。
心が穏やかなら
些細な事ではイライラしません。
だからストレスも溜まらないし
心も大らかになります。
すると優しい気持ちになれます。
ということは、
自分も含めて今、山登りに
ハマっている人が多いわけは、
・景色が綺麗だから
・癒されるから
・いい運動になるから
というのももちろんですが
じつは自然と調和することで
「優しい気持ち」
になりたいからなのかな?
そんなことも感じた
今回の山登りでした。
山登りってやっぱりいいですね。
回を重ねるごとに人間として
成長できている気がします。
最高です(*^_^*)
さて、
次回はどこの山へ行って
自然と調和してこようかな〜
そしてもっと人間として
成長したいものです。
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