越後国境線(谷川岳〜万太郎山〜仙ノ倉山〜平標山)縦走
![情報量の目安: S](https://yamareco.org/themes/bootstrap3/img/detail_level_S2.png)
![都道府県](/modules/yamainfo/images/icon_japan_white.png)
- GPS
- --:--
- 距離
- 19.1km
- 登り
- 2,455m
- 下り
- 2,231m
コースタイム
- 山行
- 8:22
- 休憩
- 0:48
- 合計
- 9:10
天候 | 曇り時々晴れ間 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス 自家用車
帰り バスと電車 |
コース状況/ 危険箇所等 |
谷川岳山頂付近(西黒尾根)の急斜面に残雪あり 気を抜くと滑落の危険あり アイゼンはほぼ利かない 越後国境線の稜線はほとんど残雪がなく、9割5分夏道です。 アイゼンは不要。 |
その他周辺情報 | 谷川温泉 湯テルメ谷川 570円 |
写真
装備
個人装備 |
6本アイゼン(軽アイゼン) ※使用せず
|
---|
感想
以前、谷川岳のみを登った際、万太郎方面の稜線を歩いてみたいと思ってました。
今回やっとその望みが叶いました。
(それまではアルプスや東北の紅葉を優先していたため(*_*;)
残雪期でとてもきれいな山容が望めると思い、今の時期としました。
日本三大急登のひとつ西黒尾根を登ります!
今回は2回目ですのでどんな感じかは分かってました。
緯度が高いため森林限界が低いので早々に谷川岳を確認!
テンションアゲアゲで鎖場をクリアーしていきます。
一番緊張したのがラクダの背を過ぎてガレ場の急登です。
残雪があり、雪も腐っているため、あまりアイゼンは利かない状態での急登。
滑ったら「死」がよぎります。
しかしながら、アイゼンは使わずキックで足場を作り登って、今回最大の難所をクリアー!
あとは谷川岳山頂を目指すのみ。
途中から万太郎方面が望め、さらにテンション上がります!
無事、谷川岳山頂に到着。
2回目でしたが、2回とも絶景が拝めて幸せです。
あいにく霞みが強く、武尊山などはしっかり確認できませんでしたが、肉眼ならそこそこ周囲を見渡すことが出来たので満足です!
トマ・オキを早々に登頂していよいよ今回の目的、越後国境線の縦走が始まります!
稜線歩きは最高の一言。
風もほとんどなく、気温も高めで快適な稜線歩きとなりました。
このきれいな稜線はアルプスに負けるとも劣りません。
万太郎山頂に到着!
国境線中間地点のため、360°大パノラマ。
仙ノ倉山の雄大さは圧倒されます。
谷川方面の稜線も本当にきれいの一言。
しかし万太郎から仙ノ倉山までの道のりは今回の一番の山場。
特にエビス大黒ノ頭の登り返しは急登で本当に辛かったです。
9時過ぎからはとても気温が高く、3リットル用意した水分が足りなくなるかと思うほど。
どうにか下山まで残すことが出来ました。
このルートは水場がないため注意が必要です。
いつもより多く水分をもっていく事をお勧めします。
やっとのことで仙ノ倉山に到着。
人気の山らしく、沢山の登山客が居ました。
それまでは稜線ですれ違った人は6名程度。
静かな登山をするならここですね。
14時のバスに超特急で下れば間に合うと思いましたが、急いで下って怪我でもしたら大変なので次のバスにして、ここからゆっくり登山を楽しむことに。
ゆっくり下りましたが、次のバスまでに1時間30分程度待たされ、交通の便が不便な場所だと実感。
さらに、今回15時55分のバスに乗りましたが、一番早い電車が越後中里行きで、土合駅まで行かず次の電車まで1時間待たされました。
結局、土合に18時30分着となり、下山から戻るまで4時間もかかってしまいました(T_T)
みなさんもお気を付け下さい。
今回、同ルートを登られた方がいらっしゃいます。
オジカ沢ノ頭で一緒になり、同ルートを通るとお聞きしてました。
仙ノ倉山付近でエビス大黒ノ頭に居ることを確認。
私が先に行ってしまったので帰りの土合駅で会えるかと思いましたがいらっしゃらず、無事下山できたか不安です。
大丈夫だったでしょうか。
ここは天候が崩れやすい場所のため、今回一日晴れていたのは本当に幸せの一言。
今シーズン最高の登山の一つとなりました!(^^)!
大満足です!!!
お疲れ様でした。
いや〜、驚きました。
2000前後の山で絶景の稜線ではありませんか!またよく知ってますね、こういうルートを!
残雪期の微妙なシーズンですが、難しそうな様子もなく、天候も味方したようで山の神様も見方につけてますね。感心してしまいます。
次回こーゆーとこ行くとき声かけてくださいね!
コメントありがとうございます❗
アルプスに勝るとも劣らない稜線ですよ。
次回、プラン考えたらお誘いします(^^)/
難しいのは谷川岳のラクダの背を越えてからの残雪急登のみで、稜線は歩き易いです。
足が完治したら行ってみて下さい(^-^)v
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する