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Yamareco

記録ID: 864733
全員に公開
山滑走
鳥海山

鳥海山(湯ノ台コース+千蛇谷)

2016年05月06日(金) [日帰り]
 - 拍手
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
07:57
距離
18.3km
登り
1,870m
下り
1,859m
歩くペース
とても速い
0.60.7
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
7:08
休憩
0:49
合計
7:57
6:45
214
スタート地点
10:19
10:28
34
11:02
11:36
27
12:03
12:03
72
外輪山・千蛇谷分岐
13:15
13:21
81
14:42
ゴール地点
天候 晴れのち曇り
過去天気図(気象庁) 2016年05月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
parking 鳥海公園青沢線の最終融雪地点(標高824m。荒木橋の700m手前)
その他周辺情報 spa 鳥海山荘 510円
鳥海公園青沢線からの鳥海山。上部は昨年より雪が残っている
2016年05月06日 05:53撮影 by  DSC-RX100, SONY
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5/6 5:53
鳥海公園青沢線からの鳥海山。上部は昨年より雪が残っている
今日は荒木川左岸から。しばらく車道歩き
2016年05月06日 07:10撮影 by  DSC-RX100, SONY
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5/6 7:10
今日は荒木川左岸から。しばらく車道歩き
車道をショートカットし、ブナ林を登る
2016年05月06日 07:20撮影 by  DSC-RX100, SONY
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5/6 7:20
車道をショートカットし、ブナ林を登る
眼下に鶴間池
2016年05月06日 07:38撮影 by  DSC-RX100, SONY
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5/6 7:38
眼下に鶴間池
車道終点が近づくとすっきりした斜面に
2016年05月06日 07:52撮影 by  DSC-RX100, SONY
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5/6 7:52
車道終点が近づくとすっきりした斜面に
雪渓をチェック。一個所途切れてる
2016年05月06日 08:01撮影 by  DSC-RX100, SONY
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5/6 8:01
雪渓をチェック。一個所途切れてる
滝の小屋を見下ろす
2016年05月06日 08:46撮影 by  DSC-RX100, SONY
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5/6 8:46
滝の小屋を見下ろす
板を外して隣の雪渓に移動。5mほど
2016年05月06日 08:56撮影 by  DSC-RX100, SONY
5/6 8:56
板を外して隣の雪渓に移動。5mほど
あとは行者岳まで雪渓が繋がっている
2016年05月06日 09:06撮影 by  DSC-RX100, SONY
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5/6 9:06
あとは行者岳まで雪渓が繋がっている
今日は日本海もきれい
2016年05月06日 10:04撮影 by  DSC-RX100, SONY
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5/6 10:04
今日は日本海もきれい
外輪山コースを新山に向かうパーティー
2016年05月06日 10:19撮影 by  DSC-RX100, SONY
5/6 10:19
外輪山コースを新山に向かうパーティー
行者岳より振り返る。正面に月山
2016年05月06日 10:20撮影 by  DSC-RX100, SONY
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5/6 10:20
行者岳より振り返る。正面に月山
新山へ。外輪山上は一面の雨氷
2016年05月06日 10:27撮影 by  DSC-RX100, SONY
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5/6 10:27
新山へ。外輪山上は一面の雨氷
千蛇谷
2016年05月06日 10:39撮影 by  DSC-RX100, SONY
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5/6 10:39
千蛇谷
外輪山から谷へ下る箇所
2016年05月06日 10:46撮影 by  DSC-RX100, SONY
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5/6 10:46
外輪山から谷へ下る箇所
氷結しているので慎重に
2016年05月06日 10:52撮影 by  DSC-RX100, SONY
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5/6 10:52
氷結しているので慎重に
新山への登り。3日前の暴風がウソのように静か
2016年05月06日 10:54撮影 by  DSC-RX100, SONY
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5/6 10:54
新山への登り。3日前の暴風がウソのように静か
新山到着。今日は飛島も見える
2016年05月06日 11:06撮影 by  DSC-RX100, SONY
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5/6 11:06
新山到着。今日は飛島も見える
月山を望む
2016年05月06日 11:07撮影 by  DSC-RX100, SONY
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5/6 11:07
月山を望む
七高山
2016年05月06日 11:07撮影 by  DSC-RX100, SONY
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5/6 11:07
七高山
山頂標識は氷結して見えなかったのでこちらを
2016年05月06日 11:14撮影 by  DSC-RX100, SONY
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5/6 11:14
山頂標識は氷結して見えなかったのでこちらを
鳥海山神社
2016年05月06日 11:37撮影 by  DSC-RX100, SONY
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5/6 11:37
鳥海山神社
千蛇谷の滑降。3日前より滑りやすい
2016年05月06日 11:42撮影 by  DSC-RX100, SONY
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5/6 11:42
千蛇谷の滑降。3日前より滑りやすい
振り返る
2016年05月06日 11:45撮影 by  DSC-RX100, SONY
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5/6 11:45
振り返る
まもなく千蛇谷の滑降は終了。左斜面をトラバースする
2016年05月06日 11:45撮影 by  DSC-RX100, SONY
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5/6 11:45
まもなく千蛇谷の滑降は終了。左斜面をトラバースする
トラバース地点より稲倉岳と千蛇谷
2016年05月06日 11:58撮影 by  DSC-RX100, SONY
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5/6 11:58
トラバース地点より稲倉岳と千蛇谷
こちらは笙ヶ岳など西鳥海
2016年05月06日 12:02撮影 by  DSC-RX100, SONY
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5/6 12:02
こちらは笙ヶ岳など西鳥海
外輪山コースにて行者岳まで登り返し
2016年05月06日 12:03撮影 by  DSC-RX100, SONY
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5/6 12:03
外輪山コースにて行者岳まで登り返し
千蛇谷源頭
2016年05月06日 12:18撮影 by  DSC-RX100, SONY
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5/6 12:18
千蛇谷源頭
文殊岳より新山
2016年05月06日 12:34撮影 by  DSC-RX100, SONY
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5/6 12:34
文殊岳より新山
次は伏拝岳
2016年05月06日 12:35撮影 by  DSC-RX100, SONY
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5/6 12:35
次は伏拝岳
伏拝岳付近
2016年05月06日 13:04撮影 by  DSC-RX100, SONY
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5/6 13:04
伏拝岳付近
行者岳より滑降開始
2016年05月06日 13:23撮影 by  DSC-RX100, SONY
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5/6 13:23
行者岳より滑降開始
千蛇谷ほど滑りやすい雪質ではない
2016年05月06日 13:26撮影 by  DSC-RX100, SONY
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5/6 13:26
千蛇谷ほど滑りやすい雪質ではない
それでも十分楽しい
2016年05月06日 13:29撮影 by  DSC-RX100, SONY
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5/6 13:29
それでも十分楽しい
このハイマツ帯を越えて右の尾根に
2016年05月06日 13:36撮影 by  DSC-RX100, SONY
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5/6 13:36
このハイマツ帯を越えて右の尾根に
途中で違う雪渓に入ってしまう。ヤブ漕ぎで戻る
2016年05月06日 13:55撮影 by  DSC-RX100, SONY
5/6 13:55
途中で違う雪渓に入ってしまう。ヤブ漕ぎで戻る
車道合流後はショートカットで
2016年05月06日 14:07撮影 by  DSC-RX100, SONY
5/6 14:07
車道合流後はショートカットで
ブナ林の滑降。昨年のようにヤニはこびりつかない
2016年05月06日 14:15撮影 by  DSC-RX100, SONY
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5/6 14:15
ブナ林の滑降。昨年のようにヤニはこびりつかない
最後は車道上。7割方は滑れた
2016年05月06日 14:34撮影 by  DSC-RX100, SONY
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5/6 14:34
最後は車道上。7割方は滑れた

装備

個人装備
[スキー板/ビンディング/靴] MADSHUS:EPOCH/Burnt Mt. Designs :Lite Spike 3pin/Scarpa: T2 '13モデル

感想

3日に鳥海山を吹浦口から登ってからは、冬型気圧配置となって2日連続で山は悪天候。いちおう祓川や湯ノ台まで行ってみたのですが、風雨やガスがひどくて登るのは諦めました。麓は青空も見えていたのですが、さすが鳥海山、だてに雪が多いわけではありません。
で、本日やっと晴天。明日はまた雨だそうで、GWのスキーはこれが最後になります。
もともとは湯ノ台から行者岳まで往復して終わりにする予定でしたが、最後ということでもうちょっと欲張ることにしました。具体的には新山まで登って千蛇谷を滑り、外輪山コースで行者岳まで登り返すことにします。

スタートは鳥海公園青沢線の最終融雪地点。この道路は除雪されないので、雪解け具合によってスタート地点が変わります。
今年は標高824m、荒木橋の700m手前まで。暖冬少雪ということで昨年より車で上がれました。
一方で雪解けは昨年より遅いので、上部は昨年よりはるかに雪が残っています。昨年は外輪山から心字雪渓ぐらいしか滑れませんでしたが、今年はいろいろ選べそうです。

まずは外輪山まで。
今日は宮様コースのある荒木川左岸尾根ではなく、右岸尾根を登ることにしました。左岸もまだ登れそうですが、ヤブがちょっとうるさそうです。それに今日は行者岳までまっすぐ続く雪渓を登るつもりで、その場合は右岸を登ったほうが有効そうです。

しばらく板を背負って車道を歩き、最初の大きなカーブで車道を離れてシール登行開始。
ここから車道終点まではブナ林で、ヤブはほとんどないのでスッキリ歩けます。

車道終点からは滝ノ小屋へ向かわず、マタフリ沢雪渓(貝型雪渓)を登り、さらに途中で中沢雪渓に移ることにしました。雪渓の間は筋状にハイマツ帯が延びており、途中でこのハイマツ帯を越える必要がありますが、数メートル程度なのでさほど手間ではありません。
ちなみに滝ノ小屋〜心字雪渓経由なら雪渓もつながっているはず。どこから登るかはお好みでいいでしょう。

ハイマツ帯を越えて中沢雪渓に出たら、あとはこの雪渓を行者岳まで詰めるだけ。他と比べ必ずしも広い雪渓ではありませんが、普通に滑れるくらいの広さはあります。

行者岳でシートラーゲンに切り替え、外輪山コースで新山へ。ほとんど雪が付いていないのでアイゼンは履かないことにします。
昨日までの雨で、外輪山上は一面に雨氷がこびりついていました。外輪山から谷に降りる岩場のルートも氷結しており、慎重に下る必要があります。
谷から新山までは雪の上をすんなり。風はまったくなく、3日前に暴風で苦労したのがウソのようにサクサク登れました。

新山で休憩後、千蛇谷を滑降。3日前もここを滑って相当楽しめたのですが、雪は少々重めでした。今日は絶妙のフィルムクラスト。思うがままに板が回り、3日前よりも快適に滑れました。

七五三掛のトラバースを終えたら、あとは外輪山コースで行者岳まで登り返し。登山道がかなり出ていましたが、よく整備されているのでテレマークブーツでも十分歩きやすかったです。2日間完全休養できたこともあり、さほど疲れを感じずに登ることができました。

1時間ちょいで行者岳。ここから湯ノ台コースの滑降です。
板の走らない雪質で、千蛇谷ほど快適ではありませんが、それでも十分に楽しめました。ただ、細いクラックがところどころに隠れているので注意は必要です。

ハイマツ帯を越えるところは、歩きやすそうな箇所を上から探し、往路より下のほうで横断することにしました。しかしこれは失敗。ハイマツ帯を横断したらそのまま斜めに移動し、さらにその先の雪渓へ移る必要があったのですが、それを忘れてました。横断箇所が下過ぎて、次の雪渓に移ろうとしてもすでにヤブに遮られてしまっています。
素直に登り返すべきだったのでしょうが、途中でヤブ地帯を突破すればいいやとそのまま滑降。しかしこのヤブが半端ではなく、短い距離ながら突破するのに相当苦労しました。

往路のコースに戻ったら一安心。車道終点からはブナ林を滑ります。
昨年のブナ林はヤニが滑走面にこびりつき、まったく板が滑らなくなりました。 芽鱗か花粉かわかりませんが、ともかく新緑が早いとこうなります。
今年は大丈夫。雪面はまだきれいで、心地良いブナの緩斜面をのんびり滑ることができました。
最後は車道を滑走。ところどころ雪は消えてましたが、道路脇の雪を拾って7割ほどは滑れました。

それにしてもさすがは鳥海山、暖冬少雪のシーズンにも関わらず十分楽しむことができました。それだけに、天候に恵まれず2本しか滑れなかったのは残念です。

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コメント

なるほど!
gankoyaと申します。
タイトルを見た瞬間、
なるほど! と思いました。

3日のような強風下では不可能ですが、
さすがの鳥海山、いろいろな楽しみ方をさせてくれるんですね。
機会があったら辿りたいと思います。
ありがとうございました。
2016/5/7 18:13
Re: なるほど!
gankoyaさん、こんにちは。
たしかに3日のような風では無理ですね。6日は風が弱かったのでチャレンジできました。
他にも3人パーティーが同じコースをたどっていたようです。
ちなみに荒木川の左岸を登るにあたっては、実はgankoyaさんたちの記録を参考にさせてもらっています。こちらこそありがとうございました。
2016/5/8 3:17
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

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