ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 865253
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
屋久島

娘(5歳)といっしょに。屋久島(6/百名山)荒川登山口-縄文杉-宮之浦岳テント2泊ピストン 3日目は大雨

2016年05月04日(水) ~ 2016年05月06日(金)
 - 拍手
体力度
7
1~2泊以上が適当
GPS
58:20
距離
42.8km
登り
2,733m
下り
2,733m
歩くペース
標準
1.01.1
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
8:47
休憩
1:03
合計
9:50
距離 16.2km 登り 1,327m 下り 469m
6:53
5
6:58
6:59
196
10:15
10:54
46
11:40
11:55
110
13:45
45
大王杉
14:30
14:38
34
15:12
91
2日目
山行
8:02
休憩
1:21
合計
9:23
距離 8.2km 登り 674m 下り 668m
8:48
103
10:31
0
10:31
143
12:54
42
13:36
14:57
194
3日目
山行
7:14
休憩
0:20
合計
7:34
距離 18.4km 登り 732m 下り 1,589m
9:31
79
10:50
11:04
126
13:10
13:15
33
13:48
13:49
196
5歳児のペース&2歳児を背負ったり歩かせたりのペースでの所要時間ですが、参考程度にして下さい。
天候 1日目 晴れ、2日目 晴れのち曇り 午後から雨、3日目 大雨
過去天気図(気象庁) 2016年05月の天気図
アクセス
利用交通機関:
バス
飛行機で鹿児島空港、リムジンバスで港へ、高速船で屋久島へ、屋久杉自然館までレンタカー(駐車場は無料)、専用バスで荒川登山口
コース状況/
危険箇所等
普通の登山コースでロープが数カ所ある程度。長い以外は特に危険箇所はなし。 もちろん雨の覚悟は必要だが、比較的滑りにくい岩質なので、油断禁物だが、割と歩きやすかった。 宮之浦岳 山頂直下の大岩では左へ進むこと。右は誤り。
いつかは登ろう! (飛行機の窓から)
2016年05月03日 07:07撮影 by  TG-3 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2
5/3 7:07
いつかは登ろう! (飛行機の窓から)
海はあまり好きではないようで、撮影後、すぐに撤収。
2016年05月03日 18:21撮影 by  TG-3 , OLYMPUS IMAGING CORP.
4
5/3 18:21
海はあまり好きではないようで、撮影後、すぐに撤収。
ここでバスに乗り換え。
2016年05月04日 05:16撮影 by  TG-3 , OLYMPUS IMAGING CORP.
4
5/4 5:16
ここでバスに乗り換え。
バス待ちの間に朝食。
2016年05月04日 05:29撮影 by  TG-3 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
5/4 5:29
バス待ちの間に朝食。
こんな感じの線路を歩きます。
2016年05月04日 06:55撮影 by  TG-3 , OLYMPUS IMAGING CORP.
4
5/4 6:55
こんな感じの線路を歩きます。
いきなり鉄橋! 急いで安全確保。
2016年05月04日 06:55撮影 by  TG-3 , OLYMPUS IMAGING CORP.
4
5/4 6:55
いきなり鉄橋! 急いで安全確保。
結構な急流。
2016年05月04日 06:56撮影 by  TG-3 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2
5/4 6:56
結構な急流。
このあたりから枕木を歩くのではなく、線路の間の木道を歩きます。
2016年05月04日 08:07撮影 by  TG-3 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
5/4 8:07
このあたりから枕木を歩くのではなく、線路の間の木道を歩きます。
学校跡。
2016年05月04日 08:08撮影 by  TG-3 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
5/4 8:08
学校跡。
木道より、山道のほうが生き生きと登ります。
2016年05月04日 09:15撮影 by  TG-3 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
5/4 9:15
木道より、山道のほうが生き生きと登ります。
仁王杉通過。
2016年05月04日 09:45撮影 by  TG-3 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
5/4 9:45
仁王杉通過。
ようやく山道に入ります。
2016年05月04日 10:49撮影 by  TG-3 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
5/4 10:49
ようやく山道に入ります。
トイレを済ませてここから登りが始まります。
2016年05月04日 10:54撮影 by  TG-3 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
5/4 10:54
トイレを済ませてここから登りが始まります。
杉の木には興味なし。。。
2016年05月04日 11:29撮影 by  TG-3 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
5/4 11:29
杉の木には興味なし。。。
ウィルソン株の内部でお参り。
2016年05月04日 11:42撮影 by  TG-3 , OLYMPUS IMAGING CORP.
6
5/4 11:42
ウィルソン株の内部でお参り。
お約束のハート。
2016年05月04日 11:46撮影 by  TG-3 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2
5/4 11:46
お約束のハート。
漢字の練習で覚えた、大。王。杉。
2016年05月04日 13:45撮影 by  TG-3 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2
5/4 13:45
漢字の練習で覚えた、大。王。杉。
登ったり降りたりしながら進みます。
2016年05月04日 14:18撮影 by  TG-3 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
5/4 14:18
登ったり降りたりしながら進みます。
縄文杉到着。 一休み。
2016年05月04日 14:35撮影 by  TG-3 , OLYMPUS IMAGING CORP.
4
5/4 14:35
縄文杉到着。 一休み。
少し疲れたかな。
2016年05月04日 16:17撮影 by  TG-3 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2
5/4 16:17
少し疲れたかな。
で、本日の宿泊地。新高塚小屋に到着。 
2016年05月04日 16:43撮影 by  TG-3 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
5/4 16:43
で、本日の宿泊地。新高塚小屋に到着。 
今日と明日はここに泊まります。
2016年05月04日 18:20撮影 by  TG-3 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5
5/4 18:20
今日と明日はここに泊まります。
アタック前の靴の確認中。
2016年05月05日 07:36撮影 by  TG-3 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
5/5 7:36
アタック前の靴の確認中。
朝食と準備で2時間半。 さて出発!
2016年05月05日 08:33撮影 by  TG-3 , OLYMPUS IMAGING CORP.
3
5/5 8:33
朝食と準備で2時間半。 さて出発!
と思ったら、サルが大勢。 人間の食料を覚えないように、テント内の食料をザックに詰め込んで出発。
2016年05月05日 08:34撮影 by  TG-3 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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5/5 8:34
と思ったら、サルが大勢。 人間の食料を覚えないように、テント内の食料をザックに詰め込んで出発。
今日は軽いザック。
2016年05月05日 10:31撮影 by  TG-3 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
5/5 10:31
今日は軽いザック。
休憩中。
2016年05月05日 10:34撮影 by  TG-3 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
5/5 10:34
休憩中。
だいぶ登ったね。
2016年05月05日 11:19撮影 by  TG-3 , OLYMPUS IMAGING CORP.
3
5/5 11:19
だいぶ登ったね。
大きな石で休憩。
2016年05月05日 11:22撮影 by  TG-3 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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5/5 11:22
大きな石で休憩。
お約束のお祈り。 何を祈っているのかな。。。
2016年05月05日 11:35撮影 by  TG-3 , OLYMPUS IMAGING CORP.
4
5/5 11:35
お約束のお祈り。 何を祈っているのかな。。。
写真中央部に娘が先行。
2016年05月05日 11:57撮影 by  TG-3 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2
5/5 11:57
写真中央部に娘が先行。
このくらいなら、すっかり足ができているようで、安心して見ていられます。 
2016年05月05日 12:43撮影 by  TG-3 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
5/5 12:43
このくらいなら、すっかり足ができているようで、安心して見ていられます。 
頂上も近くに見えてます。
2016年05月05日 12:54撮影 by  TG-3 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
5/5 12:54
頂上も近くに見えてます。
最後の登り。
2016年05月05日 13:35撮影 by  TG-3 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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5/5 13:35
最後の登り。
宮之浦岳ゲット!
2016年05月05日 13:37撮影 by  TG-3 , OLYMPUS IMAGING CORP.
11
5/5 13:37
宮之浦岳ゲット!
宮之浦岳の山頂。 360度の展望に万歳。 隣の島々も見えます。
2016年05月05日 13:41撮影 by  TG-3 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9
5/5 13:41
宮之浦岳の山頂。 360度の展望に万歳。 隣の島々も見えます。
こどもの日なので、お赤飯。
2016年05月05日 14:08撮影 by  TG-3 , OLYMPUS IMAGING CORP.
3
5/5 14:08
こどもの日なので、お赤飯。
下山開始。
2016年05月05日 15:00撮影 by  TG-3 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
5/5 15:00
下山開始。
鹿も逃げないです。
2016年05月05日 16:15撮影 by  TG-3 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5
5/5 16:15
鹿も逃げないです。
気持ちいい風が吹いてます。 少し冷たい風が。。。 そして時々ポツポツと雨粒。。。
2016年05月05日 16:28撮影 by  TG-3 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2
5/5 16:28
気持ちいい風が吹いてます。 少し冷たい風が。。。 そして時々ポツポツと雨粒。。。
この辺の石にはこういったものがたくさん埋まっています。 化石?
2016年05月05日 16:31撮影 by  TG-3 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
5/5 16:31
この辺の石にはこういったものがたくさん埋まっています。 化石?
山に置き忘れられていた鯉のぼり。 ちょっとお借りしてこどもの日の撮影。 元気に育ってね。
2016年05月05日 16:41撮影 by  TG-3 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2
5/5 16:41
山に置き忘れられていた鯉のぼり。 ちょっとお借りしてこどもの日の撮影。 元気に育ってね。
無事、テン場まで下山。 おかあさんとタッチで登頂成功を祝う。
2016年05月05日 18:12撮影 by  TG-3 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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5/5 18:12
無事、テン場まで下山。 おかあさんとタッチで登頂成功を祝う。
翌日は大雨の中出発。 元気に歩いてくれてうれしい。
2016年05月06日 10:26撮影 by  TG-3 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2
5/6 10:26
翌日は大雨の中出発。 元気に歩いてくれてうれしい。
もちろん靴の中もビショビショにしながら歩きます。
2016年05月06日 12:27撮影 by  TG-3 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
5/6 12:27
もちろん靴の中もビショビショにしながら歩きます。
がんばって降りて、、、
2016年05月06日 12:56撮影 by  TG-3 , OLYMPUS IMAGING CORP.
3
5/6 12:56
がんばって降りて、、、
がんばって登り返します。
2016年05月06日 13:28撮影 by  TG-3 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
5/6 13:28
がんばって登り返します。
お昼ごはんは、アルファ米。 コース上には雨をしのげる場所がないので、朝、水を入れておいたものを出して、雨の中、楽しくいただきます。 フリカケでゴキゲンです。
2016年05月06日 14:20撮影 by  TG-3 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2
5/6 14:20
お昼ごはんは、アルファ米。 コース上には雨をしのげる場所がないので、朝、水を入れておいたものを出して、雨の中、楽しくいただきます。 フリカケでゴキゲンです。
ウィルソン株やら夫婦杉やら仁王杉。ちゃんと順序も覚えました。 漢字も読めないのに、若いってスゴイ。
2016年05月06日 14:26撮影 by  TG-3 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
5/6 14:26
ウィルソン株やら夫婦杉やら仁王杉。ちゃんと順序も覚えました。 漢字も読めないのに、若いってスゴイ。
このあたりから少しペースが落ちてきましたが、、、
2016年05月06日 15:22撮影 by  TG-3 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
5/6 15:22
このあたりから少しペースが落ちてきましたが、、、
仲間が揃うと、元気復活。 皆んなで元気に歩きます。
2016年05月06日 15:28撮影 by  TG-3 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2
5/6 15:28
仲間が揃うと、元気復活。 皆んなで元気に歩きます。
何枚かに1枚だけ赤い葉っぱ。
2016年05月06日 16:14撮影 by  TG-3 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
5/6 16:14
何枚かに1枚だけ赤い葉っぱ。
このあたりは線路と線路の間に溜まった水のなかを歩きます。 開き直ってますので、ぜんぜん気になりません。 水溜りもきれいだし。
2016年05月06日 16:53撮影 by  TG-3 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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5/6 16:53
このあたりは線路と線路の間に溜まった水のなかを歩きます。 開き直ってますので、ぜんぜん気になりません。 水溜りもきれいだし。
で、長かった宮之浦岳、無事終了。
2016年05月06日 17:06撮影 by  TG-3 , OLYMPUS IMAGING CORP.
4
5/6 17:06
で、長かった宮之浦岳、無事終了。
ここからはおまけの写真。 こんな花が咲いていたり、、、
2016年05月07日 12:27撮影 by  TG-3 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/7 12:27
ここからはおまけの写真。 こんな花が咲いていたり、、、
こんなご飯だったり、南国ですね〜。
2016年05月07日 13:38撮影 by  TG-3 , OLYMPUS IMAGING CORP.
3
5/7 13:38
こんなご飯だったり、南国ですね〜。
お友達を見送ります。 見えるかな。。。
2016年05月07日 16:16撮影 by  TG-3 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/7 16:16
お友達を見送ります。 見えるかな。。。
モッチョム岳 登山口で写真を撮ろうとしたら、ドンドン登り始めてしまいました。。。 空身だと速い。
2016年05月07日 18:01撮影 by  TG-3 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
5/7 18:01
モッチョム岳 登山口で写真を撮ろうとしたら、ドンドン登り始めてしまいました。。。 空身だと速い。
翌日のカヌーに出発
2016年05月08日 08:27撮影 by  TG-3 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2
5/8 8:27
翌日のカヌーに出発
一応、漕いでみます。
2016年05月08日 08:57撮影 by  TG-3 , OLYMPUS IMAGING CORP.
4
5/8 8:57
一応、漕いでみます。
橋〜
2016年05月08日 09:08撮影 by  TG-3 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/8 9:08
橋〜
水はきれいです。
2016年05月08日 09:26撮影 by  TG-3 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
5/8 9:26
水はきれいです。
上陸。
2016年05月08日 09:34撮影 by  TG-3 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/8 9:34
上陸。
今回デビューのトースター。 アンド ベーコン。
2016年05月08日 09:50撮影 by  TG-3 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
5/8 9:50
今回デビューのトースター。 アンド ベーコン。
きれいな川です
2016年05月08日 10:24撮影 by  TG-3 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/8 10:24
きれいな川です
両岸は滝のような状態。
2016年05月08日 11:22撮影 by  TG-3 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/8 11:22
両岸は滝のような状態。
いよいよ、帰路につきます。。。
2016年05月08日 16:18撮影 by  TG-3 , OLYMPUS IMAGING CORP.
3
5/8 16:18
いよいよ、帰路につきます。。。
鹿児島空港で乗り換えの間に乾杯。
2016年05月08日 17:29撮影 by  TG-3 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/8 17:29
鹿児島空港で乗り換えの間に乾杯。
機内ではグッスリ。
2016年05月08日 20:38撮影 by  TG-3 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
5/8 20:38
機内ではグッスリ。
撮影機器:

感想

娘の山友のご両親から屋久島へのお誘いをいただいて、登頂を検討。
山友パパは2歳児を背負っての行程になるので、全員が通常以上の荷物を担ぎ上げられるか、重量と体積、食料、日程を勘案し、娘とじっくり相談したり、事前のテスト登山を経て、最後におかあさんのお許しをいただいて実現しました。

ゴールデンウィークの飛行機、宿、高速船、レンタカーの調整を経て、雨と混雑覚悟で決行。じっくりとチャレンジしてきました。






【アプローチ編】
娘も大荷物を背負って、早朝の始発電車を乗り継ぎ、鹿児島空港へ。
飛行機が少し遅れて、予定の連絡バスはギリギリ間に合わず、1本遅れのバスで高速船乗り場へ移動。 浮上して海面をスーッと走ってくれるのですが、席が悪かったのか、クーラーが利かず暑さとエンジンの音と振動で、最後部の我々家族と、もう1家族だけ船酔いでやられてました。。。添乗されている船の担当の女性の方が扇いで風を送って下さったり、冷たいタオルを貸して下さったりと大変にお世話になりました。 大雨による荒天のため到着港も変更になりましたが、種子島を経由してようやく到着。
大雨の中、先に屋久島入りしていた、友人家族が港に迎えに来てくれていて、昼食。
まだ、胃の中が納まりきってはいませんでしたが、明日からの山メシ生活に備えて、しっかりと満腹にしてから、山情報と追加の携帯トイレなどの道具を買うために、山道具屋へ。 
夕方には台風並みの大雨が上がり、青空も見えてきて、明日は晴れそう。

今夜は海辺の民宿。目の前が海できれいな建物でした。 ウミガメの産卵観察にも出向きましたが、今夜は海が荒れていて会えませんでした。
多少の雲はあるものの、あたりは真っ暗で、星がきれいで、緯度が低い分、北斗七星も低く南国の感じが出ています。


【登山編 1日目】
翌朝は暗いうちにバスターミナルへ出発。
途中で、朝食と昼食用のお弁当を受け取ります。さすが登山が活発な地域なので、まだ暗いうちからお弁当屋さんは混雑していました。
バスを待ちながら朝食を食べ、30分〜40分で登山口に到着。
改めて靴紐を締め直し、久しぶりに持ち出したGPSを起動。
橋を渡って、トンネルをくぐり、山岳電車の線路の枕木を踏みしめていきます。
早朝、無理をさせると午後に歩いてくれなくなるので、朝はゆっくりと歩きます。
テン場確保の先行隊と、子連れチームに分かれて、丁寧に進みます。

勾配は少ないですが、娘もザックいっぱいの荷物を背負っているので、予定より遅めの歩みです。

途中のウィルソン株、夫婦杉などを見ながらテクテク登っていきます。
休憩地点でザックを背負うときにベンチから立ち上がる際にバランスを崩して転んだようで、助けていただきました。 ありがとうございました。


念願の縄文杉、7200歳 を見上げて、 7200年前を想像しながら休憩。


さらにもうひと踏ん張りして、予定のテン場 新高塚小屋に到着。
山メシ食べて、少量のアルコールで乾杯。
明日のアタックに備えて、早く寝ます。。。


【登山編 2日目】
テン場が木道のような場所なので、皆さんの歩く足音で目が覚め、朝食を食べて、いざ出発。 と思って写真を撮っているとたくさんの猿がいます。 テン場には我々のテントだけが残っていますので、サルにテントを荒らされるのでは?と心配になり、食料などは缶詰を残して持っていくことにしてパッキングし直して、登頂開始。

登山地図ではコースタイム1時間50分の記載があるので、どんなルートなのかと案じていましたが、予定より全然速く通過できました。 誤植かも。。。
天気もよく、途中でサルに出会ったり、鹿に出会ったりしながら、豊富な水を飲んだり、屋久島独特の風景を楽しみながら進みます。

途中で、先月、丹沢の山小屋で娘の髪の毛を束ねて下さった女性の方にバッタリ出会って、お声がけいただきました。 よく覚えていてくださいました。 ありがとうございました。

やがて山頂に到着。山頂直下の大岩は左に進むのが正解のようですが、迷って右へ回りこんでしまいました。 間違える人が多いようでどちらにも踏みあとはありますが、左のほうが楽です。

360°のパノラマ展望を楽しみながら昼食を取り、再び、テントに戻ります。
いつものことながら、途中ゆっくりと歩きすぎて遅くなりましたが、無事にテントに戻り、夕食。 その後、ポツポツと降り出しましたが、そのまま就寝。

【登山編 3日目】
強めの雨音で目を覚ましましたが、下山日なので、ゆっくりと起床。 山小屋に泊まった人たちはほとんど出発済みなので、小屋に移動して朝食。 娘には靴の中がビショビショにならなければダメだよ〜と言い聞かせて、結構な雨の中をスタート。 下山日なのと、メンバーが多いこと、歩いている人も多いので、転倒などを除けば、割り切って雨を楽しみながら歩けます。 雨好きな娘は、尾瀬のときも楽しく歩いてくれましたし、今回も元気にビシャビシャと水たまりを踏みつけながら元気に歩きます。 他の山の雨と違って水たまりも泥水ではなく澄んだ水たまりですし、ここの地質上、滑りにくい石なので、かなり楽です。 尾瀬の至仏山のような石だったら、けが人続出でしょう。
さすがにテン泊の3日目の山歩きで少々飽き気味になったりすることもありましたが、2歳の山友が一緒だったので無事に楽しく下山できました。


【下山後のおまけ】
翌日は干潮時のみ入浴可の海辺の温泉に入り、定食屋で昼食(ちょっと残念だったかも)。 その後、大人500円のフルーツランドを5分で見学し、1切れづつ試食。急いで、先に帰京する友人家族を空港でお見送り。

その後、ソフトクリームを食べにいったら、娘が山でごあいさつをした女性2人組が覚えていてくれて声を掛けてくださいました。人気者だねー。
ソフトクリーム、ヨーグルト味が美味しかった(オススメ度 ★★★★)

明日のカヌーの準備、乗り場の下見。カヌーランチの買い出し、滝を見て、登山口で写真を撮って、宿に戻ります。
夕食時にビックリ。先ほどのソフトクリーム屋さんでお会いした女性たちも同じ宿でしたので、娘が、いろいろとお話しをしていました。
子供ながらに普通の山トーク。

最終日は目が覚めたらウミガメを見に行こうかと思っていましたが、少し寝坊して5時集合には間に合わないので、カヌーに専念することにしました。昼からは雨の予報なのですが、朝からポツポツと時々降ってます。
空を見上げて、天気図と相談して、急いで出発。
カヌーで上流を目指します。 といってもスタート地点は河口付近で、最初の瀬までです。 それでも雨の多い屋久島では水がきれいで、両岸はたくさんの滝が見えて、赤いカニや魚が見えて楽しいです。 行けるところまで適当に遡って上陸。
今回デビューの山メシ用のトースターでパンを焼いて、ベーコンとレタスのサンドイッチ。 ガスが足りなくてスープは飲めなかったですが、1時間ほどのんびり。 2杯目のコーヒーを飲んでからゆっくりと戻りました。
ほとんど雨にも降られずに楽しみました。(オススメ度 ★★★★★)

昼食は娘のリクエストの寿司屋に行きましたが、昼は出漁中で閉店。ガイドブックを頼りに第三希望の店に行きましたが、かなりガッカリ。
でも途中で立ち寄ったパパイヤの露店売りは、パパイヤが木になっているところを案内してくださったり、試食が超充実。前日の有料のフルーツランドをしのぐかも。。。 お土産を買いこみました。 (オススメ度 ★★★★★)


最後にジオラマ模型の展示を見て、ひなびた温泉につかって、空港へ。
大臣さんが来るとかで、車から荷物をささっと下ろして、飛行機を乗り継ぎ、帰宅。



【まとめ】
大満足な連休でした。

何度か転んだ娘の足には青あざが出来ていましたが、頑丈に育ってくれているようです。 縄文杉を見た感動よりも、2泊3日 荷物を持って 楽しんで山を歩いてくれた感動のほうがはるかに大きかったです。
下山後、あちこちで娘が「宮之浦岳登ったよ。」と言うと地元の人たちもビックリしてくれていました。 娘も一生懸命に頑張ってくれたので、一応、勝手に 自称 最年少記録としておきます〜。 もっと若い人が登っていると思いますが娘にはヒミツにしておいてください〜(笑)

旅で出会った皆さん、ありがとうございました。

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コメント

娘さんのバックパックが大きすぎる!
九州地区ヤマレコをいつも見ている者です。

びっくりです!
後姿はまるでバックパックから脚が生えているような。(失礼!!)
とても5歳とは思えない歩荷力ですね。大げさではなく感動しました。

過去の記録もいくつか見せていただきまして、日々の成長がすごいなと、微笑ましいなと、幸せな気持ちをいただきました。

これからもがんばってください!
2016/5/9 18:05
Re: 娘さんのバックパックが大きすぎる!
コメントありがとうございます。

アポロの宇宙飛行士のような生命維持装置のような感じですが、歩く分には全然問題なく、しっかりと歩いてくれます。

先日の雲取山レポートへのコメントでも頂戴いたしましたが、ふらつくことなくバランスよく歩いてくれるので、後姿を見ると惚れてしまいます。 (笑)
特に昼飯後はクライマーズハイなのか、ガンガン歩きますよ。
下りで段差が大きいと、ザックが閊(つか)えてしまって歩きにくそうですが、、、。
あとは脚力が付きすぎてきたのか寝返りの際のキックがスゴイです。

これからも楽しんで登りたいと思います。
2016/5/9 18:57
最年少の女性登山家かも
道中ですれ違って元気とパワーを頂きました。
うちにも同じくらいの孫っちがいますが、自分の足で登山できるか不安で行けてませんが、娘さんの素晴らしい山歩きを拝見して感激しました( ≧∀≦)ノ
それにしても大きなザックを背負ってスタスタと歩く勇姿、頼もしかったです。
私のなかでは縄文杉以上に感動しましたよ😆

またどこかでお会いできたら嬉しいです(*^▽^*)
2016/5/9 20:22
Re: 最年少の女性登山家かも
tochatokoさま
コメントありがとうございます
お孫さん、いきなりは難しいかと思いますが、子どもはドンドン成長してくれますので、少しずつでも遊んであげれば登ってくれると思います。
実は私も縄文杉よりも、娘の歩きっぷりと、社交性に感動しました。
どこかで見かけたら是非お声がけ下さい
2016/5/11 17:58
娘さん凄すぎ!
3月に5歳になった息子がいますが、月とスッポンです。
うちの子は歩かせても道草ばっかり食うし、すぐに疲れたと言ってグズグズして、とても長距離は歩けません。他の遊びのほうがいいと言って、なかなか山についてきてくれません。
それに比べて娘さんは、大きな荷物を背負ってガンガン歩いてる 凄すぎです。
どういう教育をすれば娘さんのような子供が育つのでしょうか?

とりあえず、rxv11051さんのレコを息子に見せて発奮させることにします。
2016/5/10 17:22
Re: 娘さん凄すぎ!
yamatabiさん
コメントありがとうございます。

もちろん、うちの子もも最初のうちは同じでしたよ〜。

子どもにとっては「山」自体が新しいフィールドなので、草、落ち葉、石、花、虫のような、大人にとっては何でもないものに興味を持つのは当然と思いますし、普段と違う環境なので、全然前に進みませんでした。
特に教育というようなことは何もしてあげられていませんが、始めのうちは近所の公園、山も同じコースを何度も通って不安も取り除いてあげるようにしながら、ゴールを目指さずに途中で戻ってきていました。 
(危険箇所や通過の邪魔になるような場合を除いて、)嫌がるのを無理に引っ張ることだけはしなかったつもりです。立ち止まったら一緒に10分でも20分でもそこで一緒に遊んで、前進・登頂は来週以降のお楽しみとしました。
「大人の登山は山頂がゴール」ですが、「子どもの登山はフィールド全部がゴール」だと思うので、始めのうちは立ち止まったり、引き返したり、よそ見をすることが大事なのではないかと思います。
やがて、そのうちにこのルーチンが染み付いたのか、自分からその先の「発見」を目指してドンドン歩くようになってくれたようです。
確かに、子どもさん連れの場合、無理やり歩かせているのを見かけることもありますが、「きっと次からは嫌がってしまうよなぁ。。。」なんて思います。

基本的には大人の世界なので、同年代の子どもさんと一緒に歩けると、より楽しめるのではないかと思います。

他にも気にかけている点はありますが、一般的ではないので、また別の機会にでもつぶやきます〜。 
そもそも、こんなに登らせてよいのかどうかわかりませんが、グズッたりしないのだけは褒めてあげたいです。

ぜひ、親子でじっくりと山を楽しんでくださいね〜。
2016/5/11 18:19
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