ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 865931
全員に公開
雪山ハイキング
甲信越

浅草岳 途中撤退 田野倉登山口から(仮設橋が未設置で渡渉不可)

2016年05月03日(火) [日帰り]
 - 拍手
GPS
--:--
距離
1.6km
登り
99m
下り
86m

コースタイム

日帰り
山行
0:35
休憩
0:47
合計
1:22
7:16
8:03
15
渡渉点
8:18
8:18
0
田小倉只見沢登山口
8:18
ゴール地点
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2016年05月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
R252から田子倉湖へ。例年はまだ冬期閉鎖中ですが、今年は雪解けが早くGW前に通行可能となりました。
田子倉只見沢登山口に広い駐車場あり。隣に観光客用の駐車場もあり、そちらには綺麗なトイレ・休憩所有り。(無料)
祝日でしたが、登山口には他の車無し。
コース状況/
危険箇所等
・中先尾根コース
 登山口から20分程で、幽ノ倉沢渡渉点に着きます。ここに掛かっているはずの仮設橋が、まだ設置されていませんでした。
 この日は連日の気温上昇で雪解け水が多く、靴を脱いで渡れる深さではありません。飛び移れそうな岩はありましたが、下山時に飛び降りは不可。流れも速く、ドボンしたらスノーブリッジに巻き込まれて一巻の終わり。
 複数でザイルでもあればチャレンジ可能ですが、単独では無理と判断して撤退しました。
 渡渉点までは夏道で木道もあり、まったく問題無し。

・ネズモチ平コース
 天気も良いので、行ける所までと西側の最短コースのネズモチ平登山口を目指す。車で行けるところまで進み、あとは歩き。標高750mあたりの林道から積雪あり。この時期、除雪作業があるが祝日なのでお休み中。
 ネズモチ平登山口は、もちろん雪の下。そこからはトレースが読み難く(日中の気温で雪が溶けている)、ピンクテープと木に書かれたペンキマークが頼り。
 しかし、標高1000mを超えて沢を渡ったあたりから、ピンクテープが急速に減少。次のテープが見つからず右往左往。読図をするも近づくブヨに落着いて作業できず。あれやこれやで時間切れとなり、標高1085mを最高到達点として撤退した。

その他周辺情報 道の駅いりひろせの近くにある、寿和温泉に入浴。露天風呂の600円を選択。本館は700円。
田子倉只見沢の駐車場。こちらは観光客用。休憩所、トイレあり。数台の車が停まっており、テントまで。沢山の登山者が居ると思いきや。
2016年05月03日 06:27撮影 by  Canon IXY 140, Canon
5/3 6:27
田子倉只見沢の駐車場。こちらは観光客用。休憩所、トイレあり。数台の車が停まっており、テントまで。沢山の登山者が居ると思いきや。
休憩所内部。新築です。
2016年05月03日 08:27撮影 by  Canon IXY 140, Canon
5/3 8:27
休憩所内部。新築です。
クマ注意の掲示があったので、熊鈴2個付けて行きました。
2016年05月03日 08:27撮影 by  Canon IXY 140, Canon
5/3 8:27
クマ注意の掲示があったので、熊鈴2個付けて行きました。
登山口駐車場は、只見線の線路を挟んだ向かい側。100台駐車可も誇張ではない。しかし、誰も居ない・・・。
2016年05月03日 06:37撮影 by  Canon IXY 140, Canon
5/3 6:37
登山口駐車場は、只見線の線路を挟んだ向かい側。100台駐車可も誇張ではない。しかし、誰も居ない・・・。
登山ポストは有るが、解放状態。中は空っぽ。
2016年05月03日 06:56撮影 by  Canon IXY 140, Canon
1
5/3 6:56
登山ポストは有るが、解放状態。中は空っぽ。
いざ出発。平和な木道を行く。
2016年05月03日 07:01撮影 by  Canon IXY 140, Canon
1
5/3 7:01
いざ出発。平和な木道を行く。
もうすぐ渡渉点。
2016年05月03日 07:13撮影 by  Canon IXY 140, Canon
5/3 7:13
もうすぐ渡渉点。
沢の向かいは大岩壁。右下に雪も残っている。
2016年05月03日 07:13撮影 by  Canon IXY 140, Canon
1
5/3 7:13
沢の向かいは大岩壁。右下に雪も残っている。
渡渉点に到着。が、橋が無い?
2016年05月03日 07:16撮影 by  Canon IXY 140, Canon
5/3 7:16
渡渉点に到着。が、橋が無い?
すぐ横に機材が置いてありました。まだ、設置されていません。
2016年05月03日 07:16撮影 by  Canon IXY 140, Canon
1
5/3 7:16
すぐ横に機材が置いてありました。まだ、設置されていません。
少し前までなら、左のスノーブリッジを伝って渡れたかも。しかし、今は無理。水量多く、流れは早い。靴を脱いでも渡れない。
2016年05月03日 07:50撮影 by  Canon IXY 140, Canon
2
5/3 7:50
少し前までなら、左のスノーブリッジを伝って渡れたかも。しかし、今は無理。水量多く、流れは早い。靴を脱いでも渡れない。
沢を少しさかのぼってみるが、渡れそうな地点無し。飛び移れそうな岩はあるが、下りで飛び降りは滑って不可。ドボンすると、流れが早くスノーブリッジに吸い込まれそう。
2016年05月03日 08:01撮影 by  Canon IXY 140, Canon
1
5/3 8:01
沢を少しさかのぼってみるが、渡れそうな地点無し。飛び移れそうな岩はあるが、下りで飛び降りは滑って不可。ドボンすると、流れが早くスノーブリッジに吸い込まれそう。
45分に渡って、渡渉点を探すも無理と判断。ここで撤退。さらば、浅草岳。
2016年05月03日 08:14撮影 by  Canon IXY 140, Canon
5/3 8:14
45分に渡って、渡渉点を探すも無理と判断。ここで撤退。さらば、浅草岳。
急遽、西側のネズモチ平登山口へ転進。行ける所まで行ってみよう。天気も良いし。で、延々進んで標高750mあたりで雪が現れる。前日登った3人組の足跡発見。
2016年05月03日 09:44撮影 by  Canon IXY 140, Canon
5/3 9:44
急遽、西側のネズモチ平登山口へ転進。行ける所まで行ってみよう。天気も良いし。で、延々進んで標高750mあたりで雪が現れる。前日登った3人組の足跡発見。
これは、楽勝と思ったのはネズモチ平登山口まで。
2016年05月03日 10:15撮影 by  Canon IXY 140, Canon
5/3 10:15
これは、楽勝と思ったのはネズモチ平登山口まで。
ネズモチ平登山口は広い駐車場。まだ雪の下。
2016年05月03日 10:22撮影 by  Canon IXY 140, Canon
5/3 10:22
ネズモチ平登山口は広い駐車場。まだ雪の下。
登山口の小屋。
2016年05月03日 10:22撮影 by  Canon IXY 140, Canon
5/3 10:22
登山口の小屋。
小屋の壁に案内図。
2016年05月03日 10:22撮影 by  Canon IXY 140, Canon
5/3 10:22
小屋の壁に案内図。
さて、登山口から進みます。
2016年05月03日 10:45撮影 by  Canon IXY 140, Canon
5/3 10:45
さて、登山口から進みます。
目指す浅草岳(おそらく前岳)が見えてきます。
2016年05月03日 10:46撮影 by  Canon IXY 140, Canon
1
5/3 10:46
目指す浅草岳(おそらく前岳)が見えてきます。
ここの渡渉は難なく。その先も、ピンクテープが上手くつながっている。
2016年05月03日 11:03撮影 by  Canon IXY 140, Canon
5/3 11:03
ここの渡渉は難なく。その先も、ピンクテープが上手くつながっている。
しかし、肝心なところにテープが見つからず。1085m地点で右往左往。
2016年05月03日 11:58撮影 by  Canon IXY 140, Canon
5/3 11:58
しかし、肝心なところにテープが見つからず。1085m地点で右往左往。
この2本の木についたペンキマークから先が難渋。
2016年05月03日 11:58撮影 by  Canon IXY 140, Canon
5/3 11:58
この2本の木についたペンキマークから先が難渋。
あたりを付けて雪面を登るが、次の印が見当たらない。
地図を広げてルーファイする間も、ブヨが押しかけて来る。
2016年05月03日 12:11撮影 by  Canon IXY 140, Canon
5/3 12:11
あたりを付けて雪面を登るが、次の印が見当たらない。
地図を広げてルーファイする間も、ブヨが押しかけて来る。
次のテープ発見まで15分掛かった。さらにその先も見当たらない。この調子ではとても登頂は無理。明るいうちに下山できないリスクは犯さない。ここで撤退。
2016年05月03日 12:11撮影 by  Canon IXY 140, Canon
2
5/3 12:11
次のテープ発見まで15分掛かった。さらにその先も見当たらない。この調子ではとても登頂は無理。明るいうちに下山できないリスクは犯さない。ここで撤退。
振り返ると、昨日登った守門岳。これを見れただけで良しとしよう。とっとと下ります。
2016年05月03日 12:13撮影 by  Canon IXY 140, Canon
1
5/3 12:13
振り返ると、昨日登った守門岳。これを見れただけで良しとしよう。とっとと下ります。
帰路に立ち寄ったムジナ沢登山口そばの駐車場も、登山の車は1台のみ。この日の浅草岳は登山者少なかったようです。ヤマレコでも入叶津登山口からの一件だけでした。(5/7現在の記録)
2016年05月03日 13:47撮影 by  Canon IXY 140, Canon
5/3 13:47
帰路に立ち寄ったムジナ沢登山口そばの駐車場も、登山の車は1台のみ。この日の浅草岳は登山者少なかったようです。ヤマレコでも入叶津登山口からの一件だけでした。(5/7現在の記録)
撮影機器:

感想

  4/29〜5/1まで4人で関西から妙高の別荘暮らし。その間に妙高山(途中敗退)、唐松岳(ゴンドラ休止で登れず)を目指したが、消化不良。
仕事で帰阪する仲間と別れた後は、5/2〜5/6の帰宅まで、一人で新潟の山を渡り歩いた。5/2は200名山の守門岳に登頂。

 この日は300名山の浅草岳。

 前日、守門岳でお会いしたグループにR252開通を教えてもらう。眺めの良い田子倉から登れそうとの情報を頂く。
 広い駐車場に着いたのは6時半過ぎ。他に一台の車も居ないので少し不安になりながらも、好天に感謝して出発。
 しかし、希望は20分後に消滅。なんと、流れの急な沢に本来あるはずの橋が無い。地図には仮設の橋と記載してあり、そばには橋の材料が転がっている。例年はR252がまだ開通する時期ではないので、橋の設置が遅れているのだろう。
 渡れる場所を探して45分間探索したが、諦めた。靴を脱いで渡れる深さではない。岩に飛びつけば何とかなりそうだが、下りで飛び降りは滑ってドボンの可能性大。流れは急で、転倒すればすぐ傍のスノーブリッジに巻き込まれて一巻の終わり。無理はしない。

 天気も良いので、西側の登山道目指して移動する。もちろん、この時間からの登頂はかなり無理。行ける所まで浅草岳に近づいてみよう。
 ネズモチ平登山口までも大変だったが、その先の雪面でルーファイに手間取り12時をもって撤退を決める。夏道を知っていれば何とかなるが、初見でテープもまばらな地帯に入れば時間が掛かる。また、好天で温かさに誘われてブヨが大量に寄ってくる。団扇ではじきながら、読図とテープ探しは忙しい。この時期、トレースが無い時はGPSが必要だろう。それに、虫よけ対策も。

 守門岳でお会いしたグループも、同日に田子倉から登る予定と言っていたが、駐車場には居なかった。きっと、昨日の宿で橋が無いとの情報を入手したのかも知れない。当方に連絡する術も無いので、もしかしたら心配しているかも。
 どの情報をチョイスするかは自己責任。今回は運が無かったとあきらめて、違う季節に再度浅草岳を目指したい。また、楽しみが増えた。

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:864人

コメント

まだコメントはありません
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。

ルートを登録する

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら