笠ヶ岳 周回ワンディ(五ノ沢経由)
- GPS
- --:--
- 距離
- 13.5km
- 登り
- 1,917m
- 下り
- 1,915m
コースタイム
- 山行
- 10:22
- 休憩
- 0:51
- 合計
- 11:13
3.23 1500m 穴毛谷1500m 沢靴デポ
4.52 1850m 五ノ沢出合い
6.20 2300m 五ノ沢核心部の滝
8.14 2654m 緑ノ笠
9.20 2897m 笠ガ岳山頂着
9.36 2897m 笠ガ岳山頂発
10.31 2750m 稜線2750ポコから杓子平へ
11.49 1950m 穴毛大滝
12.32 1500m 穴毛谷1500m 沢靴デポ
13.23 1100m 新穂高着
核心部は凍っていて際どかった。
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
穴毛谷は1500mから雪は繋がった 五ノ沢2300m核心部は滝が出ていて岩場は凍り付いていた |
その他周辺情報 | 新穂周辺で宿泊するならちろり庵へ是非!! |
写真
感想
深夜2時に新穂に待ち合わせして2時過ぎに兄ちゃん、大魔人の三人で新穂を出た.沢靴でスタートしたが穴毛谷は中々雪が出て来ない,暗闇の中1500mまで登り詰めてようやく雪が繋がり登山靴に履き替えた.4時を過ぎようやく薄明るくなって来た.五ノ沢目指してガシガシ登って行く.
1850m五ノ沢出合から傾斜は急に増して行く.ダブルアックスでアイゼンを軋ませて登り詰める.2300m核心部分は雪が切れ滝が出ていた.先頭の大魔人がこれは厳しいと合図を送る.滝を巻く岩場は凍り付いていた.確かにヤバイがここで初めてロープを出して大魔人がルートを切り開いて行く.滝に打たれてびしょ濡れになりながら何とか大魔人が突破、僕、兄ちゃんの順番でロープを頼りに辛うじて核心部分を切り抜けた.
もう皆びしょ濡れ、三番手の兄ちゃんはずっと滝に打たれていて寒いと震えていた.僕は三度目の五ノ沢だが毎回状況が異なっており今日はかなり厳しかった.五ノ沢を抜けると広々とした播隆平ようやく生きた心地がした。
目の前には緑ノ笠が見える、初登頂だ.皆本当に来て良かったとうっとり.振り返れば槍から穂高の大展望が見える.一旦下って最後笠を目指す.兄ちゃんを先頭にガシガシ登る.さあピークだ.貸し切りの笠です.山頂の展望は文句無し、遥か富士山や白山までこの感激を三人で共有した。
さあ写真を撮ったら帰ろう.帰りはより慎重に行く.杓子平経由で下りよう.杓子平は足スキーに尻セードを織り交ぜ一気に行く.ザイテンタールの下りはかなり気を使いアイゼンを履いて下りる事にした。穴毛大滝も全貌が出ていた、滝を過ぎて休憩したら新穂まで一気だ.1500mで沢靴に履き替えもう安全地帯.
堰堤をいくつも抜けて林道に合流、新穂が見えた.
今日も11時間の沢、雪、岩の総合格闘技だった.今日は本当にスリリングでした.もう五ノ沢はこれで終わりにします.
さすがですね。
一番の雪崩の危険地帯ですねそこ。僕も厳冬期何度も登ろうか?登らまいか?
(このルートじゃないですよ)
思い悩んだ日々が続いて、
天気が合わず、予定も会わず
結局今年はパスするとにしました。
雪の感じを見ると、ボチボチ安全に登れそうな時期が近づいてますね。
これ以上雪が融けると逆に五ノ沢は通過がさらに難しくなります.
抜けて播隆平に出た時の爽快感は格別です.
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