浅間山・弘法山
- GPS
- 06:35
- 距離
- 11.4km
- 登り
- 669m
- 下り
- 953m
コースタイム
- 山行
- 5:38
- 休憩
- 0:53
- 合計
- 6:31
過去天気図(気象庁) | 2016年05月の天気図 |
---|---|
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
蓑毛 |
写真
感想
GWとはいえ、祝日ではない平日は人が少ないので、6日の金曜日も山へ出かけることにした。
場所は、丹沢山系の大山の南に延びる稜線。蓑毛から大山に向かう途中の蓑毛越えから、そのまま稜線沿いに下ってしまうという実に安易なコースである。しかも、関東ふれあいの道として整備されており、快適な下山コースが楽しめそうである。
世間は十連休かと思いきや、小田急線の小田原行きは空いてはいるものの背広姿の人が目立つ。秦野からの蓑毛行きのバスも、休日は空いているのに(登山者のほとんどはヤビツ峠行きに乗るため)、平日の今日は乗客が多い。そのほとんどは、途中の中学校に通う学校関係者だった。
蓑毛まで乗車したのは、私以外に2組みのパーティーだけだったが、それは休日も同じ。例によって、ゆっくりと登り始める。途中の車道と交差する開けた場所で、コンビニで買った弁当を食べ、腹を満たす。しばらく、登り続けると、蓑毛越えと呼ばれる峠に出る。大山山頂を目指すコースと下社へ向かうコースがあるが、私は「浅間山・弘法山」と書かれたコースに向かう。ここからは、多少の登り返しがあるものの、基本的には下山するのみである。
浅間山には無線中継所があり、山頂が定かではない。中継所を過ぎた先の祠が山頂のようだ。そこから先は工事の跡が生々しく、コースが荒れているが、そのまま下り、本来のコースへと合流する。木々の緑に包まれた、よく整備されたコースを快適に下り続ける。かすかに富士山を望むことができた。
高取山にて、インスタントラーメンを作り、再び腹を満たす。展望は良さそうだが、あいにくの薄曇りのため、視界は良くない。腹も満腹になったところで、どこまで南下しようかと思案する。帰りのルートまでは、事前に決めていなかったのだ。「弘法山」という標識がよく目についたので、地図で調べてみることにした。かなり、先の方である。遠そうだが、もうひとつ気になることがあった。それは、走って登っていく学生たちの一団だ。おそらく東海大学の運動部の学生たちなのだろう。大学からここまで走ってきたということらしい。東海大学からここまでの道のりの間に、問題の弘法山があった。とすれば、弘法山を経由して、小田急線の東海大学前駅を目指しても、それほどで大変ではなさそうだ。
なだらかな下山路だが、結構疲れる。登り返しは、呼吸でリズムをつかめるので、いくらでも登れるが、下山はいつも呼吸のリズムを忘れてしまう。なかなか、足を踏み下ろせない。意識して呼吸し、同じタイミングで無理にでも足を出すようにする。多少、リズムが掴めて、調子よく、降れるようになる。だが、何かの拍子ですぐに忘れてしまう。また、思い出しては繰り返す。
ようやく弘法山だ。意外と立派なお堂が建てられていた。鐘もあり、広々としている。展望も良く、この天気でも、かすかに江ノ島を望むことができる。ここで、関東ふれあいの道ともお別れだ。意外にも、ここから先のコースが最高だった。しっかりとした登山路の脇に山ツツジが点々として咲き、明るい雰囲気に包まれた理想的な山路だ。いつしか道も舗装道路となり、登山も終わり。東名高速道路を横切れば、小田急線の東海大学前駅も目前だ。
以上
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する