大岳山 〜 奥の院のシロヤシオと新緑の大岳沢
- GPS
- 07:08
- 距離
- 11.3km
- 登り
- 778m
- 下り
- 1,250m
コースタイム
天候 | 晴れ |
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過去天気図(気象庁) | 2016年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
ケーブルカー 片道 590円 (往復 1,110円) 上養沢(鍾乳洞入口)から五日市駅 バス 480円 |
コース状況/ 危険箇所等 |
・大岳山頂付近は岩場の通過が数ヶ所あるので注意 ・大岳山荘〜鋸山分岐の間は切れ落ちたトラバースの道で落石の危険もあるので慎重に |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
日よけ帽子
着替え
靴
予備靴ひも
ザック
ザックカバー
昼ご飯
行動食
飲料
地図(地形図)
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ファーストエイドキット
常備薬
日焼け止め
保険証
携帯
時計
タオル
ツェルト
ナイフ
カメラ
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感想
山岳写真ASAのAさんと大岳山へ。
天気はまあまあだが、新緑の季節の日曜日なので電車もバスもケーブルカーも混雑。
この週末は御嶽神社の例大祭らしく、ケーブルカーを下りて神社の方へ歩いて行くと白装束の一団や天狗のお面を着けた人と行き違うので断って写真を撮らせて貰う。
御嶽神社への道の途中から長尾平へ出て、奥の院へ登って行く。気温が高いのでゆっくり登ってもすぐに汗が滲んでくる。
鎖場を過ぎ、シロヤシオを探して上を見ながら歩いてもなかなか見つからない。もう終わってしまったのかな、と不安になった時、前を歩いていた人が足を止めて頭上を仰ぐ。
あまり大規模ではないが、数本の株が淡く白い花を付けている。この後にも咲いているかどうか分からないので、二人で時間をかけて撮影する。
奥の院の山頂に着くと数人の先客が反対側の頂上直下に沢山シロヤシオが咲いているという。早速行ってみると確かに先ほどよりさらに見事な木が何本もあり、後から下りて来る登山客を先に下ろしながらここでも数十枚撮影。
あまり展望の良くない鍋割山を越え、芥場峠から登り返して大岳山へ向かう。前回来たのは数年前だが、岩場のトラバースがこんなにあったのはあまり記憶に残っていない。
今も休業中の大岳山荘に着いて短く休憩。展望台は足場に損傷ができたとのことで立ち入り禁止なのでギリギリ近くまで行って覗き込むと、霞んだ空の向こうにほんとに幽かに富士山が見える。
足もそろそろ怠くなってきたがもうひと踏ん張りして大岳山の頂上へ。雲はないが霞んであまり遠望が効かない。諦めて少し下った日陰に腰を下ろして昼食にする。
頂上にも随分多くの登山客がいて、新緑のこの季節に人気の山域であることが分かる。
40分余り休んだ後に頂上を出発し、一旦大岳山荘まで戻る。ここから馬頭刈尾根方面への道を進む。初めての道だが最初のうちは細くて足下がそこそこ切れ落ちたトラバースが続いて気を使う。
やがて尾根の上を歩くようになるとすぐに鋸山方面からの巻き道と合せ、平坦で快適な尾根道を暫く進む。大岳山荘から30分ほどで右に白倉方面への道を分けた後にすぐ大滝への分岐になり、ここを左へ下りて行く。
10分ほど下ると勾配がきつくなって、ほどなく大岳沢に沿って歩くようになる。
この沢筋については予備知識がなく特に期待することはなかったのだが、途中に小規模な段差や滝状の流れが幾つも現れてその度に足を止めて撮影する。
ちょうど日が西に回り込んで来て上流側から沢の流れを照らすようになり、下流から上流を振り返ると流れに光が反射して美しい。予想外の光景に時間の経つのを気にしながらもシャッターを押す手が止まらない。
やがて水の音が一段と高くなり、急傾斜の道を下りて行くと大滝が現れる。全体の高さは30mくらいだろうか。二段の滝の滝壺(垂る)からさらに数メートルの滝が流れ出る三段の滝。水量自体はそれほど多くないので滝壺の直下まで近づいて撮影できる。
バスの時間が近づいてきたので後ろ髪を引かれながら撮影を切り上げて先を急ぐ。大滝から数分で登山道が終わり車道に出る。
ここから2.5kmほど車道を歩く。途中にキャンプ場や大岳鍾乳洞などがあるが、今回は時間がないので見学を断念して通過する。
やがて養沢のバス道路に出てここが登山コースの終着。芥場峠からサルギ尾根を下りるコースもここに出てくるようだ。
15分ほどでやって来たバスで武蔵五日市の駅まで約30分。
好天の下、チェックポイントだったシロヤシオも撮影でき、予想外の美しい沢筋の景色も楽しめて収穫の多い山行だった。
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